幕末志士の辞世の句

幕末志士の辞世の句

幕末志士の辞世の句

#39 幕末志士 辞世の句

歴史・社会

戦国時代から、200年以上も続いた徳川幕府の時代を終わらせた、幕末の志士たちが残した辞世の句を紹介いたします。 戦国の辞世の句と比べると、国を思った詩だったり、花鳥風月を織り交ぜた少しきれいな歌が多いように感じます。

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幕末の志士が詠んだ辞世の句

江戸時代の徳川幕府の終わり「幕末」の志士たちと幕臣が詠んだ辞世の句を紹介します。

吉田 松陰
身はたとえ 武蔵の野辺に くちぬとも 留め置かまし 大和魂
坂本 竜馬
世の中の 人は何とも云はばいへ わがなすことは われのみぞ知る
※辞世の句ではない
武市 瑞山
ふたたひと 還らぬ歳を はかなくも 今は惜しまぬ 身となりにけり
高杉 晋作
おもしろき こともなき世をおもしろく
すみなすものは 心なりけり
※下の句(読み人:野村望東尼)
西郷 隆盛
ふたつなき 道にこの身を 捨小船 波たたばとて 風吹かばとて
木戸 孝允(桂 小五郎)
さつきやみ あやめわかたぬ 浮世の中に なくは私しとほととぎす
吉田 稔麿
結べども 又結べども 黒髪の 乱れそめにし世をいかにせん
吉村 寅太郎
吉野山 風に乱るる もみじ葉は 我が振る太刀の 血煙と見よ
岡田 以蔵
君が為め 尽くす心は 水の泡 消えにし後は 澄みわたる空
近藤 勇
孤軍たすけ絶えて俘囚となる 顧みて君恩を思えば涙さらに流る
一片の丹衷よく節に殉ず 雎陽千古これ吾がともがしら
他になびき今日また何をか言わん 義を取り生を捨つるは吾が尊ぶ所
快く受けん電光三尺の剣 只まさに一死をもって君恩に報いん
芹沢 鴨
雪霜に 色よく花の さきがけて 散りても後に 匂ふ梅が香
土方 歳三
たとひ身は 蝦夷の島根に 朽ちるとも 魂は東の 君やまもらん
早き瀬に 力足らぬや 下り鮎
沖田 総司
動かねば 闇にへだつや 花と水
清河 八郎
魁けて またさきがけん 死出の山 迷ひはせまじ すめらぎの道
山岡 鉄舟
腹痛や 苦しき中に 明けがらす
徳川 慶喜
この世をば しばしの夢と 聞きたれど おもへば長き 月日なりけり

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