Amazon Kindle Unlimitedお試し3ヵ月体験が終了
アマゾンの書籍読み放題サービス「Amazon Kindle Unlimited」を期間限定で実施していた3か月299円サービスを10月に申し込みまして2019年1月でサービス期間が終了しました。
期間終了後も有料(月額980円)でサービスの継続はできますが、私はいったん終了することにしました。
期間中、ひたすら漫画を読んでいたわけですが、スキマ時間に利用するので、その間に動画を全然見る時間がなくなりまして、980円ならいつでも変わらない金額なので、いったん解約しようと。
Amazon Kindle Unlimited利用してみた感想・レビュー
アンリミテッドに申し込んだときに一度感想UPしているんですが、いろいろな漫画を読めて楽しかったです。3ヵ月299円の価値は存分にありました。980円でも全然OKな満足度でした。
時間があったらひたすら漫画を読む3ヵ月間でした。前回に引き続き、アマゾンアンリミテッドで読める漫画レビューをしたいと思います!
記伊孝さんの2作品が超オススメ
あ、アマゾン アンリミテッド解約したら無料で読めなくなるのか。新刊が出たら契約しなおそう。この漫画がアンリミテッドで読めるというだけでアンリミテッドを申し込む価値がありますよ。
アニウッド大通り アニメ監督一家物語
アニメ監督の生業としているお父さんを持つ一家のお話。昭和のころの話で、なつかしさも感じられてほのぼのするお話。と見せかけてすさまじい熱量の込められたマンガです。
クリエイターの執念を漫画にしたお話で、それを表現するマンガ家さんの熱量が凄いと思う。その背景には宮崎駿さんの元で教えられてきたということがオマケ漫画で知れます。
面白いから絶対読んだほうがいい漫画です。ちなみに現在も連載中です。
インクリング・アリス
こちらも記伊孝さん作の漫画。書き込み量が凄いですよね。表現力が凄い。アリスという女の子が主人公の魔法が使える、ハリーポッターのような世界観の漫画。(ハリーポッターそんなに詳しくないので全然違っていたらスミマセン)
塀内夏子さんの多くの漫画 イカロスの山
塀内夏子さんの漫画はマガジンで連載しているころに読んでいました。Jドリーム。
塀内さんの漫画は底抜けに明るい、というお話はあまりなく、逆境をどう乗り越えて今を生きるか、というのが主題にある気がする。どの漫画でも共通している。
ここで紹介するイカロスの山は登山家のお話で、今まで発見されていなかった山が見つかり、その山に登頂するお話。
命掛けの登山で、文字通り命を落とすか落とさないかのキワキワでの二人のやり取りが必見。ただ、各巻の巻末に作者のあとがきがあるんですが、そこで軽いネタバレがされているので、あとがきは読み終わるまで読まないほうがいいです。
塀内さんの漫画はほとんどがアンリミテッドで読むことができます。「オフサイド」「Jドリーム」「コラソン」の王道サッカー漫画から、「フィフティーン・ラブ」「涙のバレーボール」などの昔の作品、短編集などが盛りだくさんです。
将太の寿司
ミスター味っ子で一世を風靡した、寺沢大介先生の寿司職人の話!
不幸というか、辛い境遇にぶち当たるんだけどたゆまぬ努力で、困難に打ち克つ話。
寿司のネタ(ダブルミーニング)でこんなにストーリを広げられるのはすごいと思う。
こちら合本となっていて、一冊で単行本3~4冊分の内容になっているので、オトク感があります。
アンリミテッドだから無料なんだけど、ダウンロード回数が減るのでうれしい。
猛き黄金の国 道三
サラリーマン金太郎でおなじみの本宮 ひろ志さんの一冊。
サラリーマン金太郎もアンリミテッドで読めるんだけど、有名なのであえてマイナーなこちらを紹介。
戦国武将の斎藤道三の話。
道三の名前の由来や、油売りから身を起こしたというその素性などを描いたおもしろい話!
