ミルクチョコレート(割れチョコ)4種類レビュー
チョコレートがチョコレートらしく、甘さとミルクのクリーミーさを兼ね備えた王道中の王道、「ミルクチョコレート」4種のレビューです。
購入したミルクチョコレートは「マーブルロワイヤル」「ごろごろヘーゼルナッツ」「ザッハトルテ」「オペラ」の4種類になります!
お試し300gは期間限定商品 秋頃から取り扱い開始
ここで紹介している300gの商品は期間限定商品になっていまして、チョコレートの溶けてしまう暑い季節には取り扱いがありません。
配送方法がメール便のため、クール便で送ることができずに、チョコレートが溶けてしまうためと思われます。
クール便で配送ができるお徳用パックは夏季でも販売しています。
期間限定で販売されている「23種類から選べるクーベルチュールの贅沢割れチョコ」で購入しました。
購入店舗はこちらの西内花月堂さんですが、ぼくの玉手箱さんも同じものを取り扱っています。
割れチョコ マーブルロワイヤル 300g
「ロワイヤル」というネーミングと、ホワイトチョコが流し込まれたビジュアルが購買意欲をそそる「マーブルロワイヤル」という割れチョコ。
パッケージのイラストも「王冠」と非常に期待が持てそうな第一印象です。
口にひとかけら放り入れると、どことなく香ばしい香りが口に広がります。
ほかのミルクチョコレートでも同じような味わいなのかとごろごろヘーゼルナッツと食べ比べてみると、微妙に味わいが違う気がします。
カカオの含有量が違うのかな。
砂糖を焦がしたカラメルのような香ばしさを感じたのですが、原材料表記に「カラメル」の表示はなし。
香ばしさの正体がわかりませんが、パッケージの刷り込みもあって高貴な味わいに感じます。
マーブルロワイヤルの特徴であるホワイトチョコの味わいは、表層にうっすらと模様として存在しているだけなので、主張は強くありません。
もしかしたら、このホワイトチョコの味わいが香ばしさを演出しているのかも。
ホワイトチョコのある部分と無い部分だと味わいが変わります。
ナッツやクッキーなどが入っていないおいしいチョコレートを味わいたい方にオススメですね。
割れチョコ オペラ 300g
まず、オペラって何?って思いますよね。
ぼくの玉手箱さんの商品紹介から引用します。
オペラとは、コーヒー風味のシロップを染みこませた薄い生地の間に、コーヒー風味のバタークリームとガナッシュを交互に薄く挟んだチョコレートケーキのことをさします。
コーヒー風味のバタークリームとガナッシュが交互に挟まっているのが、このパッケージのイラストだったわけですね。なるほど。
実際のチョコレートを見てみると、ミルフィーユ状になっているわけではなく、ぱっと見普通のチョコレートに見えます。
口に入れたときの感触は、やや硬めな印象。とろけるというよりも少しずつ少しずつ溶けていく感じです。
ほかのチョコレートと比べると融点が高めなのかな。
パッケージの原材料表記を見ると「コーヒー豆」が使われていることがわかります。
口に入れた直後は、コーヒー感はそこまで感じません。(チョコレートと一緒にコーヒを飲んでるせいかも…)
口の中で噛まずに溶かすように食べているのですが、溶け始めてなくなるころにコーヒーの余韻が現れて、なんとも深い味わいです。
言われないとわからない程度にコーヒーの風味が感じられます。
コーヒーの苦みではなく、かぐわしい香りが口に残り、心地よい後味を演出してくれる、奥の深いチョコレートですね!
シンプルな味わいのようで、奥行きの深さがあり、派手さはないものの面白みのある実直なチョコレートです。
割れチョコ ザッハトルテ 300g
ザッハトルテというのは、昔、美味しんぼで見た(読んだ)ことがあるんですよ。チョコレートケーキの種類。
で、不二家でも売っていて、一度食べたことがあります。ケーキのザッハトルテは。
割れチョコの「ザッハトルテ」はチョコレートの上にチョコレートがライン状にかけられており、中にはビスケットが入っています。
ケーキのほうのザッハトルテにはビスケットは入ってなかったはずだが。
細かいことは置いといて、ビスケットが入っていることにより、チョコレートにビスケットのサクサク感が加わり、歯触りが心地よいです。
ビスケットはココアのような風味があります。
全体的な印象としては甘みが強めなチョコレートに仕上がっていますね。
チョコレートは甘くても全く問題なので、甘みが強くても個人的にはなんら問題はありません。
むしろ、苦みの強いチョコレートのほうが苦手です。
ザッハトルテは咀嚼して楽しむチョコレートであり、かみしめることにより、ビスケットの歯ざわりと風味、ミルクチョコレートのあま~い魅惑の味が混然一体となって幸せな気分にさせてくれる、そんなチョコレートに仕上がっています。んまいねぇ、これも。
頭脳労働で糖質が足りなくなった時にむさぼりたい味です。
割れチョコ ごろごろヘーゼルナッツ 240g
ヘーゼルナッツと言えば、マカダミアナッツと双璧を成すナッツ界の二大横綱の片割れ。
汎用性の高さではマカダミアナッツには負けるものの、チョコレートとの相性で言えば最強と呼んでも良いのではないかと思います。(マカダミアナッツのチョコもうまいけども)
そんなヘーゼルナッツの割れチョコ。ほかのチョコレートと比べると240gと内容量が20%ほど少なくなっています。
ヘーゼルナッツは単価高いからしょうがないですね。ごろごろ入ってるし。
こちらのヘーゼルナッツチョコレートもゴリゴリとかみ砕いていただくチョコレートです。
口に入れたときはチョコレートの風味が広がり、ヘーゼルナッツをとらえ、かみ砕くとナッツの香気が爆発しますね。
かみしめる毎にナッツの味わいがどんどん広がっていきます。
ヘーゼルナッツのワイルドな滋味深い味わいが楽しめます。
チョコレートに刻まれたヘーゼルナッツが収まっていたであろう抜け穴が愛しさを感じさせますね。
この抜け殻の正体は袋の奥底に眠っていて、ヘーゼルナッツ単体で楽しめると考えるとそれもまた一興。
ヘーゼルナッツとチョコレートの両方を愛する方にオススメのごろごろヘーゼルナッツチョコレート。
グラム数はちょっぴり少ないけれど満足度は補って余りある一品です。
割れチョコ ミルクチョコレートレビュー まとめ
今回の4種は甲乙つけがたい。どれも特徴があって美味しいです。
「オペラ」が食べるまでどんなものか良くわかってなくて、あまり期待してなかったんですが、食べてみると深い味わいが楽しめて良かったです。
コーヒー風味であることを意識して、しっかりと味わうとより一層おいしく召し上がれますね。(オペラに限らずですが)
どれもミルクチョコレートというベースは同じチョコだと思っていたんですが、食べ比べるとほんとうに、それぞれの特徴があっておもしろい。
この中で1つを選ぶとしたら、「オペラ」か「ごろごろヘーゼルナッツ」のどちらか、、なんですが、いい意味で期待を裏切ってくれた「オペラ」を推したいと思います。
グラム単価もオトクだし!
おいしいチョコレートを食べたいと思ったら「西内花月堂」、「ぼくの玉手箱」のチョコレートはオススメです!