SONY α7Ⅲ広角レンズ SEL24F14GM購入しました! レビュー
2018年の12月に勢いで注文した広角レンズ SEL24F14GMが2019年2月末にようやく届きました。もっと早くに届くと思っていたんですけど、在庫切れで入荷次第のお届けだったようで、だいぶ時間がかかりました。納期が2ヵ月先とは人気のレンズなんですね。
なかなか届かなくてまだかまだかまだかと待っていたんですが、2ヵ月待たされると熱も若干冷めますね。届いてちょっとしてから実際に撮影に行ってきました。
SEL24F14GMスペック 初めてのGMレンズ
この単焦点広角レンズのスペックについて軽くおさらいしたいと思います。
型名 | SEL24F14GM |
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レンズマウント | ソニー Eマウント |
焦点距離(mm) | 24mm |
画角(35mm判) | 84° |
開放絞り(F値) | 1.4 |
最小絞り | 16 |
重量 | 445g |
外形寸法 最大径x長さ(mm) | 75.4mm x 92.4mm |
スペックはソニー公式サイトより引用
特筆すべき点は高いレンズであると。初めての10万円超えのレンズを購入しました。
価格はさておき、買う前に知っていた情報としては、軽くて小さい広角レンズという評判だったんですが、私の持っているどのレンズよりも重いぞ。
カメラ愛好家の価値観って一般人のそれとすげーずれてる気がすんですよね。比較対象が違うんでしょうね。数多ある広角レンズと比べると軽くて小さいんだろうけど、私が手にすると聞いていたより全然重いなと。
言ってることも、よくわかんないけどなんか凄そうな言い回ししたりするし、こういう雰囲気がカメラにこだわりがある人と、気楽に楽しみたい人との間に大きな隔たりを作っている原因だと思います。
と、誰に対しての愚痴なのかわからない暴言を吐いたところで、早速撮った写真と共に感想を書いていきたいと思います。
東京駅にEマウント 広角レンズ SEL24F14GMを片手に夜景撮影に行ってきました
広角レンズが欲しいと思った東京駅に再び行ってきました。ただね、イルミネーション終わってて、ちょっとテンション下がってしまいました。なんかこないだ来た時と駅の印象が全然違うなと。
それでも写真はとってきましたので、早速SEL24F14GMの作例集を。
The 広角レンズという写真です。横に広く東京駅の全景がいい感じに撮れました。この位置から撮る写真はどんなカメラでも絵になると思います。
初めての広角レンズ撮影して思ったことは、写真の情報量が多い。ファインダーを覗くとどこに焦点を当てて撮ろうとしてたのかがわからなくなります。
いつも使っているレンズよりも画角がすさまじく広がり、想像しているよりも多くの風景が入ってくるので、迷うんですよ。これは慣れの問題ですかね。
横に構えて撮ってみて感じたことが、縦にも広く撮れる。横に広いのは当たり前なんですが、真ん中のビルの上、空の映り込む量が思っていたよりも広い。1枚目の写真もそうですけどね。
この辺のレンズの特性をしっかりつかんで撮影するといろいろと面白い写真が撮れそうな気がしますが、まだ全然慣れてないので、もう少し経験値を積みたいと思います。
縦に構えれば背の高いビルもすっぽり一枚の写真に収めることができます。さすが広角レンズといったところですね。
ビルの頂点を写真の中に収めようと撮ったわけですが、さっきとは逆に地面の量が想定しているよりも多く映っていますね。写真撮ってるときは気づかないけど、こうして写真を眺めると改善点が見えてきます。
単焦点の広角レンズなのでこのへんは自分が動いて被写体との位置を調整するか、画角を変えて調整するか。思っているよりも広く写るレンズです。
吹き抜けのビルの天井を撮ってみました。なんだろう、何も考えないで撮ったから、へぇ。としか思わない写真です。天井が写ってるねと。
