加湿器の選び方
部屋の寒さ対策と乾燥対策に加湿器を購入しました。
購入したのはアピックス(APIX INTL)社製の超音波式加湿器。
累計販売台数が300万台を超える人気の加湿器です。
加湿器には色々な種類がある
加湿器に色々な種類があります。
大きく分けてざっと4種、スチーム式、超音波式、ハイブリット式、気化式があります。
色々な選び方があると思うんですが、一番気になるのがランニングコストの差です。個人的に。
電気代を気にしないならスチーム式がベスト
私が加湿器の電気代を気にしない裕福な生活をしていれば、恐らく何も考えずにスチーム式の加湿器を選ぶと思います。
スチーム式の加湿器は日々のお手入れが不要で、メンテナンスがいらず非常に楽そうだからです。
スチーム式の加湿器は、水を沸騰させて蒸気を出して加湿するタイプなので、後述するフィルターやトレーのぬめりなどとは無縁なんですよね。
しかしながら水を沸騰させるということは、電気代が他のタイプの加湿器に比べて10倍くらいかかります。
10倍と書くと凄く高く感じますが、1日8時間の使用で80円~100円位かかるみたいです。
月額換算すると2,000円~3,000円くらいの電気代がかかる計算になります。
この金額に抵抗がない方は、スチーム式の加湿器がベストだと思います。
私は抵抗ありすぎて諦めました。
ランニングコストが高い分、メンテナスコストがかからないというのが一番のメリットです。
繰り返しになりますが、フィルターやカートリッジなどがないので、交換パーツもなく、水を沸騰させるので雑菌などの心配もないわけです。
ハイブリット式加湿器について
今回購入した超音波式加湿器以外に、リビングで使っている加湿器がハイブリット式なので、そちらの特徴を簡単に紹介しておきます。
ダイニチ社製の加湿器を使っていまして、3年目に入りましたが問題なく使えています。
ハイブリット式はフィルターとアタッチメントの交換が必要
ハイブリッド式の加湿器の場合、フィルターを水に浸して、それを風の力で気化して加湿するという仕組みになっています。
フィルターは3シーズンくらいは持つそうなので、頻繁に買い替える必要はないのですが、消耗品なので交換は必要になります。
加えて、日々のメンテナンスが重要で、トレーやフィルターは2週間に1回程度水洗いをする必要があります。
面倒といえば面倒なんですが、そこまで重労働ではないのでちゃっちゃと終わらせています。
フィルターを買い替えるときは約1500円くらいで購入できます。
ちなみに純正品じゃないフィルターも販売されていたりもしますが、私は純正品のフィルターを購入して交換しました。
手間はかかるけど電気代が安いのがメリット
ハイブリット式はメンテナンスに手間がかかるんですが、電気代が非常に安いというメリットがあります。
1日じゃなくて、1ヵ月の電気代が約89円ですよ。
スチーム式と比較するとべらぼうに安いじゃないですか。
加湿器は長時間使うことも多いので(日中も寝てるときも使うことが多い)この電気代の安さは魅力ですよね。
超音波式加湿器について
今回購入した加湿器「shizuku」は超音波式の加湿器になります。
超音波式の加湿器はその名通り、超音波の振動を利用して水を霧状(粒子)にして加湿するというシロモノです。
小難しい話は置いといて、もっとわかりやすく言うと、加湿器そのものの金額が安く、電気代も安いのが特徴です。
小さいものではペットボトルに差し込んで使う加湿器などもあり、非常に種類が豊富です。
私が購入したこのFSWD-2201は1時間当たり0.7円、1日8時間使ったとして5.6円、1ヵ月で約168円となります。
日々のメンテナンスはハイブリット式よりも重要です。
水をそのまま霧状にして加湿するので、水や本体に雑菌が混じったりするとその菌を部屋中にまき散らしてしまうため。
水はしっかり毎日取り換えて、タンク内も清潔に保つ必要がありますが、正しく恐れるというか、手抜きができないので、加湿器に対する心構えが培われました。
加湿器SHIZUKUの使用感 レビュー
超音波加湿器は色々な種類がでていますが、信頼と実績があり、デザインもお洒落なアピックスの加湿器を選びました。
加えて、イオンのブラックフライデーでオトクだったんですよね。
SHIZUKUの一番の特徴はその名の示す通り「水滴の形をした独特なデザイン」です。
頭の上から霧状の水が出てきて、加湿できる仕組みになっています。
この吹き出し口が360度回せるので、ミストを向けたい方向に簡単に向けることができます。
本体サイズが横幅22.7cm × 奥行22cm × 高さ33cmとなっています。
届いた時に、おもってたよりデカいと思いました。正直。
重量は1.35kgとなっており、水タンクは最大3.3Lも入ります。
推奨床面積目安は木造:4~6畳、プレハブ洋室:6~8畳、加湿量は1時間あたり約300mLです。
本体の裏側にコンセントがあります。
コンセントは本体部と一体型になっていまして、取り外すことはできません。
ここ、アダプター式の様に取り外しができるとお手入れの時にやりやすいのにと思いました。
コンセント抜かないと本体部分が持ち運べないので、ちと面倒だなと。
正面にある丸いダイヤルが加湿量の調整になっていまして、2時間、4時間、6時間のタイマーと、LED照明機能がついています。
タイマーとLEDはタッチ式になっています。
また、水がなくなった時には自動で電源が切れる自動OFF機能も搭載しています。
アロマ機能搭載
アロマオイルをたらすことでアロマディフューザーとしても楽しむことができます。
水タンクにたらすのではなく、アロマトレイにアロマオイルを入れる必要があります。
まだ試せていないんですが、こちらのお試しアロマオイルを購入したので、届いたら試してみたいと思います。
色々な香りが試せるので、気に入ったのがあるといいなと思っています!
