トリプルコンフォートイヤーピース ソニー EP-TC50M レビュー・使用感
BluetoothイヤホンのTT-BH-16を愛用しているのですが、イヤーピース(イヤホンについてる耳に入れるゴムでできているやつ)がしっくりこなくてSONYのEP-TC50Mというものに付け替えました。トリプルコンフォートイヤーピースというカッコいい名前がついているイヤーピースです。今回はその感想&レビューをします。
愛用中のBluetoothイヤホンのはこちら Taotonic TT-BH-16
TT-BH-16についているイヤーピースは可もなく不可もなく、普通のイヤーピースなんですが、耳にあまりフィットしないというか、個人的な問題だと思うんですが、私は右耳と左耳の穴の大きさが違うのか、リモコンがついているせいなのか、右耳のイヤホンが取れやすいように感じました。
直接、耳に入れているイヤーピースを別売りのものに変えたら軽減されるかなと思い、いろいろとイヤーピースを調べていると、いろんな種類のイヤーピースがありますね。
色も形も値段も種類もほんとうに千差万別。何を選べばよいか迷っちゃいます。
耳にフィットするイヤーピースを選ぶ
今回の解決したい課題は「耳から外れやすい」という問題なので、それを重視しながら、どうせなら音がよくなったら良いな、という視点でいろいろと調べました。
SONYのEP-EXN50というイヤーピースがレビューサイトなんかを見ていると、おススメらしくそれにしようかと思っていたら、値段がおかしい。高すぎるぞ。
どうやらこのEP-EXN50は廃版商品らしく、プレミアがついているようでAmazonでは売っているようなのですが、5000円くらいするので却下。そんな阿漕な売り方している商品は買いません。
改めて耳にフィットしそうなイヤーピースを探していると、ウレタン系の低反発のイヤーピースがニーズにマッチしてそう。
ウレタン系の耳栓を使っているのですが、手元でぎゅっとつぶして耳に入れると元の大きさに戻って耳にジャストフィットする、という仕組み。
それと同じ作りのイヤーピースならフィット感は問題なさそうだなと。
この耳栓を愛用してます。持ち運びに便利なケース付なんですよ。
コンプライのイヤーピースの評判と価格が高い
ポリウレタン系のイヤピースで評判が良いのがコンプライ社のイヤーピース。結論からいうとこれ買ってないので、詳細わからないんですが、たぶん、フィット感だけで選ぶとこれが一番良さそう。
たっかいんですよ、これ。3000円くらいするんですわ。いや、バカ高いわけでもないし、買えない金額でもないんですけど、イヤホンが2800円くらいなのに、イヤーピースが3000円ってどうなんだろう、という自分の中の、「物の価値を決める主従関係が逆転してはならない」という、奇妙な価値観に引っかかって見送りました。
ただ、気にはなっているので、もう少し値段が下がったら購入してみたいと思っています。
次に、迷ったのが多摩電子工業のウレタンイヤーパッド。これはコンプライの約十分の一の値段で売っています。
これも買わなかったのでなんとも言えないのですが、コスパで選ぶならこれ一択でしょうね。評判もわるくないです。これにしようか本当に悩んだんですが、見た目が好みじゃなかったのでスルー。
イヤピースに見た目なんか関係ないだろ、という気持ちは存分にあったんですが、耳に入れればわからないし。ツルツルしているのがなんとなくあれで。
今回購入したのはソニーのEP-TC50Mというイヤーピース
で、いろいろ迷った挙句に購入したのがこれ。ソニーのEP-TC50M トリプルコンフォートイヤーピース。
いろいろ考えたんですが、ソニーというネームバリューの信頼感と、水洗いできるという特徴に惹かれてこれにしました。
イヤーピースって耳に毎日入れるから、清潔感って気になりません?
