SONYの最新ミラーレス一眼 α7IIIを購入!早速レビュー!
2018年3月23日に発売されたソニーのミラーレス一眼カメラ「α7 III」を購入しました!発売日の翌日に!

発売日当日に買わなかったのは、悩んでいたからです。本当にどうしようかずっと悩んでいて、予約もせずに発売日当日を迎えて、どうしようかなとおもったんですが、思い切って購入しました。
躊躇していた理由は価格です。高いんですよ。いや、このスペックでこの価格は安いと聞くんですけどね、20万円オーバーの買い物はなかなかに躊躇する小心者です。
ソニー α7Ⅲを買おうと思った理由
私の数少ない趣味の1つにカメラがあるんですが、PENTAXのQ7という世界最小のミラーレス一眼カメラを愛用していました。発売が2013年と5年くらいたってきて、そろそろ新しいカメラが欲しいなと思ってまして、後継機が発売されるのをずっと待ってたんですが、出ない。

おそらく、後継機でないと思われる絶望しかなかったので、Q7に代わるカメラを探していました。
最小のカメラを使うくらいですから、サイズと重量が重要。軽くて小さいくて持ち運びが苦にならないカメラ。これを基準に探していたところ、目についたのがソニーの「α6500」。

ただ、発売が2016年12月と少し古くなっていたわけです。まぁこいつの次の機種がでたら買おうかなと思っていたところ、ソニーから発表されたのがこの「α7Ⅲ」
フルサイズミラーレス一眼カメラ ミラーレス時代。by SONY
αシリーズではあるものの「6000番台」のシリーズではなく、上位機種の「7シリーズ」の最新版。何が違うかって言うと搭載されているセンサーの大きさが違います。それにより価格も、サイズも変わってくるんですが、ソニーも今後はフルサイズセンサーのミラーレスに力を入れていくみたいで、「APS-Cセンサー」の 新機種はいつ出るかわからない。
Q7は超小型のミラーレス一眼で、そのサイズと引き換えにセンサーサイズが1.7型とかなり小さく、月日が経つにつれてより、きれいな写真も撮ってみたいなぁという衝動がありました。

インスタなんかに投稿される写真好きの方の写真は高解像度で細部まできれいに撮れているんですよね。Q7はパッと見の印象はきれいなんですが細かい描写で比べるとどうしても及ばないところがあるんです。普通に使う分には十分満足できるレベルなんですが、経験値が上がってくると、少しずつ少しずつもっときれいな写真を撮りたいなと、想いが募ってくるわけです。それが5年間たまって、今回のフルサイズセンサーを搭載したα7Ⅲが欲しくなった理由です。


価格調査の末値引きはどこも大差なし!発売直後だし
高い買い物なのでネットと近所にあるコジマ電機で価格調査をしてました。発売直後なので価格差はあまりなく、ポイント還元か現金値引きかの違い程度。ちなみにもう一軒あるヤマダ電機も覗いてみたんですが、取り扱いがないというどうしようもない店に成り下がりました。ヤマダ電機はもうだめだな。
発売日翌日に近所のコジマ電機に行って、買うかどうか決めようと思ってお店に行ったところ、予約受付はしていたのですが、実機の販売分の在庫がない。マジか。買おうと悩んでいるときに、これをされると購買意欲が一気に膨らみますよね。買おうと思っていたらない。
但し、2駅先のコジマ電気には実機も在庫もあるといわれて買いに行っちゃいました。
実際、手に取ってみると思っていたよりずっと大きくて重い。というか、比較対象がQ7なので何を触っても大きくて重くなるんですけどね。

α7Ⅲ 価格交渉とキャンペーンでの値引きを活用
もう買おうと思っていたので、買いました。一応、価格交渉をしてみました。価格.comの最安値を提示して、これと同じ金額にならないかと。価格.comの最安値がズームレンズキットで税込24万円とちょっと。コジマ電機が税込約26万円。但しポイントが10%還元なので実売価格はほぼ同じ、ということで値引き交渉は失敗。
まぁ、出たばっかりだしね。但し、コジマ電機では20万円を超えるカメラを購入すると1万円引きというキャンペーンを行っており、これが決め手でコジマ電機で購入しました。500円するアクセサリーカタログを購入すると、そこに割引クーポンがついていてそれで1万円引きになるという仕組み。
レンズキットを購入したわけですが、Q7のおかげでミラーレス一眼の楽しみ方を存分に知ったわけですよ。きれいな写真が撮りたいと思えるほどの経験値を与えてくれたカメラです。ミラーレス一眼の楽しみっていろんなレンズで色んな写真が撮れることじゃないですか。
レンズを交換しないミラーレスなんてコンデジ買ったほうがマシじゃないですか。なんで、単焦点のレンズを一緒に買うからちょっと安くならんかね?と交渉したらちょっとだけ値引きしてくれました。レシートみたら890円ほど。20万円の買い物して890円引きだとしょぼく感じますが、昼飯1食分と考えればうれしいもんです。