水タンクに入れて楽しめるアロマウォーターもあります
アピックス製のアロマウォーターは水タンクにいれて使用することが可能です。
アロマが楽しめるだけでなく、水タンクや水槽の除菌、抗菌、消臭効果もあるそうです。
ちょっと興味はあるんですけどね、もうちょっと容量の小さいお試しサイズを出してもらえるとありがたいなぁと思ったりします。
香りは好みがありますからね。
超音波式加湿器 SHIZUKUを実際に使用してみて
超音波加湿器の場合、ミストが目に見える状態で出てきます。
そのため目視で稼働状況がわかります。
このミストがけっこうモクモクといっぱい出てくるので、加湿されているのがわかりやすくて良いですね。
手がカサカサに乾いている時に、吹き出し口に手をやると潤いを感じられます。
びちゃびちゃになることもなく良い感じです。
水を入れる際は、先っぽの吹き出し口を外して、水タンクを取り出し、水道水を入れます。
タンクが3.3Lの大容量なのですが、私は仕事部屋用で使うので、満タンに入れることはなく、3~4分ほどの水量でちょうどいい感じでした。
使用後に水タンクを外すと、本体内部に水が残っているので、初めて交換するときに水タンクに着いていた水分が垂れてしまいました。
水タンクを取り外すときは、水が滴るということを前提にする必要があります。
タンクの裏側のキャップを外して水道水を入れて使います。
注水口がタンクの裏側にあるので、上から入れられないのがちょっと入れずらいですが、蛇口から直接注水できるので、使いずらいというほどではありません。
次に、本体内部のメンテナンスを週に1回くらいする必要がありますが、本体には水に濡らしてはいけない箇所があるので気を使いながらお手入れしています。
本体にお手入れ用のブラシが付属しています。
汚れが気になる場合はこのブラシで超音波を発する部分、写真、真ん中の黒丸の個所、を軽くこすると良いそうです。
簡単に水洗いした後に、アルコール除菌のウェットティッシュで拭いたあと、ティッシュでから拭きしています。
日付シールのついているのが、抗菌カートリッジになっていまして、6ヵ月を目安に交換してくださいと書いてあります。
このカートリッジが約1,000円くらいとなっています。
冬の間使って、次のシーズンに入ったら新しく購入して取り換える、という感じで良いかと思っています。
水分の付着について
加湿器本体に、「加湿量を最大にして使用すると水滴が床に付着する場合があります」と書いてあったので、加湿器回りがビシャビシャになるのかと心配していたんですが、普通に使う分にはとくに問題なさそうです。
出力最大で使う必要がないくらいパワフルな加湿をしてくれているので。
真ん中より低めの出力で十分加湿してくれます。(洋室の6畳では)
水滴は問題なさそうなんですけど、気のせいかもしれませんが、ミストが自分のほうにくるとちょっと肌寒く感じます。
水分がこっちに来てるので実際温度も下がってそうですよね。
夏とか霧を噴霧して涼をとることもありますし。
凄い寒いとかではないので、問題ないですが、冷気がこっちに来てるのが体感でわかります。
稼働音について
無音というほどではないですが、全然気にならないレベルの稼働音です。
低めなフォーーンという音が少しするくらい。
あとはたまに水が「ゴポゴポ」なるくらいで静かなもんです。
加湿器のメリット
夏の間は除湿に頭を悩ませ、冬になったら加湿に気を使う。
人間てのはなかなかわがままなもんです。
部屋をただ加湿するだけなら、ぬれたタオルを部屋に干したり、ぬれた新聞紙を部屋の片隅に置いたりすれば加湿はできるわけですが、それを毎日やるとなるとめんどくさい。
そこで加湿器を使うわけですね。加湿器は加湿器でメンテナンスが必要なんでめんどくさい面もありますが。
手軽に湿度のコントロールができる
湿度が低いと肌や喉が乾燥するのと、寒さがより厳しく感じられるので、部屋の湿度を50%~60%になるように調整しています。
SHIZUKU自体には湿度に合わせた自動調整はついていないのですが、部屋の湿度計を見ながら加湿量を調整することで、いい感じにコントロールできています。
加湿しすぎるとカビの原因になったりもしますからね。
超音波加湿器 SHIZUKU
- 特徴的なGOODデザイン
- 電気代が安い!
- 十分な加湿量と静音性
- アロマも楽しめる加湿器
冬の乾燥対策に加湿器は必須
部屋の乾燥を手軽に解決するなら加湿器の導入が一番です!
電気代を気にしないでいい人間になりたいと思います。