Amazon Kindle Oasis と Paperwhiteの比較
Amazonの電子書籍専用リーダーのKindleシリーズ。
私はKindle Paperwhiteを2015年に購入して愛用しておりました。
5年たった今でも愛用しているんですが、最高機種のKindel Oasisが欲しくなって、購入したんですよ。2019年7月のAmazonプライムデーに。
レビューを書きたいなと思っていたんですが、まだまだ使い込みが足りん!ということでしばらく使っておりました。
おかげで知見もたまってきたので、レビューをします!
手元にペーパーホワイトとオアシスがありますので両方の比較を中心にお届けします。
購入したのは Kindle Oasis 色調調節ライト搭載モデル 第10世代
2020年1月の段階でも最新モデルのKindel Oasis 第10世代の32GB 広告なし WIFIモデルを購入しました。
Kindleには同じ型でも買い方がいろいろあるんですよね。
広告のありなし、というのは端末の中に広告が表示させるけど、その分安く買える、というモデル。
ペーパーホワイトの時は広告ありにしましたが、広告がわずらわしいということはありませんでした。
Oasisの端末購入比較
Amazonで購入できる端末の性能と価格の比較表です。(2020年1月現在のもの)
タイプ | 価格 | 広告 | 容量 | 接続 |
---|---|---|---|---|
広告あり 8GB | 29,980円 | あり | 8GB | Wifi |
広告あり 32GB | 32,980円 | あり | 32GB | Wifi |
広告なし 8GB | 31,980円 | なし | 8GB | Wifi |
広告なし 32GB | 34,980円 | なし | 32GB | Wifi |
広告なし 32GB+4G | 40,980円 | なし | 32GB | Wifi+無料4G |
わかりやすく言うと、広告をつけると2,000円安くなります。
保存容量を8GBから32GBへUPすると3,000円価格があがります。
無料の4Gが付くのは広告なしの32GBモデルのみ。価格差は6,000円。
Amazonのセールで購入すると安く買える
私が購入したのは年に1度のAmazonプライムデー!2019年7月15日でした。
2020年もこのくらいの時期に行われると思います!
その時の購入価格が6,996円引きの27,984円でした。
ちなみに1つ前の第9世代のOasisだと-15,000円引きだったみたいです。
世代が変わってもそこまで変わらないんで迷ったんですが、ブロガーの矜持として最新型を購入しました。
アマゾンのオリジナル商品を購入するならアマゾンの大きなセールがねらい目です。
一番はプライムデー(7月開催)、その次がサイバーマンデー(12月開催)。
他にも大きなタイムセールなどがあるので、そういったときも安く売られることが多いですね。
オアシスとペーパーホワイト どっちがオススメ?
買い時情報を提示したところで、検討中の方が一番気になるペーパーホワイトと比べてどうなの?という点。
結論から言うと、予算が許すならオアシスの方がいいです。
上位モデルなので当たり前なんですけどね。
やれることはどちらも同じ電子書籍リーダーなので、本質は変わらないわけで、あとはそこに対する満足感をどこまで求めるかという話になります。
比較していきますが全部オアシスの方が優れていますからね、価格以外!そこに価値があるかどうかを見極めてください。
比較する端末を再確認 2015年購入のペーパーホワイト第7世代
比較するペーパーホワイトは2015年購入の第7世代のペーパーホワイトです。
最新のペーパーホワイトでないという点をご留意ください。
だってもってないんだもん、これしか。
ちなみに、よそ様のサイトで確認すると第7世代と第10世代のペーパーホワイトは、防水性能以外大差がないそうです。
オアシスとペーパーホワイトの価格比較
価格の違いがどのくらいあるのかを確認しておきましょう。
最新の第10世代のキンドル ペーパーホワイトの32GB 広告なし WIFIのみのモデルの価格が17,980円
一番安いモデルの広告付き 8GBのだと13,980円になります。
モデル | オアシス | ペーパーホワイト | 差額 |
---|---|---|---|
8GB 広告あり | 29,980円 | 13,980円 | 16,000円 |
32GB 広告あり | 32,980円 | 15,980円 | 17,000円 |
8GB 広告なし | 31,980円 | 15,980円 | 16,000円 |
32GB 広告なし | 34,980円 | 17,980円 | 17,000円 |
あらためて比較すると価格差、結構大きいですね。倍以上やん。
