ヒゲソリの替え刃が高すぎるので一枚刃のカミソリを使ってみた!
T字カミソリの替え刃が高すぎる問題。
成人男性だったら大体、髭(ヒゲ)生えますよね。
そのヒゲを剃るために髭剃りを使っていると思うんですよ。
私は入浴時にヒゲを剃るのでT字の使い捨てのカミソリを使ってヒゲを剃っています。
ヒゲソリの替え刃って馬鹿みたいに高いので、大体本体セットを買って、多少のお買い得感を味わっているんですけど、やっぱ高いよなぁと思うわけです。
替え刃だけで買うと逆に高くなるという、訳の分からないビジネスモデルになってるんですよね、T字カミソリの替え刃って。
参考に2023年8月1日現在のハイドロ5ベーシックの替え刃10個の参考価格だと3,244円となっております。
こっちは本体+替え刃16個付いてて3,213円と、こっちのが安いわけですよね。
で、替え刃だけで16個買おうとすると4,240円ですよ。
10個セットの時点で本体セットより高いわけです。
まぁ、消耗品で利益を出すというビジネスモデルは他にも色々あるので、そこはいいんですけど、もうちっと安くできないかと思いました。
ヒゲソリの替え刃を長持ちさせるカミソリクリーナー
ヒゲソリの替え刃の切れ味が鈍る原因に、5枚刃の間に剃ったヒゲが詰まる、というのがあるそうです。
その詰まったヒゲを取り除く装置を使うと替え刃が長持ちすると。
↑カミソリクリーナー
最初は、刃を研ぐのかと思っていたんですが、研ぐのではなくゴミ(ヒゲ)を取り除くものになります。
これがそんなに高くないし、5倍長持ちするらしいんでこれを買おうと思ってたんですけど、思ったんですよ。
「刃」、5枚もいらなくないかと。
1枚刃のカミソリを探してみた
刃が5枚もあるから、間にヒゲが挟まって切れ味が鈍るのなら初めから1枚刃使えば良くね?と思ったわけですね。
それで一枚刃のカミソリをAmazon検索したらこちらが見つかりました。
スタイリッシュでなんかかっこいいですよね。
これは両刃の一枚刃のカミソリになっていまして、前後両方で髭を剃れるヒゲソリです。
一枚刃のカミソリは5枚刃(2~4刃含む)と違って、ヒゲが挟まるということはありません。
ちょっといいなぁと思ったんですが、本体価格が高いのでもう少し検索してみました。
同じような両刃の一枚刃のカミソリでお手頃なタイプが見つかりました。
kazakiriというブランドのカミソリです。
お手頃価格でいいなぁと思ってたんですが、さらにコスパの良いヒゲソリを発見しまして、そちらを購入しました!
購入した片刃のkazakiri
私が購入したのは「片刃」の「1枚刃」のカミソリでこちら。
付け替えるカミソリの刃は「両刃」が付いてくるんですが、これを半分に折って使用します。
そのため、替え刃が2倍に増えるという優れモノ!
切れ味も抜群で気に入ってます。
床屋さん(理容室)でやってもらう顔そりと同じ方式のカミソリですね。
プロの使うカミソリは刃が替え刃式じゃない、研ぐやつだと思いますが。
kazakiriのレビュー開始
本体は折りたたみ式になっていまして、使用しないときは刃を収納できて安全に保管できます。
この折りたたみを開くとこんな感じ。
この白い先端にカミソリが仕込まれてまして、ほんの1mm位刃がでています。
こんな薄くてちゃんと剃れるのかね、と思っていたんですが、めちゃくちゃ切れ味がいいので、うっかり触ると手が切れます。
片刃カミソリの替え刃の装着方法
このKazakiriのカミソリは「DORCO」というブランドの替え刃がセットになっています。
このホッチキスの芯が入ってそうな紙の入れ物のなかに、10枚の替え刃が入っております。
箱の中に1枚ずつ紙で包まれた替え刃。
この紙を開くとまた紙で包まれた替え刃がありまして、安全にしっかり配慮されたパッケージになっています。
このステンレスでできたうす~い替え刃なんですが、マジで切れ味がするどいので取り扱い注意です。
これを包み紙ごと二つに折って、片刃にします。
最初はビビりながらやってたんですが、真ん中に穴があいているので、ちょうど半分で折り返すと「パキっ」と折れます。
キレイに二つに折れましたら、使わない方の刃は包み紙に戻して保管します。
もうひとつの方を本体に装着します。
本体の刃を装着する部分の上のストッパーを外すと、替え刃を挟みこむパーツが現れるので、そこに刃を装着します。
装着するパーツは凸凹になっているので、凸の方に折ったへこんだ個所を併せて装着します。
