空気清浄機に加湿器がついたシャープ 加湿 空気清浄機 KI-RS50-W
加湿器を追加で購入しようと思っていたんですが、加湿器って個人的にまだ改善の余地がある製品だと思っています。
といいますのも、加湿器って色々な種類がありますが、覇権を取れる万能なスペックの加湿器があまりないんですよね。※個人の感想です
スチーム式は清潔でメンテナンスが楽な分、電気代が高く、その他の超音波式や気化式、ハイブリッド式はメンテナンスがめんどくさく、雑菌対策に手間がかかると。
雑菌対策と電気代がかからない、完璧な加湿器を待ち望んでいるのですが、まだ開発されていないので、オトクな加湿器を購入しようと思いました。
なので、私は空気清浄機に加湿機能のついたシャープの加湿空気清浄機 KI-RS50-Wを購入しました!
空気清浄してくれるなら雑菌対策にもなるんじゃないかと
シャープの加湿空気清浄機 KI-RS50-Wは、言わずと知れたプラズマクラスター搭載の空気清浄機に、気化式の加湿機能がついています。
気化式なので、加湿フィルターの交換や、水タンク回りの清掃のメンテナンスは必要になりますが、電気代はメーカー公表値で1日中加湿しても約3.3円とのこと。(静音運転時、電気代単価31円/kWh)
加湿が不要な時でも空気清浄機として使えますので、1年中使える点もありだなと。
さらにいうと、加湿器を導入する理由の1つに風邪やウィルスの抑制もありますから、それには空気清浄機がうってつけなわけです。
万が一加湿器から雑菌が発生しても、空気清浄機で浄化されるという、永久機関のようなシステムにも期待して、一体型を購入しました。
加湿+除湿+空気清浄機もある
シャープの空気清浄機は、加湿機能に加えて除湿機能も兼ね備えた1台3役の空気清浄機もあります。
除湿機能が付いているのはなかなかに魅力的なんですが、コンプレッサー方式の除湿機能で、デメリットとして音が大きいという点があります。
その代わりヒーターを使わないので電気代が抑えらえる方式の除湿です。
設置場所がリビング想定で、リビングにはエアコンがあるので、除湿はいいか、と考えてこちらはスルーしました。
シャープ加湿空気清浄機 KI-RS50-Wレビュー開始!
毎度のことながら、Amazonで購入しました。
SHARPの公式ホームページにはKI-RS50の型番は掲載されておらず、KI-TS50という似たような製品が掲載されています。
形も性能もそっくりで、違うの型番だけじゃないかと思うんですが、実際、型番が違うだけで中身は同じみたいです。
ついでにいうとKI-NS50という型番もありますが、それも型番違いで中身は同じみたいです。
よくあるAmazon限定品の型番かと思っていたのですが、過去モデルのページには掲載があったので、年度に併せて型番だけ更新しているみたいです。
プラズマクラスターの発生量が多い上位モデルもあります
シャープの空気清浄機はプラズマクラスターの発生量に応じて差別化がされていまして、「プラズマクラスターNEXT」「プラズマクラスター25000」「プラズマクラスター7000」の3種類があります。
プラズマクラスターの発生量が多いほど、空気清浄の機能が向上するため、高濃度なプラズマクラスターNEXTが最上位になっています。お値段も最上位です。
もちろん、プラズマクラスターの発生量以外にも、無線LAN対応だったり、加湿機能が強化されていたり、AIモニターがついてたり、色々強化されているので、上位機種を購入するメリットはあります!