頻繁に変えるものでもなく洗うという習慣もないので、この「水洗い」ができるという点が刺さったんですね。
2ペア入りなので、1個を水洗いして、もう1個を使うというローテーションを想定して。
ソニー イヤーピース EP-TC50Mの商品特徴
トリプルコンフォートイヤーピース
素材:2種類の硬度のシリコンゴム・独自開発シリコンフォーム素材
特徴:今までにない局所追従性・外形追従性・内部追従性
効果:高い遮音性能・長時間の快適な装着性・水洗いできる清潔さ
局所追従性
イヤーピースの表面が耳と触れる部分の細かな凹凸に追従します
外形追従性
内部追従性
↑WEB上に大した情報が載ってなかったのでパッケージをスキャンして再現してみましたよ。
早速、TT-BH-16に装着してみました。つかなかったらどうしようかと思いましたが、無事装着。
購入したのMサイズですが、大きさは普通ですかね、大きすぎでもなく小さすぎでもないです。
ウレタン製の耳栓の場合、真ん中に芯がないので思いっきりグニャとつぶせるのですが、このイヤーピースの場合、真ん中にイヤホンと接続する芯があるので、思ったほどぐにゃりとはなりません。
なのでつぶしてから耳に入れるというよりも、耳の中に突っ込んでいくとそれにイヤーピースが合わせてくれる、といった感じです。
購入してから約1か月(購入日:2017年1月12日)使いましたが、気になっていたフィット感。今まで使っていたものと比べて抜群によくなりました。耳から抜けそうになることも今のところありません。
会社にいく途中で遅刻しそうな時でもイヤホンしたまま走ったりするんですが、今までは右耳だけ走っている最中に抜けてしまうこともありました。このイヤーピースに変えてから耳から落ちるということもなくなりました。(遅刻は相変わらず)
音はよくなったかどうか
まず、このイヤーピースの装着方法が重要で、購入してからしばらくの間、期待したほど音が良くなってないなぁと感じていました。重低音が期待しているほど良くないと。これにははっきりとした原因がありまして、イヤーピースと耳の接触が甘いと、重低音が物足りなくなります。
一度イヤホンを装着して、さらにイヤホンを奥へ押し込むように装着すると、重低音の音が変わります。しっかり奥まで装着して聞くと、耳との密着がほかのイヤーピースよりも優れているので、迫力のある音で楽しめます。
これ、音いいと思います!気に入ってます。
トリプルコンフォートイヤーピース(EP-TC50M)を実際に洗ってみました
買ってから1ヵ月くらい経過して、イヤホンを洗ってみました。どうやって洗えばいいのかわからなかったので、優しく水で洗い流しながら手もみで洗いました。
小さな耳カスや油分が気になるんですよね、イヤーピースを使い続けていると。それを耳の中に入れ続けていると悪いことはあってもいいことはなさそうなので、洗って使えるというイヤーピースを買ってよかったと思います。
2セット入っているのでローテーションで使えますし。
洗ったあとは室内に放置して、次のローテーションに備えて置いてあります。洗いの周期はどれくらいが最適なのかわかりませんが、1ヵ月程度で洗って交換を繰り返していきたいと思います。
洗った後も形も変わらず、いつも通りの使い心地で今のところ耐久性にも問題なさそうです。いつかはボロボロになっていくんだと思いますが、そこは消耗品と割り切って使っていきたいと思います。
使用してから4ヵ月経った感想(2017.5/14追記)
1ヵ月くらい使ったらハンドソープで洗って、室内で乾かして付け替えるというローテーションで使っています。枕元に今まで使っていたイヤホンをおいて使っているんですが、それと比べてフィット感がいいです。比較するとわかりやすいですね。
付属のイヤーピースはゴムが薄くてペラペラなんですが、このイヤーピースの場合は耳の穴とイヤーピースに隙間ができないので、ピッタリ耳に収まってくれます。使い続けているせいもあってか、このイヤーピースいいなぁと実感が沸いてきました。
音も耳に入れた後に、さらにグッと押し込むと低音がしっかり伝わって気持ちいいです。今までは耳に入れてただけでちゃんと奥まで入ってなかったのかも。入れてからグッと押す。これだけで音の印象がだいぶ変わりました。気づくの遅いよ。
手ごろな価格のイヤーピースを探している方にオススメです!
2017年11月追記 コンプライのイヤーピースTS-200購入しました
コンプライのイヤーピースを購入しました。金額が高いと思っていたコンプライのイヤーピース。実は種類が超豊富にあって、多々ある種類の中にお安い金額のイヤーピースを発見したので購入してレビューしてみました。
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