EarFun Air Pro4 1万円以下で購入できるワイヤレスイヤホン レビュー
EarFunの方よりワイヤレスイヤホン「Air Pro4」の執筆依頼と商品提供を受け、レビュー記事を書いております。
EarFunの人気モデル「Air Pro4」を全力でレビューしていきます。

EarFun Air Pro4特長
- 多機能で機能面に抜かりなし
- ANC(ノイキャン)対応 -50dB
- 外出時に使える充分なANC搭載
- バランスの取れたキレイな音
- 1万円以下の高コスパイヤホン
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EarFunという企業について
EarFunについて軽く調べてみました。
EarFunは、2018年に設立された中国・深圳を拠点とするオーディオブランドで、米国カリフォルニア州ウェストハリウッドにも拠点を持つグローバル企業です。同社は、Harman Audioなどの大手音響企業出身の専門家チームによって設立され、ワイヤレスイヤホンやスピーカーなどの製品を手掛けています。「Better Sound, Better Life(より良い音で、より良い生活を)」をスローガンに掲げ、最新技術を取り入れた高品質なオーディオ製品を提供しています。
ソース元:EarFun公式LinkedIn 他、複数の公式情報を元に日本語訳
中国の深圳(シンセン)は、中国のシリコンバレーとして名高いハイテク産業の中心地で、中国のハイテク企業がこの地に集まっています。
日本、アメリカ、ヨーロッパなど世界100ヵ国以上で展開しているグローバル企業です。
これくらいの販売網を持ってないと、コスパに優れたイヤホンの開発は難しいでしょうね。規模の経済が効いてコストを抑えられるという背景が感じられます。
企業の背景や企業努力は大事ですが、購入者として大事なのは商品の魅力です。そこを中心にレビューしていきたいと思います。
EarFun Air Pro4 商品スペックなど
EarFun Air Pro4は2024年7月29日発売の製品になります。
2025年4月現在からすると少し前に発売されたモデルになります。
こういうレビューは発売直後か少し前が多いわけですが、人気モデルで現在も販売好調なようでレビューのご依頼をいただいたんじゃないかと思います!
EarFun Air Pro4の商品外観
スペック紹介の前にビジュアルを先に出しておきます。
パッケージはスタンダードな箱のタイプです。

箱を開けると以下の物が入っています。

イヤホンとケース、USB Type-Cケーブル、イヤーチップ5種(1つは本体に装着済み)、説明書、保証書となります。

イヤーチップが5サイズと幅広く入っているので、大抵の人の耳にはマッチするんじゃないかと思います!
長方形の本体のケースにイヤホンが収められています。

イヤホン本体は渋い感じのダークブルーといった印象で、表面がすこーしざらついた感じの肌ざわりです。ラザラというより、微細なマット感のある塗装といった感じです。そうした質感の塗装が施されています。

落ちついたシックなデザインに仕上がっていますね。
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EarFun Air Pro4 商品スペック詳細
主だった機能と商品情報を以下の表にまとめました。
商品名 | EarFun Air Pro 4 |
---|---|
発売日 | 2024年7月29日 |
通常価格 | 9,900円 |
イヤホンタイプ | カナル型 |
重量 | 5.2g(イヤホン片側) |
本体重量 | 56g(ケース&イヤホン本体) |
充電ポート | USB Type-C |
防水性能 | IPX5(イヤホンのみ) |
通話利用 | 可能 |
イヤホン最大再生時間 | ANC ON時:約7.5時間 ANC OFF時:約11時間 |
本体最大再生時間 | ANC ON時:約35時間 ANC OFF時:約52時間 |
急速充電 | 対応 / 10分充電で最大2時間稼働 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
対応コーデック | aptx Lossless / aptx Adaptive / LDAC / SBC |
ゲームモード | 対応(50ms 低遅延) |
ノイズキャンセル | AI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリング(-50dB) |
通話用(CVC)ノイズキャンセル | 対応 |
外音取り込み | 対応 |
マルチポイント接続 | 対応 |
LE Audio | 対応 |
装着検出機能 | イヤホンを外すと自動停止 装着すると再生再開 |
多機能な万能型のワイヤレスイヤホン
EarFun Air Pro4は、1万円以下ながら様々な機能が備わっています。
特筆すべきポイントは、ワイヤレス充電と装着検出かなと思います。
私はワイヤレス充電器を持っていないので、USB-TypeCで充電してますが、置くだけで充電できる手軽さはいいですよね。
装着検出機能が何気に便利
装着検出機能は、イヤホンを耳から外すと自動で再生が止まり、耳につけると再生が始まる機能です。

イヤホンを耳から外すときって、色々あると思うんですが、電車に乗ってて、車内アナウンスが気になって外したりすると思うんですよ。降車駅だったけ?と。
で、あーまだ手前だったと、気づいて再び耳に入れると操作不要で再生が始まると。
ちょっとした便利さなんですが、こういうの好きです。
EarFun Air Pro4 音について
スマホとBluetooth接続を済ませて、音楽を聞いてみました。
第一印象は澄んだキレイな音、と感じました。
次いで感じたのがボーカルが聴き取りやすい。
歌をキレイに聞かせるイヤホンだなぁと思いました。
ただ、これは好みの問題だと思いますが、ボーカルに比べて伴奏の楽器音は少し控えめに感じられました。
ボーカルを引き立てるために、あえてその他の音域を抑え気味にしているのかもしれません。あくまで私の主観ですが。

