家のドアを自動で閉めたい
子供がいると、こうしてほしいという願望をいとも簡単に打ち砕くじゃないですか。
そんなに大したことじゃないのに、何度言っても守ってもらえない。そんなルールがありますよね。
洗面所のドアを閉めろと何度言っても閉められず、玄関の電気を消せと言っても消してくれない。
こういう些細な決めごとが毎日のように守られないというストレスは結構バカにならないわけです。
電気は人感センサーで対応
何度言っても守られないルールを守らせるように教育するコストよりも、人感センサーのライトを導入したほうがずっと安く済むので人感センサーのライトに変えました。
人感センサーは人に反応して自動で点灯し、人がいなくなればライトが自動で消えてくれる優れモノです。
玄関のライトは、出かけるときと帰ってくる時のほんの限られた時間だけ点灯させるライトなわけですが、消し忘れるとずっと点灯しているという致命的な場所にあります。
家にいるときは気づいたときに消せるのでまだマシですが、出かけたときに消し忘れるとずっと点きっぱなしという恐ろしい事態になります。
数字(電気代)より気持ちの問題
ここで気になるのが電気代ですが、60wの白熱電球を1時間付けた場合ざっくり2円くらいなので、目くじら立てるような金額でないわけです。
だがしかし、消されるべき電気がずっと点いてるという状況がストレスなわけです。
そんなわけで玄関の電気をLEDの人感センサーライトに変更しました。
オーム(OHM) 電機 LED電球 レフランプ形 E17 40形相当 人感・明暗センサー付 昼光色 LDR4D-W/S-E17 9 06-3414 #680
1,227円 (税込)(Amazon参考価格)
【 特 長 】 ● 人が近づくと自動点灯、人感・明暗センサー付きLED電球 ● 周囲が暗いとき人が近づくと点灯します ● 人検知で自動点灯延長 ● 小形電球40W形相当の明るさ ● 配光角約90° ● 昼光色相当 ● 口金:E17 【 仕 様 】 ■ 寸法:全長…77mm、最大径…50mm ■ 質量:41g ■ 定格消費電力:4.3W ■ 待機時消費電力:0.1W ■ 全光束:477lm ■ エネルギー消費効率:110.9lm/W ■ 平均演色評価数:Ra83 ■ 定格寿命:40000h ※屋内用(屋外使
我が家の玄関のライトはへんな角度で設置されており、ついでに電球カバーまで点いてるめんどくさいタイプだったので、電球の角度を変えるアジャスターを追加しています。
横向きに点いてるソケットをこれを導入することで下向きにすることができます。
こちらのアジャスターはLED電球専用で、口金の大きさがE-17用になります。
アジャスターをつけると電球のカバーは取り付けられないので、むき出しで運用しております。
人感センサーの偉大さに洗面所にも導入する
毎日のように電気を消せと子供に言っていた不毛な日々から別れを告げることができた人感センサーライト!
これは素晴らしい商品だと私の中で盛り上がりまして、洗面所とトイレの電気も人感センサーに変更しました。
洗面所とトイレは口金の大きさが異なりE17になっています。
口金の大きさが異なるとソケットに入らないので、購入前にしっかり確認しておきましょう。
トイレと洗面所用に2つ欲しかったので2個セットのライトを購入しました。
これにより、電気消し忘れスポットベスト3の「玄関」「洗面所」「トイレ」が自動化されました。
QOL爆上げだぜ、と満足の日々を過ごしていたのですが、ここで新たな問題が発生します。
洗面所のドアを開けっ放しにされる問題
人感センサーの良いところは、人がそのエリアに入ると自動で点灯するわけですが、逆に言うと人が通ると電気が自動で点きます。
そのため、洗面所のドアが開いていると洗面所に入らなくても電気が自動で点いてしまうわけです。
点きっぱなしの電気が嫌で導入した人感センサーが、ドアを閉めないという理由で無駄に点灯してしまうと。
ドアを閉めれば解決するわけですが、冒頭で言った通り、閉めろといっても閉めないのでこの問題が発生するわけです。
ドアクローザーという商品を知る
自動でドアを閉めるなんて無理だよなぁと思っていたんですが、BOTを使えばなんかできるかなぁと思ってAmazonを検索していたら、もっと原始的な方法で自動でドアを閉める商品を発見しました。
収縮するワイヤーを用いてドアを閉めるという商品です。
金額もお安く、私の解決したい課題にドンピシャな商品でしたのでこちらを購入しました!