ペーパーホワイト約1個分違いますね。
ぺーパーホワイト有能すぎるね、防水にもなってるし。
重量対決!軽くて便利なオアシスの魅力
価格差という、購買行動で重要な項目で圧倒的なアドバンテージをペーパーホワイトに取られました。
ここから巻き返せるのかオアシス。
オアシスの計量
レビューをするためにデジタルスケールを購入しましたよ。
1g単位で計測できます。
オアシスのカタログスペックは188gなんですが、実計測でも188gが記録されました。
ペーパーホワイトの軽量
つづいてペーパーホワイトの軽量です
314g!圧倒的大差でオアシスの勝利、
と言いたいところなんですが、ケースがね、どうしても外せなくて、ケースごと計測してます。
結構がんばったんですけど、外れなくて、壊れそうだったのであきらめました。
ちなみにカタログスペックでは182gとのこと。
ペーパーホワイトの方が軽いじゃないか。
グラムの比較はペーパーホワイト ただ表示エリアの大きさが違う
手でもった感触で比べるとオアシスの方が軽いと思っていたんですよ。
まぁケースの重さもあるので、あれなんですが。
オアシスの方が大きさが大きいのと、持ったときの持ちやすさからこっちの方が軽いんじゃないかと錯覚を覚えます。
サイズ比較 表示エリアの大きさと dpi
予想外に終わった重量対決に続いて、表示エリアの大きさと、ドットの密度の違いを比較してみたいと思います。
オアシスのサイズ
カタログスペックはこうです。
縦:159 mm x 横:141 mm x 厚さ:3.4-8.4 mm
ペーパーホワイトと比べると大きさの違いが良くわかります。
でかいっていうほどのサイズじゃなくて、慣れもありますがちょうどよいサイズです。
公式の画像がわかりやすかったので、こちらも掲載しておきます。
バッテリーの部分だけ厚さが厚くて8.4mm。
それ以外のところは3.4mmという薄さです。
ペーパーホワイトのサイズ
こちらもカタログスペックから。
縦:167 mm x 横:116 mm x 厚さ:8.18 mm
サイズは表示領域ではなく、本体のサイズになっています。
注目すべきはペーパーホワイトの方が縦の長さが8mm大きいんですね。
横幅は25mmほどペーパーホワイトの方が小さい。
Kindel 大きさ比較まとめ
縦の長さがペーパーホワイトの方が大きいのは意外でした。
ベゼル(回りの縁)の大きさもペーパーホワイトの方が大きいので、余計に表示エリアが小さく見えますね。
大きいほうが良いか、小さいほうが良いか、使う人によって好みがあるのでどちらが良いかはその人次第です。
個人的には、大きさの違いはさほどないけど、表示エリアが大きいオアシスの方が好みです。
dpiの違いは最新型なら同じ300dpi
ちなみにdpi(ドットパーインチ)はどちらも300dpiで変わりません。
オアシスの方がキレイに感じるんだけどdpiは同じだったと。
オアシス VS ペーパーホワイト 描画速度の違い
キンドルの特徴として、Eインクというディスプレイで作られています。
このディスプレイはコントラストが良く、紙と変わらない表示だ、と絶賛される素晴らしいディスプレイです。
ただね、ページをめくると残像のようなものをが残るんですよね。
ほんの一瞬なので、そんなに気になるものではないのですが、オアシスとペーパーホワイトで比較したら、結構違いが出ました。
検証用動画はこちらです。再生ボタンを押すと始まります
描画速度の違い
オアシスの方はボタンを押すと、「パン、パン、パン」という具合に切り替わり、
ペーパーホワイトのほうは「パタン、パタン、パタン」と一拍多い感じで切り替わります。
そこまでの差ではないんですが、ページ送りは頻繁におこなうので早いほうがうれしいですね。
オアシスならではの機能紹介
両者の比較はこのくらいにして、ここから先はオアシスのみの付加価値に迫ります。
物理ボタンが2つついている
ただボタンがあるだけなんですけど、これすげー便利です。
スワイプしてページ送るの結構めんどくさいんですよね。
動画で見てもらってもわかる通り。
このボタンがあるだけで快適さが段違いです。
ひっくり返して使える 天地無用の凄いやつ
オアシスは上下の概念がありません。
どちらをもっても正しく表示されます。
これも地味に便利なんですよね。
右手で持っても左手で持っても、ちゃんと上を向いてくれて、ボタンの役割は常に上にあるほうが送りで、下のボタンは戻り。
ここもちゃんと切り替わるんですよ。
手にフィットする持ちやすさ
手に持った時にこの物理ボタンの位置がちょうどよく、スワイプでページ送るとどうしても両手か、持ち手の親指で「横にずらす」という動作が必要になりますが、ボタンのおかげでストレスなく読書に没頭できる。
ひっくり返しても物理ボタンの位置がずれないので、右手でも左手でもどちらでもOK!
