ソニー ミラーレス一眼 α7Ⅲで運動会を撮影しました
高いカメラを買っても運動会などのイベントでいい写真を撮れれば奥さんから理解を得られるので、腕の見せ所ですよね。運動会は。撮影に使ったカメラはソニーのα7Ⅲです。
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新開発有効約2420万画素35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー搭載
運動会ともなると望遠レンズが欲しくなるところですが、ソニーの望遠レンズって高いですよね。高いものだとカメラ本体の価格よりも高い。そしてでかいし、重い。
SONY Eマウント望遠レンズ Gレンズから3本紹介
カールツァイスレンズと双璧をなすソニーのG Lensシリーズから望遠レンズが出ています。運動会で子供の表情までカメラに収めたいなら300mmくらいの焦点距離があるといいのではないかと思いますが、私は望遠レンズを買ってないのでわかりません。
買ってないけど欲しいなぁと思った望遠レンズをピックアップしておきます。
ソニー 望遠レンズ SEL70300G
70mm~300mmと焦点距離のレンジが大きく、価格も比較的安いレンズ。ここでいう高い安いは望遠レンズの相場感での比較です。
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テレ端でも、画面周辺まで高解像を実現
ソニー 望遠レンズ SEL70200G
発売日が2013年と5年ほど経過しているせいか、実売価格がお手頃になっている望遠レンズ。70mm~200mmと焦点距離は少し短め。
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ソニー 望遠レンズ SEL100400GM
先ほどのSEL70200Gと見た目は似ているSEL100400GMは、2017年発売と最近発売された望遠レンズ。100mm~400mmと一番大きく撮れるレンズ。価格もこの3つの中では一番大きい(高い)。
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G Masterの高い設計基準を満たす新規光学設計により、ズーム・フォーカス全域での高い解像性能を実現
どれも購入していないのであれですが、この3つの中では一番最初に紹介した「SEL70300G」が価格とスペックのバランスが良くて、買うならこれかなぁと考えていました。
望遠レンズを買わなかった理由。
端的に言うと単純に高いから、だったわけですが、この高いというのが金額ももちろんそうですが、価格に見合った価値があるかどうかを考えたときに、なくてもいいかなとという結論で購入を見送りました。(ここでいう価値は個人の価値観のことです)
望遠レンズを使って撮りたい写真があまり普段使いでは思い浮かず。運動会などのイベントなんかで活躍するのは分かっているんですけど、それ以外で普段から持ち歩いて使うかと考えたときに、そこまで欲しくもないかと思ったわけです。
これが5万円くらいで買えるレンズなら、イベント用と割り切って購入してもいいかなと思えるんですけど、15万円と言われると、いやーいいか。となりました。欲しくないわけじゃないんですよ。購入意欲と価値のバランスが合わなかったというだけで。
加えて、望遠レンズともなると、レンズそのものの大きさと重さが気になります。気楽に持ち運べることがカメラを楽しむうえで重要だと思っている私には、コンセプトからずれたレンズなんですよね。
望遠レンズはなくともズームレンズは持っている!
というわけで望遠レンズを買わずに運動会に挑むことにしました。正直、α7Ⅲを買う前のPENTAXのQ7の時も望遠レンズなしで運動会の撮影してたのでまぁ、なんとかなるっしょと。
運動会の撮影で使用したレンズはα7Ⅲを購入したときにボディとセットで購入したズームレンズ「SEL2870」です。焦点距離が28mm~70mmと望遠レンズではなく、ズームレンズ。
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SEL2870
学校の校庭で行われる運動会ということで、レンズ交換をすると砂がはいる恐れがあるのでこの1本のみで運動会に参戦しました。
70mmで寄るとなんとかここまでは撮れる
望遠レンズはなくとも撮影場所を工夫すれば楽しんで撮影が可能です。
チルト式モニターを活用して高い角度から撮影
人が一杯でなかなか普通に構えていい写真を撮るのが難しかったので、チルト液晶を活用して上から撮影しました。
チルト液晶を使った撮影
チルト液晶を使った撮影 横から
チルト液晶を手前に引き出して高く掲げた角度でも液晶が分かるようにして腕を目一杯伸ばしてシャッターを切る。このワザは良かったです。思ったよりもずっと撮りやすかったし。
徒競走で先生と被るという悲劇に見舞われる
自分の子供が出場する競技でいかにうまく撮れるか重要なわけですが、うちの学校ではゴール前にカメラ撮影優先エリアというものがありまして、そこから撮影したんですけどね。
少しだけ端っこに寄ってほしかった
