商品撮影用スペースを自作してみました!
このブログで商品撮影などをよくするのですが、手軽に商品撮影できるスペースが欲しいと思い、自作することにしました。
市販で売っている撮影BOXを使っていたのですが、撮影スペースが手狭で、加えて準備するのがちょっとめんどくさくなってきたので。
最近撮った七味にんにくとかボックス完全に映り込んでるけど、見なかったことにしてUPしてるし。
商品撮影に必要なものは、商品をライティングするライトと、いい感じで光を反射する白い布(背景素材)があれば基本的に問題ありませんので、自作の難易度は低めと思います。
一番重要なのは、撮影スペースになりますが、この間、防湿庫を導入するためにオーディオボードの上を整理したので、そのスペースを活用することにしました。
撮影スペースの寸法と想定
コの字型の収納スペースを作ろうかなぁとも考えたんですが、とりあえず大きく撮影スペースを取ろうということで、全部をそれにあてることに。
この空きスペースの大きさをはかりました。縦×横×高さ。

横幅63cm、高さ63cm、奥行46cm。
ここに白い布をかけて、照明をつければいけるだろうという算段です。
撮影ボックスを1つ持ってるんですが、小さめで最近サイズ無視して使ってたけど、さすがに小ささを感じてきたので大きい撮影スペースが欲しくなったと。
このサイズに合わせて白い布を2枚、横を横断するように1枚と、縦からたらす布を1枚買うことにしました。
白布を買ってきてアイロンかけて設置
翌日に白い布を買いに行きました。
近所のイオンにある手芸屋さんで。
10cm 80円くらいで売ってて、横幅が110巾のものばかりで、希望サイズはなかったものの、布だから折って使えばよかろうと、これを購入しました。
家に帰って、折りしわが気になったのでアイロンをかけて、スペースにさっそく設置!
横布は防湿庫と木の板の間に挟んで固定して、縦から垂らすほうは天板から少し出して養生テープで固定しました。
養生テープはガムテープと違ってベタベタしないのがいいですね。
商品を照らすLEDバーライトを設置!
このスペースを撮影用にするんだったら、ライトが必須。
今使ってる撮影ボックスについているような棒状のLEDライトは売ってないかとAmazonを調べたら、めちゃくちゃいっぱい売ってました。