めちゃくちゃうすい
薄さは正義!男なら薄いほうが好きだろ?
一番厚いところでも1cm以下という薄さを実現。
充電はマイクロUSB端子 Type Bとなっています。
次くらいからType Cになりそうですね。
色温度を調整できる
オアシスは色の暖かさを調整するという機能がついています。
目に優しい暖色系の色に調整できる機能です。
動画は倍速にしております。
私は白いほうが好きなので、0にして使っているんですけども。
一緒に買ったオアシス用のケース
kindleは持ち歩くことが多いので、一緒にケースも購入しました。
第9世代用なんですが、私の第10世代のオアシスでも問題なく使用できました。
ただ、第10世代のオアシスでは、オートスリープは効かないみたいです。
表面は和紙のようなやわからい材質。
デザインもかわいい感じで気に入ってるんですけどね、奥さんに
「これ、オアシスについてるの?」
「自分で選んで買ったんだよ」
「女の子みたい」
と言われましたw。
裏側がフェルトような優しい素材
裏地はオアシスを優しく保護してくれるフェルトのような素材でできています。
113gの軽量が良い
オアシスの売りが軽いことなので、重たいカバーを付けるともったいなじゃないですか。
なので軽くてナイスなデザインを探したらこれにいきつきました。
オアシスに装着してもぴったり300gの軽量です。
ペーパーホワイトのカバー付きより軽いわけですね。
Kindle オアシスのまとめ
オアシスかペーパーホワイトか、どちらが良いか悩みますよね。私もめちゃくちゃ悩みましたから。
繰り返しになりますが、満足度は当然オアシスの方が高いです。
オアシスならではの特徴が一見、地味に見えるんですけど、物理ボタンと天地無用で使える点、軽くて薄い、ページ送りが早い、など明らかにペーパーホワイトとの差別化が図られています。
毎回使うところの改良なので、受けられる恩恵は非常に大きいと。
で、問題は価格差が結構大きいところですよね。
セールの時期以外に購入はしずらい価格なので、大きめのセールで割引がかかった時に買いたい商品です。
セールの時って、オアシスだけじゃなくて、ペーパーホワイトも安くなるので非常に悩ましいわけですよ。
とりあえずKindleが欲しいというライトユーザーの方にはペーパーホワイトの方が良いと思います。
コスパ良すぎるし、これで読書も楽しめますから。
読書体験をもっと心地よくしたい人にオススメなのがオアシス
これは、価値観によるものなので、一概にどちらがオススメとは言えません。
読書にかける時間が多く、少しでも快適にその時間を楽しみたい!という人には全力でオアシスをオススメします。
マジで快適だから。オアシス。
価格差が倍くらいありますが、使用継続年数で考えれば、許容できる範囲だと思います。高いとは思う。
私はマンガばっかり読んでいますが、快適です。
アンリミテッド愛用中の方にはぜひ使ってほしいです。
紹介用画像、動画で使用したのは鬼平犯科帳
記事内で転載しているマンガは、さいとうたかをさん作画、池波正太郎原作の「鬼平犯科帳」です。
アンリミテッド会員の方なら無料で楽しめる、面白いマンガなのでこちらもオススメ!
Amazon Kindel Oasisを検討中のかたに参考になれば幸いです。