刃の方にデコボコがいくつかあるんですが、凸にちょうどあう個所があるのでそこに合わせて、刃がずれないようにかぶせて、ストッパーを閉じたら準備完了です。
装着方法は付属の説明書に記載があります
Kazakiriのカミソリには説明書がついているので、詳しい装着方法は個の説明書を見ながら利用可能です。
一枚刃のカミソリを使った感想 経験値が必要だけど楽しい
このKazakiriで初めてヒゲを剃った時の感想です。
一言で言うと経験とコツが必要。
5枚刃のT字のカミソリって、適当に剃ってもあんまり顔を切ることないと思うんですが(たまにあるけど)、このカミソリ簡単に顔を切ります。
慣れれば顔を切ることも無くなるんですが、初めて使うとビビりながら使っていることもあり、2個所くらいからちょっと血が出ました。
血が出たといっても、スパっと切ったわけではなく、カミソリの刃に血がついていました。
そんなに痛みもなく、血を見て切ったことに気づく感じです。
顔を切る原因を考える
一番の原因はカミソリをあてる角度が悪い。
これに尽きます。
気をつけて使っているんですが、顔っていろんな角度でカミソリをあてて剃るわけなんですが、気づいたら刃が立った状態で肌に当ててしまって、肌が切れました。
付属の説明書によると20~30度が理想の角度とのこと。
次に、最初に肌に当てる瞬間に「刃」から肌に当ててしまって、肌が切れました。
肌に平行に構えて剃るのがコツ
刃が肌に対して立ちすぎていると簡単に切れるので、カミソリ本体の刃のないところを肌に当ててから、角度を調整するという方法で肌を切ることが減りました。
基本的にはこれで切らなくなるんですけど、あごから首にかけてのラインなどは注意が必要です。
ヒゲソリ負けでひりひりする 同じところを剃りすぎ
苦戦しながらも剃り終わったあと、いつものT字カミソリよりもヒリヒリとヒゲソリ負けを味わいました。
慣れないうちは、なかなかキレイに剃れなくて、同じようなところに何度もヒゲソリを当てているため肌が傷ついてしまったみたいです。
このヒゲソリ、めっちゃ深剃りできるので手で触ってチクチクするところをツルツルにしたくなるんですよ。
経験値が低いときは、角度のコントロールがうまくないので、刃を当てたいところと、実際に当たっているところにギャップがあって剃りたいところが剃れてないわけです。
なかなかツルツルにならなくて何度も剃っていると、ヒゲソリ負けすると。
慣れてきたらストロークを長くして肌にあてる回数を減らす
慣れないうちは短めに細かく剃った方がいいと書いてあったのでそうしていたんですが、あんまり細かく何度も当てるよりは、長めのストロークで一気に剃った方が肌への負担は減りますね。
あとは、多少剃り残しがあってもそんなに気にしないのがいいです。
チクチクが残っていても鏡で見るとそんなに気にならないですし、明日か明後日にはまたひげ剃るので。
上手く剃れるようになってくるので楽しくなる
最初はビビりながら剃ってたんですが、慣れてくると楽しいです。
ヒゲソリからヒゲが剃られる「ゾリゾリ」という感触を感じながら、刃のどの部分が肌に当たっているかを考えて剃ります。
順剃りして、逆剃りすると肌がツルツルに。
鼻の下のヒゲが難しい
刃を当てやすいパーツは難易度が低いのですが、鼻の下のヒゲがなかなかに難しい。
鼻の下の直下は順剃りで刃を当てるのが無理なので(私は)、逆剃りで剃るわけですが、ここのヒゲ、密度が濃いのと硬いのか、すんごい剃りづらいわけです。
逆ぞりしてるから、手元が狂うと鼻に直撃するわけですよ。
鼻を切り落としたくないので、ヒゲソリに対して凄い集中して剃るわけです。
試行錯誤してベストな剃り方を探すのが楽しい
こんな感じで角度や剃り方を考えて、ヒゲを剃るようになりました。
鏡を見ながらやってたんですが、鏡は見ないで自分の感覚で剃った方が剃りやすいことにも気づきました。
持ち方や当て方も鏡を見てやるとこんがらがってくるので、自分の感覚でやるのが安全だと。
集中して剃るのと、肌を切らないように注意しているので、時間はT字の3倍くらいかかっている気がしますが、入浴時間がちょいと伸びるくらいなので、別にいいかなと思います。
当初の目的のランニングコストも圧縮される予定
まだ替え刃のセットで購入したものが残っているので当分はこの替え刃でいけるんですが、替え刃が超安いので、このカミソリに変えてよかったと思います。
替え刃100枚で2,180円(2023年8月1日現在)ですよ。
しかも折って使って二倍になるので200枚。
2,180円 ÷ 200枚 = 10.9円
替え刃1枚あたり約11円です!