言葉のニュアンスがなかなかに難しいのですが、聞こえてくる音の印象を音域ごとに切り分けて感じたことです。
聞こえる音全体のバランスはうまく整っているので、ボーカル主体の音楽を聞くにはちょうどよいとも感じました。
イコライザーで調整してみた
この辺の音の聞こえ方は好みと耳の状態に左右されると思いますので、アプリからイコライザーを使って調整してみました。
イコライザーのプリセットが色々ありますが、聴力に合わせてカスタムしてくれるカスタムイコライザーを利用してみました。

調整が終わったイコライザーをセットして聞いてみると、あー、この音いい!と思いましたよね。
イコライザの波形を見ると、中音域は良く聞こえていて、低音と高音がイマイチ聞こえてないのが形にでていますね。
年齢によって聞き分けられる周波数って微妙に変わるじゃないですか。
有名なやつでモスキート音は若者にしか聞こえないとか。
なので、聴力検査式イコライザーを利用することで、自分の耳に合わせて心地よい音を作ることができます。
イコライザーを最適化すると印象がガラッと変わりました
イコライザーを自分の耳に最適化すると、言葉を選ばずに伝えるとボーカル域以外の音域に少し物足りなさを感じていたのが、ちょうど良く聞こえます。
先に伝えていたキレイな音がそのままに、力強く響く重低音と澄み渡る高音が良く聞こえ自分の好みの音がなりました。
私はインスト音楽も聞くので、ボーカルレスな音楽を聞いたときに少し迫力に欠けるかなと正直感じたんですが、好みの音に調整するのは大事ですね。

EarFun Air Pro4機能面
EarFun Air Pro4の搭載されている機能に関してレビューしていきます。

ANC(アクティブ ノイズ キャンセル) ノイズキャンセル
ノイズキャンセル機能は、ひと昔前までは高級イヤホンの代名詞だった気がしますが、もはや1万円以下の値ごろ感のあるイヤホンにも標準装備されています。
搭載されているのは当たり前で、どこまでその効果があるのかが重要なポイントになっていますね。
EarFun Air Pro4のノイズキャンセルはカタログ表記で「-50dB」とかなり効果があります。
実際に利用していてもノイズキャンセル効果を実感できます。
ノイズキャンセルの種類をアプリから設定
ノイズキャンセルはアプリの設定で全5種類から選ぶことができます。

ディープANCモード、バランスANCモード、AI適応型ANCモード、AI聴覚適応型ANCモード、ウィンドウカットANCモードの5種類です。
- ディープANCモード
- 最も強いノイズ低減を提供いたします。(個人差によって、圧力を感じる場合は他のモードに切り替えてください)
- バランスANCモード
- ノイズ抑制が強すぎる場合にもたらした圧迫感をなくすことを考慮しながら、ディープANCモードの上で、より快適かつ強いノイズキャンセリングを提供します
- AI適応型ANCモード
- AIアルゴリズムによって、外部環境のノイズに合わせて、ノイズ低減の強さが自動的に調整します。
- AI聴覚適応型ANCモード
- AIアルゴリズムによって外耳道形状の個人差を考慮しながら、聴覚に対して最適なノイキャン効果を提供します。
- ウィンドウカットANC
- 風の強い環境あるいは地下鉄の駅などの場合にふさわしいです。イヤホンのマイクに当たる風切り音を低減します。
各モードの解説はアプリの解説から引用しております。
室内での利用だと、ウィンドウカットANC以外は違いがイマイチわからなかったです。
ウィンドウカットはマイクの風切り音を低減するという説明がある通り、ノイキャンの効果が少し薄くなる感じがありました。
マルチポイント
マルチポイントとは、1台のイヤホンで2台の端末と同時にペアリングし、手動で切り替えずにシームレスに接続を切り替えられる機能です。
たとえば、パソコンで音楽を聴いているときにスマホに電話がかかってきても、スマホで通話を開始すれば自動的にイヤホン側が切り替わり、そのまま使うことができます。
着信音の通知がイヤホンに来るかどうかは端末やアプリによって異なりますが、通話開始時の切り替えは非常にスムーズです。
なお「同時接続」といっても、両方の音が同時に聞こえるわけではありません。実際に音が聞こえるのは、メイン接続されている1台の端末のみです。
また、マルチポイント接続を利用する時はLDAC接続は使えなくなります。
再生時間と充電時間
イヤホン単独でANCをONにした状態での連続再生時間は約7.5時間となっており、充分な再生時間が確保されています。(音量や接続方法によって変わります)

音楽を聞くときは基本的にANCをONにしていると思うので、ANC ONの状態でもこれくらい持続してくれると安心感がありますね。
急速充電にも対応しているので、充電が切れてしまっても10分間の充電で最大2時間の稼働が可能です。
ワイヤレス充電にも対応しているのが嬉しいところ。