斎藤道三がいかにして戦国大名になったのか、信長とのからみなど、斎藤道三の一生を描いた話。
歴史好きな人にはオススメできます。
他にも本宮ひろ志さんの名作の多くがアンリミテッドで読めます。
義風堂々 前田慶次月語り
前田慶次の文字と原哲夫の名前があったら、読まないわけにはいかないでしょ。と、単行本を買ってよく見てみると、原哲夫「原作」、なっており、原さん作画してないやないか!とがっかりして読むのを辞めたことのある一冊でした。
アンリミテッドで読めるということで読み直した一冊です。
作画の武村勇治さんの絵は、原哲夫さんの絵に非常に近く、違和感なく楽しめます。昔は楽しめなかったんですけどね、がっかり感が強すぎて。
物語の内容は慶次が月に向かって直江兼続の思い出を語るという流れで、直江兼続が主人公の話です。樋口与六と名乗っていた時代からの話で、兼続は実は上杉謙信の子供だったという秘事を中心に、兼続の活躍が綴られる物語。
月語りの続編で酒語りがありますが、そっちもアンリミテッドで読めます。さらにその続編の花語りもアンリミテッドで読めますが、3巻まで。続きは有料になるので、そこまでしか読んでいません。
花語りから作画担当が変更になっているのですが、なんででしょうかね。
コンシェルジュ 3シリーズ
ホテルの接客担当のコンシェルジュのお話。伝説のコンシェルジュと呼ばれた最上さんと、新入社員の川口涼子がコンシェルジュとして成長していくお話。
コンシェルジュのいるホテルに泊まったこともなく、あったとしても利用したことのないコンシェルジュ。一言でいうと何でも屋で、お客様の様々なお悩みを解決していくお話。
お客様に寄り添うとはどういうことか、人を感動させるとはどういうことかがよくわかる漫画です。
コンシェルジュは3シリーズありまして、このコンシェルジュ、続編の「コンシェルジュ プラチナム」「コンシェルジュ インペリアル」があり、すべてをアマゾンアンリミテッドで無料で読むことができます。
とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話
漫画家さんと編集。漫画を作るうえで欠かせない二者ですが、時としてうまくいかない場合もあるみたいですね。それはベテランの作家さんでも新人の作家さんでも。人間同士なので、いろいろあるわけですね。
そんなうまくいかない作家さんと編集さんのドキュメンタリー。
作者視点で実際に起こった話の経緯などがまとめられたマンガで、問題勃発当時にネットメディアを含めていろいろと起きていたようですが、そのリアルタイムの話は私は知りませんでした。このマンガのタイトルでググると、漫画でてきたお話の一片が、かかわっていたメディアさんの記事などで読むことができます。
鑑識女子の葉山さん
天才と言われた鑑識官の娘さんが、鑑識の技術を使って色々な問題を解決していくお話。問題と言っても殺人事件のようなものではなく、死んでしまった人が自殺だったのか、事故だったのかを調べたり、お化けが出るといわれた正体を突き止めたりといったヒューマンドラマ。
斬殺者
巨人の星や、あしたのジョーの原作でおなじみの梶原一騎さんが原作の時代劇漫画。
無門鬼千代という外道剣を使う侍と、二天一流の宮本武蔵の話。
外道と呼ばれようと強ければよい、とにかく勝ちを見出す剣の使い手「無門」が、他人のために限りない慈しみを与えるキリスト教徒のロザリアお吟をさらって犯そうとする話で、殺伐としている話の中、宮本武蔵の史実(真偽はさておき)を交えながら、出世していく話。
残虐な描写もあり、劇画のタッチなので読む人の好みが分かれると思うけど結構面白かったです。
骨董屋優子
骨董屋の跡取り娘の優子が骨董品を通じていろいろな人や事に触れていくヒューマンストーリー。
美味しんぼが料理を通じて事を進めるように、骨董品を通じて話が進んでいく。恋愛の話もあり。審美眼の持ち方が独特で感性で感じる優子。
全5巻でまとまっており読みやすい。骨董品の描写の絵がうまい。陶芸家の心理描写が奥深くて好きでした。
Amazon キンドルアンリミテッドのまとめ
3ヵ月間にわたって利用してきたアマゾン キンドル アンリミテッドのお試し3か月間が終了しました。私はマンガが好きなので漫画ばかり読んでいましたが、ちょこちょことその他の本も読みました。
が、期間が限られているので多くの本を読みたいと思うとやっぱり漫画が一番効率が良いんですよね。すぐ読めるし。
前回も書きましたが無料と言われると、普段から読もうと思っていない本でも読んでしまいますね。聞いたことある作者の本とか、全然知らないけどとりあえず読んでみるかと思ったり。読書する良いきっかけになりました。
私はキンドルペーパーホワイトも持っておりますが、スマホでずっと読んでました。専用アプリでいつでも読めるのが気軽で良いです。
今回は特別キャンペーンで3か月298円で利用できたので申し込み、その期間をもって終了しましたが、しばらくしたらまた利用してもよいかなと思ってます。
というのも、アンリミテッドで読める本は期間によって内容が変わるので、ずーっと継続するというよりも、読みたいものがあったり、なにかきっかけがあったら短期間で利用するのが一番良い気がします。
最低利用期間もなく(実質1ヵ月だけど)、楽しめますからね。キンドルアンリミテッドで読める本が2冊以上あったら入会してもいいかと思います。その本の値段にもよりますが。
キンドルアンリミテッドの月額利用料金は980円。普通にマンガを2~3冊定価で購入するのと同じくらいなので、それくらい読みたい本があればお得です。
お試し無料体験が1ヵ月間ありますので、試しに使うのがおすすめです。
アマゾンキンドルアンリミテッドのここが良かった 昔のマンガ読める
昔のマンガ読めるというのは、リアルな本屋さんだとほとんど売ってないわけですよ。昭和のころに書かれた漫画なんて特に。ブックオフなどの中古書店を探せばあるかもしれませんが、あるとも限らないし、全巻そろっているとも限らないわけです。
すべての本が読めるわけではないですが、好きな作家さんの古い作品を読み漁れたのは楽しかったです。多くは語りませんが、私が中学生のころ「遊人」さんの本がクラス内の一部の男子で一世を風靡しまして、そのシリーズをアンリミテッドで大人になって読めたの良い思い出です。(中学生のころはちょっとしか読めなかった)
乱暴な言い方をすると、世の中に出回っていない面白い漫画が再度、日の目を見ることにあるこの仕組みは、作家さん、読者双方にメリットがあってよいのではないかと思います。収益構造についてはあまり詳しくないですが、昔の単行本が再販されることはかなり稀なケースであろうと思いますし、読者側も昔の作品が存分に読める。いいですよね。
またしばらくしたらアマゾンキンドルアンリミテッドに申し込みたいと思います。
アンリミテッドで本を読むならKindleがオススメ
アマゾンの電子書籍を読むならKindleがオススメです。
目に優しく持ち運びに便利なペーパーホワイトとオアシスを比較しました。