高いので私は買いませんでした。
そこそこな大きさな空気清浄機です
購入したKI-RS-50は、プラズマクラスター25000のモデルになります。
プラズマクラスターは目に見えないからこれくらいでいいです。
大きさが横幅38.4cm、高さ61.9cm、奥行23cmとなります。
コンパクトではないですが、奥行は23cmとそこまで大きくないのでさほど邪魔には感じません。
加湿空気清浄機 KI-RS50のスペック一覧
加湿空気清浄機 KI-RS50のスペック表を公式サイトから転載しておきます。
浄化方式 | 「プラズマクラスター25000」空中浄化&フィルター浄化 |
---|---|
プラズマクラスター適用床面積(目安)※1 | 約13畳(約21m²) |
加湿方式 | 気化方式 |
加湿量 | 最大 600mL/h |
給水タンク容量 | 約2.7L |
待機時消費電力(W) | 約0.4 |
外形寸法(mm) | 幅384×奥行230×高さ619 |
質量(kg) | 約7.9 |
電源コード長さ(m) | 約1.8 |
フィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) |
ダブル脱臭フィルター(交換目安:約10年) | |
抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター※2 | |
独自気流 | コアンダフロー |
センサー | ニオイ/湿度/温度 |
モニター | デジタル温度・湿度・電気代モニター / きれいモニター |
※1商品を壁際に置いて、「中」運転時に部屋中央(床上1.2m)で25,000個/cm³のイオンが測定できる床面積の広さです。
※2<抗菌>●試験機関:(一財)ボーケン品質評価機構/SGS●試験方法:JIS Z 2801 フィルム密着法。●抗菌方法:後ろパネルネットに抗菌剤を含浸。●対象:後ろパネルネットに付着した菌。 ■試験結果:99%以上抗菌。 <防カビ>●試験機関:(一財)ボーケン品質評価機構●試験方法:JIS Z 2911 カビ抵抗性試験。●防カビ方法:後ろパネルネットに防カビ剤を含浸。●対象:後ろパネルネットに付着したカビ菌。■試験結果:菌糸の発育が認められない。
フィルターを取り出して取り付けます
届いた空気清浄機はフィルターがついていないので、自分で取り付ける必要があります。
ビニールを剥がして、説明書にしたがってはめ込むだけなので特に難しい点などはありません。
このフィルターは10年間交換不要とのことで、フィルターよりも先に本体が壊れそうな気もしますが、長持ちしてくれるので助かります!
スイッチなどは上部に有りまして、そんなに難しくもなく、左から、表示切替、加湿の有りなし、風量の切り替え、パワフルモード、電源ボタンの5種類が備わっています。
背面を空けてフィルターを取り付けます。
フィルターを取り付ける前の写真です。
青い円形の物体が加湿フィルターになります。
フィルターの後ろにフィルターがあって、フィルターを取り付けてふたを閉めるとこんな感じになります。
シャープの公式サイトからフィルターの構造を転載するとこんな感じの3層構造になります。
こんな感じでフィルターを取り付ければ準備完了です。空気清浄機としては。
加湿器として使うので水をいれるよ
夏場のようなジメジメした季節は加湿機能は使わないですが、現在は空気の乾燥している冬なので、ここに水を入れて加湿器として活用します。
加湿器の給水タンクは本体の左側にあります。
くぼみに手をかけて開くと給水タンクが取り外せます。
開けると持ち手がいい感じで出てくるので、それを掴んで給水して、ここに戻すと加湿してくれます。
給水タンクを外すと、下側にトレーがありまして、そこに水がたまり、加湿フィルターに水がしみこみ、空気で気化して加湿する仕組みです。
トレーを引っ張ると取り外しができるので、引っこ抜いて水洗いが可能です。
お手入れの頻度は公式サイトによると、1ヵ月に1回程度、加湿フィルターとトレーを水洗いするようにとあります。
加湿フィルターはケースに入っていますが、分解して洗うと形が崩れ、加湿性能が落ちるので、分解して洗わないようにと注意書きがあります。
こんな感じで空気清浄機+加湿器の準備は完了です!