ポイントってすぐに使わないと期限が切れて損するリスクがあるので、基本的に貯めずにすぐ使う派です。なので本体の購入でもらったポイントが26000ポイントくらいあり、それをこのレンズに使いました。売価が28,510円(税別)、値引きが入って890円引きで支払いが3,865円でした。
レンズの種類を全く調べてもおらず、安めの単焦点がとりあえず欲しかったのでこれ買ったんですが、ネットで買うともう少し安く買えるみたいですね。まぁポイントで買ったからいいんですが。ちなみにAmazonで買うと2018年3月27日現在で27,720円(税込み)でした。
![SONY(ソニー) 標準単焦点レンズ フルサイズ FE 50mm F1.8 デジタル一眼カメラα[Eマウント]用 純正レンズ SEL50F18F](https://m.media-amazon.com/images/I/516gtGIRmeL._SL500_.jpg)
割引現在価値と未来のセールとの天秤
新商品を買うタイミングって難しくないですか。こういう時代とともに値引きが約束されているカメラで、しかも26万円という高額商品。ちょっと待てばもう少し安く買えるかも。
こういう考え方を持ち始めるとなかなか手が出せなくなるんですよね。そんな時に自分を納得させる経済学がありまして、「割引現在価値」という考え方があります。
厳密に言うとちょっと異なりますが、考え方は一緒ということで。
「1年後にもらう1万円と、今日もらう1万円では、同じ1万円でも価値が異なる」という考え方です。
どういう事かといいますと、今日もらった1万円を資産運用することで1年後には金利分の差益が生まれるので、すぐにもらったほうが価値が高い、という考え方です。(私なりの解釈が入っているので世間で言われるものと若干言い回しが異なるかもしれません)
何が言いたいかと言うと、例え将来、このα7Ⅲが値引きされたとしても、それは月日が流れることで安くなったので、そんなに気にすることじゃない、ってことです。
また、早く手にすることでその分だけカメラに対する慣れや練度があがります。
欲しくなったらさっさと買ったほうが良いと。
と、自分に言い聞かせて買いました。
α7Ⅲを実際手に取って感じたこと でかいけど綺麗
前置きがかなり長くなりましたが、手に取って使ってみた感想を書きたいと思います。
ちなみに私、説明書を読まないでいきなり使いだすタイプなのでまだ細かい機能をつかめていません。
カメラの細かい知識や比較対象となるカメラがQ7だけなので、一眼レフを使いこなしている人や、ガチな人には参考にならないと思いますがご了承ください。
軽い、小さいといわれているα7Ⅲですが、重くてでかいです。レンズもでかいしカメラもでかい。気軽に持ち運びたくなるほど小さくないです。買う前にカタログ上では565gとペットボトル1本分かぁと思ってましたが、片手で持つと重いよ。
持ち運びたくなくなるほど重いわけじゃないんですが、やっぱミラーレスとは言え、フルサイズのセンサーを搭載したカメラは重いですね。
普段、ミラーありの一眼レフとか、これじゃないフルサイズミラーレスと比べると軽いんでしょうね。世界最小最軽量のPENTAX Qシリーズからのステップアップだとでかさと、重さが引き立ちました。
ただ、重さと引き換えに手にした高画質。これはQ7では味わえない美しい写真が撮れました。

近所の公園に出かけて、開花したての桜を撮ってきました。千葉県はまだ5分咲といったところですが、桜シーズンの到来というのも購入の決め手でした。写真を撮るのが楽しい季節ですからね。

私は花とか風景とかをメインに撮っているんですが、このα7Ⅲだと人物写真を撮りたくなります。子供の写真も撮ったんですがここでの掲載は控えますがきれいに撮れると楽しいです。
撮った写真をライトルームでレタッチするのが好きなんですが、ベースの写真がきれいだとより楽しめますね。と、言いながら新しすぎてライトルームでRAWファイルがまだ扱えないということが判明したんですが、まぁこれはそのうち対応してくれるはず。(現在は対応済みです)

レタッチって楽しいですよね。邪道と言われようと自分好みの写真に仕上げられるこの作業が何よりも楽しいわけです。
色々と楽しめる楽しいカメラだと思います
SONYの高機能カメラだとWIFIが標準装備でスマホに簡単に転送できたり、スマホをリモコン替わりに使えたり(専用の無料アプリが必要)液晶が動かせて極度のローアングルでも撮りやすかったりと撮影する楽しさは増えました。まだ使い始めたばかりですが。
光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能というのがあるんですが、これは普通に使ってても実感できるレベルで補正してくれます。わざと揺らしながら液晶を見てたんですが、ブレない。これは夜景撮影の強い味方ですね。ISOも高いですし。
カタログスペック上の素晴らしさは私には良くわかってないですが、撮って楽しいカメラであることは間違いないです。
その代わり交換レンズが高かったり、レンズがいちいち大きかったりちいさいカメラ(Q7)にあった気軽さは無くなってしまいましたが、そこは覚悟の上の購入なので、少しずつレンズを買い足していきたいとおもいます。
初心者の方には気軽にオススメできるカメラではない気がしますが、高画質のミラーレス一眼を探している人にはオススメできる良いカメラではないかと思います。
これからバシバシ使って機能面や撮った写真をたくさんUPしていきたいと思います!
SONY α7Ⅲでいろいろと撮影してきました
SONYのミラーレス一眼α7Ⅲで夜桜撮影と運動会の撮影に行ってきました。良いカメラを購入するとフットワークが軽くなって良いですね。
運動会にα7Ⅲとズームレンズで参戦しました
カメラが活躍する場と言えば運動会ですね。ズームレンズキットでついてきたα7ⅢとズームレンズSEL2870で撮影してきました。
α7Ⅲの安く買えるレンズを購入したので比較記事を書きました
α7Ⅲに興味がある方にはこちらもオススメです。比較的安価に購入できる単焦点レンズと、マクロレンズ、レンズキットでついてきたズームレンズのそれぞれの比較記事です。
良いレンズは高いですが、安いレンズでも撮影する楽しみは変わりませんから。