希望と絶望の対比を魔法少女でくるんだ奥深い作品

魔法少女まどか☆マギカという名前が誤解を生みそうな素晴らしい作品があります。魔法少女という強烈なメタファーのせいで誤解をしていました。

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  • 魔法少女まどか☆マギカという素晴らしい作品があります。魔法少女という強烈なメタファーのせいで、誤解をしていました。 かわいい魔女っ娘が仲間と力を合わせて悪いやつをやっつける、そんな話だと。この話はそんなハッピーでお気楽な話じゃないんですね

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魔法少女というタイトルに騙された

「魔法少女」といわれると裸のシルエットの見える変身シーンがあって、よくわからないマスコットキャラがいて、授けられた不思議な力でなにかしらの問題を解決していく、というのがテンプレなわけですね。私の中の魔法少女のテンプレは「エスパー魔美」なのかも。
魔法少女まどかマギカもいわゆる魔法少女のテンプレに沿った設定で、最初の1話、2話は取り立てて取り上げる話もなく、淡々と進んでいきます。

第3話の「もう何も怖くない」で話が一気に動き出します。魔法少女の一人が死ぬんです。今だかつて、主人公側のキャラがこんなにあっさりと死ぬというシーンを見たことがないので、「えっ」という感じでした。そのうち生き返るんだろうと思っていたけど、死んだままストーリは展開していきます。

ダークファンタジーともいわれるまどかマギカ

人が死んだままストーリーが展開していくと当然、重く暗い話になっていくわけですが、全編通してそんな感じで進んでいきます。まどかマギカがダークファンタジーといわれる所以です。

私はまどかマギカというアニメは名前は知っていたけど、今まで見たことがありませんでした。アマゾンプライムで無料で見れたので、見てみようかという軽い気持ちで視聴したんです。最初の1話、2話は正直、面白さが感じられなかったんですが、3話目から一気に引き込まれていきました。

4話から最終話の12話まで一気に見てしまいました。1話が約24分でオープニングとエンディングの歌を早送りするとテンポ良く見れるのであっという間に見終わってしまいます。

ネタバレ注意!感じたことを優先して書かせていただきます

ここからネタバレを含んだ感想を書かせていただきますので、これから見ようと思う方はご注意ください。なるべく遠回しに書きたいと思いますが、自分の感想を伝えることを優先させてもらいます。

ここで書くことは私の主観で、製作者の方が公式に発表している見解でありません。ひとそれぞれ受け止め方は自由だと思いますので、私の受け止め方の感想です。

対比表現とストーリーテリングが巧みな物語

まどかマギカの作品を通してのメッセージが「対比」にあると感じました。希望と絶望、理想と現実、本音と強がり、生と死。特に希望と絶望。ここの対比表現がすごくうまい。

魔法少女という非現実的なストーリ。キュウベエという感情が理解できないキャラクターを使って、冷たい現実を突きつける。人間のやっていることと、キュウベエが行っている所業のなにが違うのかと残酷なまでに少女に突きつけるわけです。契約したのはお前らだろ、契約条件を確認しなかったのはお前らの落ち度だと。

どんな願いでもかなえてあげる代わりに、死ぬまで魔女と戦い続ける運命を気づかれずに契約させる。現実世界でもそうですが、甘い話を持ってくる奴には裏があるわけです。

暁美ほむらと鹿目まどかの共栄共存の関係

暁美ほむらという魔法少女が、主人公の鹿目まどかの運命を変えるためにいろいろな方法を模索して、何度も何度も挑み続ける。
最初は病弱で不器用で弱々しい女の子だったほむらが、経験を積み重ねて身体能力も精神力も戦闘力も上がっていく。この辺の表現に気づいたときにひとつの疑問が生じました。
経験値は重ねていくけど年齢は重ねていないのかな、と。

ほむらが死ぬときは抗えない運命に絶望したとき。まどかが死ぬときは、ほむらが絶望したとき。ここの相互関係と時間軸が絶妙で、いろいろ考えさせられます。
視聴者視点で少しずつ明かされていくほむらの秘密がなんとなくこうなんじゃないか、と思いながらやっぱりそうかと気づいたとき、第一話の始まりとつながったとき、製作者のストーリーテリングのうまさを感じます。

見せるべきところと見せないところ

謎を謎のまま投げっぱなしにすることなく、解説臭くならない見せ方で視聴者を納得させる。月並みな言い方をすれば、伏線の張り方と回収が巧みなんです。全てを解き明かすわけではなく、視聴者がしりたいであろう疑問にはしっかり答えるところ。
説明しすぎると回りくどくなるし、不足しているとストレスになる、そのサジ加減が絶妙。

個人的には「まどか」の魔法少女になるための願いがなんだったのか気になります。最後の願いはわかりますが、その他の願いがなんだったのかなぁと。

あと、ネーミングがいいです。「ワルプルギスの夜」
キャッチーでかわいらしさがあって、なんとなく悪役っぽいネーミング。ネタ元があるのかと思ってググったらヨーロッパのお祭りの名前なんですね。ヴァルプルギスの夜という。

ストーリのほとんどが鬱展開なんですけど、不思議と惹き込まれるんです。魔女のぶっとんだキャラクターデザインもなんだか魅力的。

アニメだから見ないという選択肢は捨てたほうが人生楽しいと思います

アニメというだけで興味を持たない人もたくさんいると思います。でもね、たったそれだけの理由でそんなつまらない理由で、こういった素晴らしい作品をスルーすることは、非常にもったいないことです。

偏見や思い込みを捨てて、魔法少女まどかマギカを見てもらうと万人に楽しんでもらえる物語なんじゃないかと思います。とはいえ、魔法少女のアニメが面白いと人に勧めるのはなかなかに勇気が入りますね。世の中差別と偏見に満ち溢れてますから。

劇場版があるので今度はそっちを見たいと思います。

魔法少女まどか☆マギカ

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