実際に使ってみての感想、思うこと
私は空気清浄機自体がはじめての購入なのですが、加湿機能をつけると結構、風量がつよくなります。
それに伴い、音もそこそこな大きさです。うるさくはないけど、稼働してるのがわかる程度の音がします。
ちなみに、風量設定は基本「自動」にしています。
試しに、パワフル集塵モードにしたらもっとうるさくなりました。
パワフル集じんモードは、マジでパワフルで暴走モードと名づけても良いほどパワフルになります。
加湿性能はそこまで高くないような感じ
本体に湿度が測れるモニターがついているのですが、そこの湿度と部屋においてある湿度計の湿度にけっこうな差がでます。
空気清浄機本体についてる湿度計は結構高めに表示される印象です。
湿度って、測る場所で結構大きく変わるのでそこはあまり気にしてないんですが、部屋の湿度計が54%を超えることはあんまりないくらいの湿度になります。
使用している部屋の大きさが9.5帖で、ダイニングキッチンと、ふすまで仕切られた和室が隣接しており、閉じられた空間ではないため、湿度が上がりきることはなさそうです。
とはいえ、40%~50%の間の湿度までは調整できているので、問題はありません。
適正な湿度は40%~60%と言われていますからね。
思ったより風が強く当たると寒い
今は冬場ということもありますが、空気清浄機からでてくる風が思っていたより強く、風の吹き出し口の真向かいにいると、寒さを感じることもあります。
↑こっちのキレイな空気が出てそうな吹き出し口はそこまで強力な風は出てこないんですが、背面の吹き出し口からなかなかの風量がでてきます。
↑こっちの吹き出し口が強い。
風を弱くすればいいんですけど、加湿+風量自動だと湿度がいい感じになるまで結構な強さが続くんですよ。
なので吹き出し口を自分に向けないように使っています。
音や風量が気になるときは静音にすると静かです
風量や稼働音が気になるときは、風量調節で「静音」にするとまったく気にならなくなります。
このへんは清浄効果とのトレードオフなので、基本的に自動で運用しております。
加湿器の水は約1日持つか持たないか
加湿器に入れられる水の量は2.7L入ります。そこそこな量が入ります。
加湿量は600mLになります。
私の場合、半日くらいの稼働ですが、1日に1回水を補充するような感じになります。
交換部品について 加湿フィルター
空気清浄機のフィルターは10年もつとのことですが、加湿フィルターも目安として1日8時間稼働で10年使えるそうです。
このタイプのフィルターはカルキや変色がおきるので汚れや型崩れがしたら交換した方がよさそうです。
Ag+イオンカートリッジ
銀イオンの力で水を清潔に保ってくれるイオンカートリッジです。
こちらはフィルターと違って、目に見える劣化がわかりづらい部品ですが、1年間を目安に交換するといいそうです。
純正品でもさほど高いものではないので、加湿器のシーズンの始まりに新しいものを買う感じがよさそうです。
空気清浄機のフィルター セット
空気清浄機のフィルターの交換パーツはこちら。
長持ちするみたいなんで、まだ先になりそうですが、こちらも汚れや匂いが気になり始めたら交換を考えるといいみたいですね。
メリットは感じづらいけど多分いいんじゃないですかね
空気清浄機もプラズマクラスターも、湿度も効果を感じづらいので、導入したから劇的になにかが変わったということは特にありません。
逆に言うと、目に見えないウィルスや、ホコリ、匂いなどが軽減されているのは間違いないので、そういう意味では導入してよかったと思います。
落ち着いたとはいえ、コロナやインフルエンザなどの感染症は、毎年のように流行りますから。
あと、我が家はラグを敷いているので、結構ほこりが気になってまして、ホコリ汚れがすぐにたまるんですよね。(実際、ラグとの因果関係があるのかは不明ですが)
そういったホコリも空気清浄機の力で軽減できるといいなぁと思います。
あとは、私はそんなにひどくないのですが、奥さんが花粉症なので、花粉の季節でどれくらい効果を感じられるかですね。
加湿 空気清浄機 KI-RS50-W 良いところまとめ
- 加湿器と空気清浄機が1つでまかなえる
- 金額も高すぎずコスパ良し
- 交換品もリーズナブル
- キレイな空気は感じずらいけど多分いい!