ちょっと変わったフルーティな日本酒「ARROZ(アロス)」
お酒っていろいろありますよね。ビールだったり、カクテルだったり、ワインだったり、日本酒だったり、焼酎だったり、ハイボールだったりと。それぞれ特徴があってお好みもそれぞれ。私は結構甘口なお酒が好きで、ビールが嫌いだったりします。
会社の飲み会とかでとりあえずビールでいいか?と聞かれると「嫌です」と言って梅酒やワインを頼んだりしています。ビールは苦いから嫌いなんですよね。お金出してまで飲みたいと思わない飲み物です。
日本酒はものによって味わいが様々
そんな苦いお酒が嫌いな私は苦くないお酒ならいろいろ飲めます。日本酒もワインもカルーアミルクも大好きです。美味しいお酒はないかなと思っていたら、日本酒なのに「ワイン酵母仕込み純米酒」というなんだかよくわからないけど、すごいそそられる日本酒を発見しました。
ARROZを売っているのは埼玉の蔵元「釜屋」さん
日本酒の蔵元さんは年々減っていっているそうなんですが、最近日本酒にもいろいろな種類が増えてきて、日本酒の人気は上がってきているような気がするんですが、どうなんですかね。昨今の低糖質ブームで今は「ハイボール」が一番元気がいい気がしますが、ハイボールは苦手です。甘くないからね。
ARROZ(アロス)を作っている蔵元さんは埼玉県にある「釜屋」さんという蔵元。歴史は古く、寛延元年(1748年)から続く、270年を超える歴史ある蔵元さんです。歴史ある蔵元さんですが、ARROZ(アロス)という新しい日本酒を開発する、歴史だけでなく新しいことにも挑戦している蔵元。
白ワインのような日本酒?ちょっと違う
実際にこのARROZ(アロス)という日本酒を飲んで感じたことは、紹介文には「ワインのような甘くて酸味のある新感覚の純米酒。国産米をワイン酵母で仕込んだ、白ワインのような純米酒。」とあります。白ワインのようなとありますが、白ワインではない!
安い日本酒にあるような、アルコール臭さはまったくなく、フルーティなすっきりとした味わいです。色は少し黄色がかった透明な色です。キンキンに冷やして飲むのがいいですね。冷酒がオススメです。
この日本酒を表す日本語がない。ないというか「新感覚」とある通り、目を瞑って出されるとなんのお酒か言い当てるのが相当に困難な新しい味です。
フルーティな味わいで甘口な味。クセがなく飲みやすい。日本酒なのでフルーティと言っても日本酒らしい甘さです。甘口なんですが飲み口はスッキリ。飲みやすいのでグイグイ飲めます。で、酔います。私はあまり強いほうではないので。
アルコール度数は12度とそこそこ高めですね。日本酒としては普通かと思います。醸造アルコールの入っていない純米酒です。
飲んだ感想はまず単純に美味しいです!女性が好きそうなお味ですね。優しい甘さとほんのりと酸味があります。何と合うのか考えたんですが、結構なんにでもあうんじゃないかと思います。
この「ARROZ(アロス)」という言葉の意味なのですが、スペイン語で「米」という意味だそうです。
美味しい日本酒とお値段について
お酒って値段がピンキリで全然違うじゃないですか。お高いお酒は手間暇かかって熟成期間が長かったり、色々と高い条件があるわけです。個人的にそういうお高いお酒はあまり縁がなく、興味もなく、飲んだこともないのでなんとも言えないんですが、そんなに値が張らないお酒でも美味しいと思うものはたくさんあるんですよね。
このARROZ(アロス)は300mlで810円、720mlで1,625円と手の出しやすい価格帯になっています。ちなみに釜屋さん自慢の日本酒「力士」は720mlで5,400円します。
歴史ある蔵元さんが新しい日本酒を開発して、お手頃価格で提供してくださるというところに、このARROZ(アロス)にかける意気込みを感じます。勝手に。
美味しい甘口のすっきりとしたフルーティーでお手頃価格の日本酒をお探しの方にオススメしたい日本酒です!