在日ファンクとは日本で在りながらのファンクバンド
在日ファンクと聞いて、在日の人が歌っているんだと勝手に思ってました。ファンクと言っているのに勝手にヒップホップだと思っていました。そして、在日であることに対する反骨精神的なものをうたっているんだと思いました。全然違う!全部ちがう!
在日ファンクという名前は先述したように、前から知っていたようなんですが、音は聞いたことがなくて、実際聞くことになったきっかけは、スペシャルアザースというインストバンド。スペアザが最近歌入りのコラボアルバムを出しまして、その中で「かませ犬」という歌のボーカルをとっているのがこの在日ファンクのボーカル、ハマケンこと「浜野謙太」さん。面白い人で有名らしい。
SAKEROCKと在日ファンク
在日ファンクを語る前に、サケロックに触れなければならないのである。ハマケンはサケロックのトロンボーン奏者であるため。
サケロックも聞いたことがあるというか、ツタヤでレンタルして聞いてたのに、メンバーとか気にしてなかったので全然知らなかった。ちなみにサケロックには今をトキメクの「星野源」がいる。サケロックはもう解散してしまった。
サケロックのトロンボーンのハマケンと言われても、CDを聞いただけなのでキャラクターとか全然知らなかったので、全然ピンと来なかったんですわ。そもそもハマケンという呼び名すら知らなかったわけで。
でね、さらに述べると「ファンク」って言われてもなんとなくしか知らなかったんですよ。ズボンズくらいしか聞いたことなかったかな。この在日ファンクを聞くと、これがファンクかと思えます。言葉で表せないこの感じ。ファンクで有名な曲といえば「ゲラッパ!」なのです。タイトルかどうか定かではないが、「ゲラッパ ゲラウラ」というあれです。JBことジェームス・ブラウン。これもゲラッパと名前と愛称(JB)しか知らないわけですが、そんな感じですよ。
ダンボール肉まんと在日ファンク
在日ファンクは世界観が独特で、悪ノリな感じな曲をソウルフルに歌い上げるスタイル。「ダンボール肉まん」という曲があるんですけど、タイトルからしてやばいんですが
ダンボール肉まん
ダンボール肉まん混じりっ気の無い 肉などいらない
おまえが最後におれに残した言葉混じりっ気の無い おれには分からない
豚も牛も鶏も ダンボールの違いもだからダンボール肉まん
在日ファンク:ダンボール肉まん より歌詞一部引用
ダンボール肉まん
混じりっ気の無い肉などいらない で心をつかまれてしまいました。何言ってんだこいつはと。
ダンボールを、「ゲラッパ!」のような歌い方で繰り返し歌うわけですよ、だんヴぉ~る、肉まんっ!と。
そこからの、「混じりっ気のない 肉などいらない」
コミックソングのように思われるかもしれませんが、そんなことはなく、普通に聞いてて心地よいのです。
ハマケンさんのキメ顔とYoutube
そんで、どんな顔して歌ってるのかなと気になってYoutubeで探したら。
ハッチポッチステーションでおなじみの人が混じってる。100万回も再生されてるし。
これ、Youtubeでレコメンドされるまで気づきませんでした。グッチ裕三さんに似ていることに。どういうレコメンドででてきたのが気になるところですが、在日ファンクとは関係ないので深くは触れずに。
ノリは悪ノリなんですが、歌い方とバックの音楽とダンスがカッコいいんですよ。これは本当に。Youtube張っておきますので、良かったら。
愛されキャラのハマケンさん
ハマケンさんの愛されキャラぶりはハマケンさんを良く知らない自分にも伝わってくるようなレビューを見つけたので、それを紹介して終わりたいとおもいます。
このレビューはハマケンさんがトロンボーンを務めているサケロックの最後のアルバムのAmazonのレビューです。