T字の5枚刃だったら 4,240円 ÷ 16枚 = 265円 となるわけで、その差約24倍!
T字カミソリ使うのが馬鹿らしくなりますよね。
Kazakiriカミソリ 3ヵ月使って慣れてきました
Kazakriのカミソリを使い初めて3ヵ月ほど経ちましてだいぶ使い方に慣れてきました。
使い始めと比べてヒゲソリにかかる時間は短縮できました。
西洋剃刀の上手なヒゲの剃り方
ヒゲを触って、毛の流れを理解するのが重要です。
ヒゲの流れに逆らって剃ろうとすると、私の場合カミソリ負けを起こします。
ヒゲの向きが顔のパーツによって結構ちがうのに気づきまして、それを意識して剃るようにしたらヒリヒリが無くなりました。
頬、鼻の下、口回り、アゴは上から下で、あごの両サイドは口に向かって斜め。
首回りがやっかいで、喉ぼとけに向かって斜め下に生えています。(私のヒゲの感想なので個人差あるかもです)
首回りがカミソリ負けしやすくて、また、ヒゲの流れに沿って剃ろうとすると、頸動脈切りそうで怖いんですよね。
なので、首回りは順ぞりで軽く剃るだけにしています。
首は顔よりも皮膚が弱いみたいです。
カミソリの刃を替えるタイミング
替刃の切れ味が落ちてくると、ヒゲが剃りずらくなり、何度も刃を当てると肌に良くないので、3~4回程度の使用で刃を変えるようにしました。
また、ヒゲソリ後にカミソリ本体と刃をシャワーで洗い、その際に刃の表裏を入れ替えて使うようにしています。
効果があるのか不明ですが、刃を当てる向きに偏りがあるので、それを均一化するために、替刃をひっくり返して使うようにしています。
体感では3~4回目くらいで剃り味が落ちてくるのが実感できるので、それくらいが交換目安かなと思います。
シェービングフォーム or シェービングジェル
これは両方試してみたんですが、どちらもメリットデメリットがあります。
シェービングフォームの特徴
シェービングフォームの場合、カミソリを当てた後がわかりやすく、どこを剃っているのかが良くわかります。
慣れないうちはこの効果はかなりありがたかったです。
洗い流しも簡単に落ちますし、ちゃんと落ちてるかも目で見てわかりやすい。
シェービングジェルの特徴
フォームと違い、どこを剃ったのかが一目ではわかりづらいのですが、メントール効果が強めなので、ヒゲソリ後のヒリヒリ感を抑えてくれるのがわかります。
また、フォームよりも粘度が高いので、カミソリがスムーズに当てやすいです。
使い終わったらゴミ箱にすぐに捨てられるのもいいところですね。
ヒゲソリ後に冷水で肌をクーリングする
ヒゲソリ後の顔を冷水で冷やすようにしたら、ヒリヒリすることもだいぶ無くなりました。
シャワーを顔に当てて冷やしています。
その後、風呂上りに化粧水を肌に塗り、ワセリンか乳液を薄く顔に塗るようにしています。
3ヵ月たってもKazakriのカミソリでヒゲを剃るのは楽しいです。
Kazakiri 一枚刃カミソリ
- 替え刃が超安い!1枚あたり約11円
- 切れ味抜群で気持ちいい
- 深剃りできるので肌ツルツル
コストを抑えて満足度UP!
デメリットは時間がかかること
経験と慣れで短縮できると思うんですが、ヒゲソリにかける時間が増えるのがデメリットですね。
T字のメリットは安全に素早くヒゲが剃れることだと思いますので、その真逆にいるのが一枚刃のカミソリです。
安全性は使い手に任せて、価格と切れ味に全振りしているのがこのKazakiriのカミソリです。