ドアクローザーの商品紹介
1,000円以下で自動でドアを閉めてくれるドアクローザーは、2個セットで売られていまして、1つで良かったんですが2つセットしかなかったのでこちらを購入しました。
オーディオファンというのはお店の名前で、オーディオ関連商品ではありません。
パッケージから中華の香りがプンプンしますが、とりあえず現状問題はありません。
パッケージを開封すると、それぞれが個別方法でまとまっています。
1つのパッケージを開封すると、ドアクローザー、ネジ、両面テープ、フックが付いています。
ドアクローザーを設置する方法が、両面テープ or ネジ止め になるので、どちらにも対応できるように両方入っていました。
このワイヤーをフックに引っかけて、ドアを開くとワイヤーが伸び、手を離すと自動で巻き戻るので、その力でドアが自動で閉まる、という仕組みです。
実際にドアクローザーを設置してみた
我が家は賃貸なのでネジ止めはできません。
両面テープの壁紙に張ると剥がれそうなのと、壁紙がデコボコしているので接着が難しそうだなと思いました。
で、考えた末に、ドアの角にアクリルの両面テープで固定する方法をとりました。
アクリルの両面テープは100均のダイソーで売っている、強粘着で張り跡が残りづらいという優れモノです。
フックにこのワイヤーを引っかけて設置完了です。
フックの向きは上でも下でも使えるんですが、ドアクローザーの位置がフックより上部にあるので、あえて下向きで設置してみました。
ワイヤーが伸びても外れることなくいい感じで、自動でドアが閉まります!
これにより、ドアが自動で閉まり、開けっ放しのドアのストレスと、人感センサーが無駄についてしまうという問題が解決されました。
ドアタイプのドアもですが、引き戸式のドアにも利用可能なドアクローザーです。
いい感じだったけど、フックが折れた
この状態で運用していたんですが、気づいたらドアに貼り付けていたフック部分が折れて吹っ飛んでました。
思いっきりドアを開くと結構なテンションがフックに発生するので、それに耐え切れず折れたっぽいです。
私が気づいたときには壊れていたので犯人と状況は不明なんですが。
壊れてしまったものはしょうがないので、フック部分を改良することにしました。
材料をダイソーで見繕って、フックの代わりを探して試してみたんですが、どうにもうまくいかず。
クローザーの位置を変えたり、100均で買ったフックを付けてみたり、試行錯誤しました。
ドアに何かをかぶせて対応しようと思っていたのですが、洗面所のドアは、ドアの下部には隙間があるのに、上部はほぼ隙間のない状態で、それもできず。
粘着性のフックじゃなくて紐で解決
色々考えた結果、フックだと外れる心配があるので、ドアをぐるりとスズランテープで巻いて、その中にワイヤーを通せば外れることはないだろうと思い付き実行しました。
ええ、見た目はもう、あきらめて、課題の解決に全振りした結果がこうです。
フック式の場合、ドアをひらっきぱなしにしたいときはワイヤーをフックから外すということが可能なのですが、スズランテープ式の場合はそういう融通は利きません。
その代わり、両面テープでドアを痛めることもなく、どうしても外したいときはスズランテープを外せば一応対応できます。
外れたときに両面テープから外して、設置位置をいろいろ実験してたんですが、結局元の位置がベストであるという結論になりました。
両面テープの数を増やして、ドアクローザー本体も絶対外れないようにガチガチに固定しています。
これでフックが壊れることも、外れることも無くなり、ドアが必ず閉まる環境を手に入れました!
中国製はちょっと不安という方には、国産商品も販売されています。ちょっと高いですが。
人を変えるよりも仕組みを考える方が簡単です
やってほしいことをやってもらえないからと、何度も根気よく伝えるほど辛抱強くない私は、こういうやり方で課題を解決するようにしています。
注意する側もされる側もどちらもストレスを感じるのなら、言わなくて済む方法を考える方が建設的ですからね。
人感センサーライトとドアクローザーのメリット
- 電気のON/OFFが全自動!
- 電気消し忘れ、ドア閉め忘れのストレスなし
- 工具不要で簡単に取り付け可能!