デッサンをしてみた!
WEBデザインの仕事をしているのに、デザイン力が全然ないことに劣等感を抱いている私は、もうちょっと絵がうまくならんかなと思っていました。
幾何学的なデザインとか、WEBデザインのパーツデザインや、写真と文字でなんとかなる系のデザインはそこそこ作れるんですけどね。
手書きでラフデザインを作る、とかそういうのに昔からあこがれがありまして。
本屋さんで一冊の本を立ち読みしまして、それからデッサンをやるようにしました。2019年6月から。
誤解がないように書いておくと、立ち読みしてからちゃんと買いました。
この本のいいところは、直線や円などを使って絵を描く方法を教えてくれるので、教科書通りにやるとそれなりに絵が描けるようになると。
教科書通りにやれば、ね。
デッサン人形があったのでデッサン
デッサン人形はいつ買ったのか、あまり覚えてないんですが、結構前にイケアかどっかで買いました。
昔、Flashで人があるくモーションを作っていたときがあって、その時に買ったような記憶があります。
このデッサン人形を使って鉛筆画のデッサンをしました。
そこそこうまく書けている気がするんですが、ものすごく時間をかけて書いた記憶があります。
書いた日が約1年前の2019年6月16日。
ロジカルデッサンの技法を使って、補助線を使ってがんばって書きました。
ロジカルデッサンの技法には、超基礎的なところもしっかり解説してくれるので、初心者でも頑張って書けばこれくらいは書けるようになります。
ちなみに使っているクロッキー帳はこちら。
ほんとうはこれの青なんですが、売り切れてるみたい。
デッサンの良いところ
まず、お金がほとんどかからないところ。
鉛筆と紙があればはじめらえる手軽さがいいですね。
コピー用紙とかいらない紙に書いてもいいんですが、クロッキー帳があると後から振り返れるので楽しいです。
集中力があがる
図画工作などの写生の時間って、黙々と作業に集中して取り組むじゃないですか。小学生の頃。
あの体験がもう一回楽しめますね。
絵の巧拙はあるんですが、やりきるとそれなりの満足感が味わえるので楽しいです。
そのうち飽きるんですけどね。
画力があがるのが実感できる
絵には現れないところで、自分の成長が楽しめます。
同じ絵を書いてると、それにかかる時間が短縮されたり、形のとりかたが慣れてきたりと、過去の自分と比べて成長が実感できるのが好きです。
1枚書くごとにちょとずつ改善点が見えるのがいいです。
もちろん効果には個人差がありますが、私みたいな素人が始めるとスタートがどうしようもないレベルなのでより実感できると。
気分転換になる
なんか、集中力を欠いて、やることもなくただ時間が過ぎていくときあるじゃないですか。
なんとなく動画をみたり、ツイッターやったり。
それはそれで、尊い時間でもあるんですが、本当はやりたいことがあるのに、気分が乗らないときとか、そういう時にデッサンやると集中できて良いです。
集中しすぎて、やりきった感で満足し、次につながらないときもあるんですが。
デッサンしたものをUPしてみます
1年前からやってたんですが、2ヵ月くらいでやらなくなりまして、最近また始めました。
1年前に書いたものからさらしていきたいと思います。
リンゴ型のカードホルダー
デッサン人形ばかりだと飽きるので、そこらへんにあるものをデッサンしました。
ヘタのまわりのくぼみを表現するのが超むずかしくて、ものすごく大変だった。
というか、そんなにうまく表現できてないですね。
立体表現が苦手なんだよなぁ。
ハイロウズのキューブリック人形
ハイロウズのライブで買ったキューブリックの人形。
あごというか口というか、その周辺の立体感がうまく表現できていません。
影の付け方がイマイチわかってない。
デッサンしたらイラストもうまくなるか
デッサン人形のデッサンを繰り返してると、人間の体の構造が少しわかってきます。
パーツごとに分かれているので、これをうまいこと書ければ人間もかけるんじゃないかと。
書いてみました。
書いたのは1年前の私なんですけども。
横からみたデッサン人形を模して、ひとの体を書いてみたと。
適当に書いたとはいえ、ひどい出来である。
デッサン人形にない要素が入った瞬間、ひどい。
この絵をTwitterにUPしてみたら、心優しいフォロワーさんからコメントをいただきました。
サイコな感じしますね笑
— マナビヤ軍艦@バトンNG系ブロガー (@fab5_japan) May 16, 2020
行く手を阻んだらやられます
進撃の巨人に出てきそうですね😀😁
— ソイエバ@地方webディレクター(たぶん) (@soieba_editor) May 16, 2020
タピオカ屋さんは、逃げたほうが身のためです(笑)
人形病患者みたいだ #人形の国
— きっとかとう | Webディレクター&エンジニア&プランナー (@kitto_kato) May 16, 2020
いただいたコメントをまとめると
進撃の巨人にでてきそうなサイコパスな人形病患者
なんていうか、あれだね、イラストがかわいそうだね。
デッサンから、オリジナルイラストが描けるようにがんばろう!
最近書いた絵も一応
もう、オチは付いたんですが、最近書いた絵もあるので、載せさせてください。
すいません。
久しぶりに書き始めたので、デッサン人形から再出発しました。
丁寧に書くよりも、早く正確に書けるようにと頑張ってます。
デッサンのおもしろいところは、「論理的に破綻している絵は違和感が生まれる」というの実感できて楽しいところ。
この絵だと、左肩(絵の奥の肩)が異様に上がっていて、バランスが悪くなっています。
これは、左肩がわるいというより、手前側の右肩が下がりすぎていて、その原因が首の回りの面を長くしすぎ、結果、肩が下がっていると。
これも鎖骨あたりと胸のあたりがうまく書けなくて、色々試行錯誤してました。
目の前にあるものを、2次元の世界に書き写すのが思うようにいかなくて歯がゆいんですが、そこがまたおもしろいところ。
うまく書けると、どういう風に書けばいいかがつかめるので、楽しいんですよね。
最後に頑張って書いたやつ
最後に、頑張って書いたやつを。
縁取りを濃いめにかいて、影を書き加えると、ちょっとうまくかけた気になれるんですよね。
ところどころ、パースがくるっているというか、現実世界ではありえない形になっていたりするところに気持ち悪さが残るので、もうちょっとうまく書けるようになりたいと思います。