LEDバーライトとか、キッチンライト、キャビネットライトなどで調べると色々出てきます。

↑【2025年3月追記】紹介している商品が品切れになっているようなので、似たような商品をご紹介
天井に2個くらい付けとけばいいかと思っていたけど、意外と高さがあるのでちょっと多めのやつを発注。
4個セットで昼光色(蛍光灯と同じような色)のライトで、リモコン式で点灯できるやつを買いました。
これ写真撮った時に気づかなかったんですが、接続用の延長ケーブルもついていました。
テープで固定したあとに存在に気づくという。
これはUSBではなく、コンセントから電源を取って、オスメスのコードをどんどんつなげることができるLEDライトです。
途中で接続をやめれば1個から使えます。
どれくらい明るいのかとアダプターに接続して、手に持った状態でリモコンのスイッチを入れたらめちゃくちゃ明るくて目がやられました。
LEDライトバーの固定方法は両面テープか、ネジ止め
このライトを固定する方法ですが、付属の両面テープで固定するか、金具を使ってネジ止めするかの二択。
木に穴開けるのがちょっと嫌だったので、両面テープで固定することに。
両面テープの数を、勘違いして、ライト1本に付き3枚張るとちょうどいい計算なんですけどね、1シートに4枚テープがあるんですよ。
それが3シートで12枚。
1シートに4枚あるから、1ライトにつき4枚両面テープ張れると勘違いしました。
ライト1本分のテープが消失!
両サイドと天井にそれぞれ1本ずつ設置したので、今のところは問題なし。
光度調整もできる便利なリモコン
リモコンはシンプルな作りになっています。
明るさの調整もこのリモコンでできます。
MODEという謎のボタンを押すと、高速で明るさが「明るい→暗い」を繰り返すという、どこに需要があるのかわからない機能が備わっています。
SPEEDの+-ボタンは、その明るさ変動の速度調整用。
誰か使うの?キャバクラ用?
基本的に光量をMAXにして、ON / OFFだけ使っています。
延長コードで取り回しを調整
ライトとライトをつなぐコードが短いんですよ。10cmくらいしかないので、この範囲で設置しなきゃと思ってたんですけど。
ちゃんと延長コードが備わっているので、取り回しの自由はあります。
Amazonみると50cmの延長ケーブルとのこと。
さっそくテスト撮影してみた
こんな感じで撮影スペースの作成が無事完了しました。
さっそくテスト撮影に!
LEDライトなしで撮影
まずはライトをつけない状態。
部屋の明かりが右側にだけ差し込んで、明るさが不均一になっています。全体的に暗い。
LEDライト点灯して撮影
次にライトをつけた状態。
光が3方向から均等に当たっているので変な影が消えていい感じになりました。
ただ、このままの状態だとちょっと暗いですね。
これは補正をしてない状態です。
撮った写真をAdobeのライトルームで補正します。
暗さが均一なのでレタッチも簡単。
ただ、白布の影が若干気になるので、ちゃんとしわを伸ばしてから撮ったほうがよさそうですね。
あと、光源の中心がもう少し上にあるっぽいので、布のしたに高さを確保するものがあると、より良さそうな感じ。
工夫の余地はあるけれど、結構いい感じじゃないですか?
総コストを計算してみる
ここでかかったコストを計算してみます。
布代2.7mで2,316円(税込み)、LEDライトが3,299円、合計5,615円
思ったよりかかってるね。
箱ものの撮影ボックスと違って自由度が高いのがメリットですが、設置が若干めんどくさいので、そんなに手間をかけたくない人は大きめの撮影ボックスを買った方が早いかもしれません。

撮影ボックスだと準備がめんどくさいというデメリットがあります。
意外と広げて、ライトに電源刺して、っていうのがめんどくさいんですよね。
今回の撮影スペースだとリモコンのスイッチ押すだけですぐに撮影ができる気軽さが良いです。
据え置き型なので片付けもいらないし!
布を敷いて、ライトを両面テープでくっつけただけなので、いらなくなったらすぐにばらせるし、ライトも白布も再利用可能なので、いらなくなったらなったで何かに使えるのが良い!
撮影スペースを拡張して黒幕にも対応
白布で基本的に事足りるんですが、商品が白い場合に背景に溶け込んでしまうので、暗幕を追加購入しました。

大きさがちょっと大き目なんですが、大きな問題はなく利用できます!
届いた状態だと折ジワがあるので、アイロンをかけて使用します。
こちらの商品が上部がバーを通せるマチがあるので、そこに突っ張り棒を通して、上部の板に引っかける金具を追加して取り外し可能な状態でセットしました。

使わないときはくるくると巻いた状態で収納しておいて、使うときは広げて使えます。


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最初はマグネットで挟んで対応しようと思ったんですが、磁力が弱すぎて無理だったので、ちゃんと設置できるようにカスタム。
ダイソーにいい感じの金具が売っていたので、それを2つ購入して実現しております。

暗幕を展開するとこんな感じになります。

上部の金具に設置するだけなので、簡単に設置と取り外しができるのが気に入ってます。

暗幕を使ったイメージはこんな感じで、黒だと白が引き立っていい感じです!
撮影スペースDIYのまとめ
こんな感じでちょっとした(そこそこ大きいんだけど)スペースを活用した撮影スペースがあると、なにかと便利になる予感がしてます。
使うのはこれからなので、どんどん活用しますよ!
LEDライトはちょっとしたくらいところに灯りが欲しい方にはオススメですね。
メインのターゲットは台所なんかの補助ライトみたいなので。
両面テープで簡単に設置できるお手軽なライトなので使い勝手も良さそうです。
自分で考えて、設計して、材料を買い集めて作り上げる、という久しぶりのDIYの楽しさを味わえました。
まぁ布にアイロンかけてテープで止めるだけなんだけど、結構やってやった感ありますよ。
商品をキレイに撮影したいという方はぜひ!