写真の良しあしは置いといて、こういう消失点のある風景と広角レンズの相性は抜群な気がします。普通のレンズでも面白く撮れる気もしますが、横幅が広いのでいろいろ写せるのがおもしろいなと。
単焦点SEL50F18Fと広角レンズSEL24F14GMの画角の違い比較
情報量がとか、画角が、とか言ってますがどれくらい違うかの比較写真も撮ってきましたので掲載しますね。同じ位置から同じように撮った写真です。
改めて見比べると本当に全然違いますね。広角レンズは被写体が遠くに撮れるイメージですね。単焦点のほうがズームで撮影したような錯覚に陥りますね、並べてみると。
具体的に言うと、左側の球体の建物を撮るかと、カメラを構えると右側のビルも入り込んで、手前の道路まで写るわけです。ついでに空も。
初撮影を終えて思ったこと
こんな感じで東京駅撮影に行ってきました。単焦点でF値開放が1.4と明るいレンズなので、夜景撮影はまったく問題なしです。気軽にパシパシ撮ってもキレイに撮れました。
広角レンズならではの画角にまだまだ慣れてないので、映し出される写真のイメージと撮ろうと思った写真の不一致が大きいです。本当にどこに焦点を当ててどんな写真を撮ろうとしていたのかがわからなくなるので、そこらへんのギャップを早く埋められるようにしたいと思います。
昼の公園の写真も撮ってきたので
近所の公園にあてもなくぶらぶらと写真でも撮りに行くか赴いたところ、桜が咲いてたので撮ってきました。
広角レンズで桜を撮る撮り方がまだ掴めてないですねぇ。多分風景の一部として桜を入れるような写真のほうが広角レンズには向いている気がします。こういう撮り方の写真だとズームレンズや単焦点のほうがキレイに撮れるかなぁと。
引いてとっても桜がわちゃわちゃするだけでイマイチなんだよなぁ。
イメージとしてはこんな感じの写真がいいのかなと。この写真は別に良くないです。イメージ。こういう感じの写真。
「なにざくら」が咲いていたのかわからないんですが、ソメイヨシノのはまだ咲いてなく、桜並木の中の1本、離れたところにもう1本。この2本だけが咲いておりました。
桜の季節を迎えるまでにはイメージ通りの写真が撮れるくらいにはなりたいと思います。意図して撮った写真と、意図せずうまく撮れた写真では満足度に差が出てきますから。自己満足の趣味なので、そこを極めていきたいと思います。
SEL24F14GMレビューのまとめ
初めての広角レンズを使って撮影してみました。素直に思えたことは今まで撮れなかった写真が撮れるようになりました。カメラのスペック的な意味で。これは撮影の幅が広がってよかったです。
17万円くらいかけて購入する価値はあるのかはまだわからないですけど、広角レンズというレンズはあってもいいですね。3番目に欲しいレンズです。ズームレンズ、単焦点レンズに次いで広角レンズ。なくても困らないけど、あると楽しいレンズ。
SEL24F14GMは、GMレンズということで何が違うんだろうと思っていましたが、やっぱGMレンズは全然違うな、とまでは思えず。初めてのGMレンズだけど。
多分なんですけど、細かい解像度が違うと聞くんですけどね、細かいところまで気にしていないからだと思います。細部を拡大してこんな細かい文字までしっかり写ってる!とか気にしてないので、違いがまだ分かっていないと。使っていくうちに他のレンズとの比較も増えていくと思うので、もう少ししたらGMレンズのありがたさを実感できるかもしれません。
まだまだ経験値不足で楽しさよりも、改善点のほうが目についたレビューでしたが、それはそれで楽しいです。こうしたほうがよさそうだという気づきがあればもっといい写真が撮れるということなので。
もっといろいろなところでいろいろな写真を撮りましたら再度レビューしたいと思います!
広角レンズ SEL24F14GMで夜桜撮影をしました
GMレンズの凄さに少しずつ気づいてきた夜桜撮影の様子はこちら。
2019年に SEL24F14GMで撮った写真をまとめて紹介しています
SEL24F14GMの作例を見たい人はぜひこちらをご覧ください!