ソニー α7Ⅲで夜景&夜桜撮影に挑む!
ソニーの最新ミラーレス一眼「α7Ⅲ」を片手に夜桜を撮ってきました!
夜景&夜桜撮影を以前のPENTAX Q7で行っていた時は三脚必須でいろいろと大変だったのですが、α7Ⅲであれば、ISOの常用感度も高く、手ブレ補正もあるので、きっと手取りでもきれいに撮れるはず!と期待して行ってきました。
2019年もソニーα7Ⅲで夜桜撮影行きました 最新情報はこちら
2019年4月3日に東西線九段下駅の千鳥ヶ淵撮影に行きました。2019年は新しく購入した広角レンズSEL24F18GMと共に。
写真のレタッチが好きなのでレタッチした写真を掲載したいのですが、カメラの実力をお見せしたほうが喜ばれると思いますので。レタッチした写真はレタッチしてない写真も一緒に置いておきますね。
レタッチはAdobeのLightRoom Clasic CCを使って、JPG画像を編集しています。RAWでも撮ったんですが、LightRoomが、α7ⅢのRAWデータを取り込んでくれないため。
JPGはJPG画像からライトルームを使ってリサイズをしたものを画像圧縮サービスを使っているので、実際よりも多少、汚くなっているかと思います。多少ね。
使っているレンズはズームレンズキットについてきた「SEL2870」と単焦点レンズの「SEL50F18F」の2種類です。ほぼ単焦点で撮影しています。
標準ズームレンズ「SONY SEL2870」
単焦点レンズ「SONY SEL50F18F」
1日目 中目黒 目黒川の桜
仕事の帰りに夜桜撮影と称していろいろと桜スポットを巡ってきました。中目黒にある目黒川の夜桜。すごーくきれいなんですけど、死ぬほど人が多くて嫌になります。まぁ。自分もその一人なわけですが。
中目黒の桜といえばこの川を挟んで咲き誇る桜。これは撮っておかねばならない写真です。個人的にはこういう誰が撮ってそんなに差が出ないような景色はそんなに好きではなかったりします。
肝心の写真のほうは、言うほどきれいじゃないですね。これはまだ使い慣れていないため、細かい設定方法をわからず撮っているのと、レタッチすればいいやという私の甘えが良く出ています。白とびさせるよりも暗い写真のほうがレタッチしやすいのでちょっと暗く撮ってます。
高感度がウリというα7ⅢのISO10000での写真です。Q7の時はISOを上げたときのざらつきが嫌で、シャッター速度を遅くして撮ってたんですが、α7Ⅲではノイズという点においてはそんなに気にならないかなと。ISO12000位までは許容できそう。
単焦点レンズらしくいい感じでボケてますね。
街頭に向けて撮ると結構明るく取れました。ISO600で撮ると夜でもここまではっきり撮れます。
桜のほうは、本当に満開でピークを迎えていました。綺麗な風景でした。
写真のほうはISO10,000で撮ってますが個人的には全然OKな画質です。
1日目の振り返り
α7Ⅲを買って初めての夜景撮影だったんですが、思った以上にきれいに撮れました。全部三脚使わず手取りで撮ってます。オートフォーカスの設定方法や、焦点位置の設定、露光や色温度など本当に良くわかってなくて、Pモードで全部設定いじらずに撮っていた気がします。
本当に人が多すぎて撮りたい写真を撮りたいように撮れないので、割と適当にパシャパシャ撮ってたんですが、手ブレがほとんどなく、構図やクオリティはさておき、カメラの性能を堪能できた一日目でした。
二日目 千鳥ヶ淵の夜景
次の日に千鳥ヶ淵の夜桜撮影に行きました。中目黒に負けず劣らずこちらも人が多い。日本人、桜好きですよね。外国人の方も多々いらっしゃいましたが。
靖国神社で撮った一枚です。いい感じの玉ボケ写真が撮れました。
この日は月も綺麗でした。真ん中で光っているのがお月様です。
カメラの設定ですがJPG+RAWで撮っているのでエフェクトなどは一切使っていないJPG画像になっています。シャープ感がレタッチしてない写真だと若干弱いかなぁと個人的には感じます。好みもありますが。
こういう色とりどりのわちゃわちゃした写真、結構好きです。ビル明かりで空が結構青く撮れてますね。人の目とは違うカメラならではの夜の空の色。
千鳥ヶ淵の桜は1km以上にわたって咲き誇っており、いろいろなライトアップがされていて綺麗でした。歩く距離が長くなるので歩くのが嫌いな人にはオススメしづらいスポットですが、お散歩がてら歩くのも楽しいもんです。
夜桜の期間だけなのか分かりませんが、夜でも貸しボートがやってました。超並んでましたけど。
レタッチをしてもしなくてもたいして変わらないくらい明るく、発色良く撮れた1枚です。
二日目 千鳥ヶ淵振り返り
中目黒よりはカメラの操作にも少しずつ慣れてきたころです。色々なモードで試したり、設定をちょっと変更して撮ってみたりしたんですが、安定のPモードが大半です。
暗い夜景撮影でも手ブレがあまりなく撮れているのが、手振れ補正が優秀なおかげだと思います。
あんまり優秀なのでシャッター速度を遅くして手持ちで試してみたんですが、さすがにスローシャッターにすると手ブレが起きました。
自動車の光が流れているような写真を手持ちで撮れるかやってみたんですが、ブレブレでさすがに手持ちで1秒は厳しいみたいですね。どれくらいが限界かまだつかめてませんが1/8秒くらいまでなら、なんとかなるかもしれません。
九段下から靖国神社を見て、千鳥ヶ淵の桜を見ながら皇居を約一周して大手町まで歩いてきました。ここも夜桜のメッカなので人が多かったですが、目黒川と比べると桜並木が長いので、ところどころで人の切れ目があり、まだ写真が撮りやすかったです。
α7Ⅲで夜桜撮影のまとめ
まとめといいつつ、まだ続くんですがα7Ⅲで夜景撮影をして感じたことは、高感度がウリなだけあって夜景撮影は手持ちで全然撮影可能。手ブレ補正も強力なのでストレスなく夜桜でも夜景でも撮影ができます。三脚があればもっと楽しめそうですが、あの人混みのなか、三脚使って撮影する技量も度胸もないので、手取りが満足いく写真が撮れるのはいいです。
それと電池もちが抜群にいいです。数時間の撮影なら電池もちは心配しなくて大丈夫。700枚くらいは撮影可能らしいですから。予備のバッテリーを持ち歩かなくても問題なしです。
良くなかった点としては、レンズが大きいのでレンズ交換がめんどくさくてほぼ単焦点で撮影してしまいました。F値が明るいほうが撮りやすいですし。
やっぱりこの桜の季節に新しいカメラを買ったのは正解でした!楽しい!まだもうちょっと続きますので次回もお楽しみに。