うん、ゴール前に先生がいて困った。いや、先生もお仕事だから仕方ないと思うんですよ。主役は子供だしね。でもさ、カメラエリアを用意してくれたんなら、もう少しだけ気を使ってもらえると嬉しいなって。
(顔や個人を特定する情報にはぼかしを入れています)
意外と望遠レンズでなくともなんとかなりますよね。もちろん、顔のアップとかそういった写真を撮ることはできませんが、全体像を映すことはズームレンズでもなんとかなりました。
リレーは撮りやすかったのでうまく撮れました
徒競走ではうまく撮れなかったわけですが、リレーではいい感じで撮影できました。
流し撮りで連射撮影
これくらい寄れれば文句ないでしょ。レンズ以前にポジションが重要なんですよね、運動会の撮影は。徒競走のようにゴールが決まっているとそこに人が集まるのでいいポジションを確保するのが難しいですが、リレーのように撮影場所が幅広いと撮りやすいです。
この時までは「Pモード」でドライブモードの「Hi」で撮影していました。
ドライブモードの変更
Hiを選ぶと連射
連射速度も従来のα7シリーズと比べてパワーアップしているのがα7Ⅲの良いところ。
運動会撮影に最適な撮影モード スポーツシーンの設定方法
カメラ側にスポーツに最適なモードが搭載されているのでそれを使ったほうが楽に撮影できるのではないかと思って後半から撮影モードを変更しシーンセレクトのスポーツモードの存在を思い出して、この後からスポーツモードで撮影をしました。
SCNの設定でスポーツをセレクト
SCNにあわせて、Fnボタンを押しますと、右下にシーンセレクトのアイコンが出てきますので、そこを選択してお好みのシーンに合わせれば設定完了です。
このモードで撮影すると何が変わるかというと、シャッター速度が速くなり動体撮影にピッタリな高速シャッターに切り替わり、オートフォーカスも動体を追従してくれるので撮影が楽になりました。
それまでは「Pモード」でフォーカスエリアをワイドにしてオートフォーカスをAF-Cにしていたのですが、シャッター速度までは気にしていなかったので、写真によってはピントが甘い写真がありました。
連射速度と追従性の高いAFのおかげで楽しく撮影できました!
連射で動体を撮影するのって楽しいですよね。一生懸命な表情をコマ送りで楽しめるのがいいですね。
リレー撮影は楽しい
連射で焦点距離が変わってもしっかり追従してくれる
ソニーのα7Ⅲはオートフォーカスのエリアが広く、追従性も素晴らしいので素人でも簡単に流し撮りの連続撮影が可能です。
連射撮影のコマ撮り
手ブレ補正も搭載されているので、カメラを走っている子供に合わせて向けて、シャッターを押し続けるだけでちゃんと撮れるのはいいですね。
タラレバな話になりますが、ズームレンズでそこまで寄れないので簡単に撮れましたが、望遠レンズだとズームできる分だけ、手振れや撮影範囲がシビアになるので、運動会直前に購入していたらちゃんと撮れなかったかもしれません。
その分だけうまく撮れたらもっといい写真が撮れるんですけどね。もうちょっと安くならないかなぁ、望遠レンズ。
ソニー α7Ⅲで運動会撮影のまとめと総評
新しいカメラで挑んだ初めての運動会でしたが、思っていたよりずっと撮影しやすく、スポーツシーンを撮影するといういつもでは味わえない撮影を楽しめました。
望遠レンズがあったらもっと楽しかったかもしれませんが、最大70mmのズームレンズでも問題なく写真は撮れます。そこまでズームできないレンズは、全体的な雰囲気を撮影したり、撮影するポジションを工夫すればそれなりにうまく撮れます。
砂塵がやばいのでブロワーを持って行ったほうが良い
うちの学校の校庭は砂でできているので砂塵がすごかったです。想定通りだったんですが、この中でレンズ交換はしないほうがいいですね。持っていくレンズは1本か、レンズを変えたいならカメラを2台持ちしたほうが良いですね。
砂埃がひどいことを想定していたのでブロワーを1つ持っていたのですが、これは正解でした。ボディもレンズも砂まみれになるので、気になったらシュッと一吹き。まぁ気休めなんですけど、何もしないよりは精神的にいいです。
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PCキーボードのホコリ飛ばしなど、カメラのレンズ以外にも様々な用途に便利。
砂まみれのレンズで撮影するのもなんか嫌ですしね。
友達の子供の写真もたくさん撮って、あとですごく喜ばれたので私も楽しい運動会になりました。そのうち、望遠レンズが欲しくなりそうですが、しばらくはズームレンズで楽しみたいと思います。
運動会撮影の参考になれれば幸いです。
2019年4月3日α7Ⅲで千鳥ヶ淵の夜桜を撮ってきました
サイト内リンク:https://www.start-point.net/blog/camera/alpha_73/yakei5_chidorigafuchi/
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fuchi
WEBクリエイター / 39歳 / ♂ / 鳥好き
WEB制作とWEBマーケティングをやってきました。
PHPとMysqlを使って面白いことをやりたいと模索中です。
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