EarFun Air Pro4 対応コーデック
EarFun Air Pro4の対応コーデックは、aptx Lossless / aptx Adaptive / LDAC / SBC と主要&音質のいいコーデックはサポートされています!
私はLDAC対応のSONY Xperiaを使用しているので基本的にLDACで接続しています。
CD音質の「aptX Lossless」にも対応しているので、対応している端末を持っている人にはさらに良音で音楽を楽しむことも可能です!
私は持っていないのでLDAC。これでもいい音で聞こえるんで!
EarFun Air Pro4 充実の専用アプリ
EarFun Air Pro4は専用アプリを搭載しており、アプリから色々な機能を利用できます。
逆に言うと、アプリがないと機能のカスタマイズができないので、アプリインストールが必須と言えるかも。
アプリのインストールに会員登録は必要ないので、導入のハードルは低めです。
接続コーデックの設定
どのコーデックで接続するかをアプリから設定できます。

私はLDAC対応のスマホを使っているので、音楽を聞くときはLDACに設定しています。
ただ、ゲームモードやマルチポイントはLDACでは使えないので、音楽視聴で無い場合はQualcomm aptXにしています。
タッチコントロールのカスタマイズ
タッチコントロールのカスタマイズをアプリから行えます。
変更できる操作は左右それぞれのイヤホンに対して、シングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップ、長押しの4種類タッチをセットできます。

タッチに対してセットできる内容は以下の通りです。

音量の上げ下げ、曲の送りと戻し、一時停止、音声アシスタント、ゲームモード、ノイズコントロール、リダイヤルと、タッチの無効が設定できます。
右耳の長押しに音声アシスタントがデフォルトで設定されているのですが、私は音声アシスタントよりもゲームモードの方がよく使うので、そこをカスタムしておきました。
ゲームモードを割り当てないとアプリからしか発動できなくなりますから。
ゲームモードの切り替えはアプリから
ワイヤレスイヤホンに付き物なのが、映像と音声の遅延があります。
ワイヤレス接続だと有線と比べて遅延がどうしても発生するので、それを改善するためのモードとなります。

ゲームモードを利用する際は、LDAC接続が利用できないので、別のモードにする必要があります。
ゲームモード以外で動画を視聴すると、映像に比べて少し遅延を感じます。
そういうときにゲームモードに切り替えると、遅延解消されます!
カラーバリエーションが豊富です
EarFunの AirPro4は全5色のカラーバリエーションがあります。
このレビューで紹介しているのはブラックになります。
イヤホン本体に合わせてケースのカラーも変わるので、お気に入りのカラーを見つけてください!
クーポンはどの色でもご利用可能です!
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AirPro4 ブラック

AirPro4 ネイビー

AirPro4 パープル

AirPro4 ホワイト

AirPro4 光沢ホワイト

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⭐これまでのホワイトとの違いは、以前のホワイトは側面がシルバー仕上げでしたが、今回の新色はイヤホン全体が美しい白で統一されています。
時期にもよると思いますが、微妙に価格差があるのが悩ましいところですね。
EarFun Air Pro4 レビューまとめ
第一印象は、キレイな音ではあるけどちょっと物足りなさを感じたのですが、イヤホンの性能ではなく、自分の好みによるものが大きかったと。
イコライザーの設定でここまで感想が変わるのは意外でした。
後は、加齢による私の聴力がデフォルト設定とマッチしてなかったのかぁと思い知らされましたよね。
コーデックをLDACに設定し、ノイズキャンセルをONし、イコライザーを好みの設定に仕上げれば、良音を響かせてくれるイヤホンでした。

ちょっと気になった点でいうと、良音で多機能なんですが、LDAC接続で音質優先にして使うと、ちょっと接続が不安定なることがありました。
これは、接続優先というモードもあるので、気になる場合は接続優先を利用するといいかも。
1万円以下のイヤホンの充実度がすごい
1万円以下のイヤホンの性能向上がほんとーに目を見張るものがありますね。
価格と性能が良い意味であってない価格帯になっており、ユーザー視点でいうと、この価格帯のイヤホンが一番コスパがいいと思います。
ひと昔前のハイエンドモデルより機能面では圧倒的に良くなってますからね。
こんな人に特にオススメ
機能面で圧倒的に多機能なイヤホンに仕上がっています。
5種類のANC、コーデックなどの基本性能はもちろん、ワイヤレス充電、マルチポイント対応、着脱検知、Google Fast Pair、Auracastなど1つのイヤホンをマルチユースに使いたい方にオススメできます。
ゲームモードで映像視聴もゲームにも使えますし、マルチポイントをうまく活用すると、LINE通話とPCなどでの動画視聴の両使いにも便利ですね。
また音質面でもボーカルが聞き取りやすくキレイな音で聞かせてくれるので、幅広いユーザにオススメできます。
EarFun Air Pro4まとめ
- 機能面が充実なイヤホン
- 中音域が特に聞き取りやすい
- カラーバリエーションが豊富!
- 1万円以下で購入可能
- コスパ最高!