COMPLY(コンプライ)TS-200 イヤーピースレビュー
ソニーのワイヤレスイヤホンWI-1000Xを購入して、付属のトリプルコンフォートイヤーピースをつけていました。
以前に購入したトリプルコンフォートイヤーピースと比べて硬さがなんか柔らかく、サイズを1サイズあげてLサイズで装着してもフィットしないので、コンプライのイヤーピースを購入してみました。
同じ名称のトリプルコンフォートイヤーピースですが、若干の仕様変更なのか、別物なのかわかりませんが、触り心地で比べると似て異なる商品な気がします。
市販品のほうが少し硬めに感じます。
以前、ソニーのトリプルコンフォートイヤーピースを購入した際、コンプライも候補にあったのですが価格がネックで購入を見送りました。
が、コンプライのイヤーピースって実は色々な種類があり、お値段も様々であることを知りました。
コンプライのイヤーピースの特徴
コンプライというのは元々軍事用のイヤホンを開発からスタートしているというなんだかすごい経歴のあるイヤーチップです。 ヘリコプターのような騒音のするところで使っても、イヤホンから流れる言葉がしっかりと聞けるようにというコンセプトから作られています。
フィット感を追求している企業ということがわかりますね。
コンプライが出しているイヤーピースは大きく分けて5種類の型番と耳垢ガードの有り無しの2種類があります。私が今回購入したTSから始まるシリーズは「アジアンフィット」と呼ばれるタイプで楕円形の形をしたイヤーピースとなっております。
Amazonでコンプライと検索すると色々でてくるので混乱しますが、種類が5種類、耳垢ガードのありなしで2種類。
それに加えて並行輸入品という品種まであってカオスです。
さらに付け加えるとノズルの太さ(イヤホンと装着する穴の大きさ)もあって訳がわからないんですよ。
ノズルの大きさは-(ハイフン)の後の数字が表しています。
プラスアルファでイヤーチップのサイズがあり、中には色違いまであります。
なんともとっつきにくい商品ですね。
色々調べた結果、WI-1000Xにフィットするノズルサイズは200番台。
形はよくわからないけど日本人だし安いからアジアンフィットでいいかと。
そんなわけでTS-200のMサイズの黒を注文しました。
並行輸入品と国内版の違いはおそらくパッケージに書かれた言語の違いだけだと思うので、安いほうでいいのではなかろうかと思います。
私が買ったのは日本語表記なので国内版です。
パッケージの裏面に対応表があります。ここに書いてなくても使えれば問題なし。
パッケージを開けるとプラスチックのケースに3セット入っています。
表面が軽くペトペトしているんですよね。
ベトベトではなくペトペトという微妙なニュアンスが伝わりますでしょうか。
イヤーチップ同士をくっつけると軽くピトッとくっつく程度にペトペトしております。
表面がテカっているのはコーティングされているせいだと思います。
イヤホンに装着する側はまっすぐ切られており真ん中に芯が通っているので装着面を間違えることはないですね。
さわり心地はかなり柔らかく、ぐにゃぐにゃします。
ソニーのトリプルコンフォートイヤーピースの場合、真ん中に芯があってそこまでつぶせなかったのですが、コンプライのイヤーチップの場合、真ん中に芯はあるものの、周りのウレタンが非常に柔らかくぐにゃっとつぶれます。
つぶれた状態で耳に突っ込み、復元することで耳穴にピッタリフィットするという寸法です。
ウレタン製の耳栓と同じです。
硬さは気温によって変化し、寒ければ硬めになり、暖かければ柔らかくなります。
そのため、耳の中の体温によって復元されていくわけです。
コンプライTS-200イヤーチップの装着感
購入する前まではここまでぐにゃぐにゃと思っていなかったのでMサイズを購入しました。
つぶして耳に入れた直後はすぐには本来のサイズに戻らないので少し小さ目かなとも思ったのですが、徐々にサイズが戻ってくるといい感じでフィットします。
ただ、この装着感なら1サイズ大き目でもよかったかもと感じているのも事実。
小さくはないのですが、装着中に若干の余裕を感じる。
Lサイズにするとどこまでサイズ感が変わるのかわかりませんが、耳に入らないということもない装着方法なので、Lサイズでもよかったかなぁと。
次回購入時はLサイズを購入したいとおもっているので、購入したら改めてレビューします。
WI-1000Xに装着した感じです。
左がコンプライで右がソニーのトリプルコンフォートイヤーピース。右側はLサイズで、左側はMサイズです。
ぱっと見コンプライの方が大きく見えますね。
実際の装着感もコンプライのほうが大きく感じます。
コンプライTS-200に変えて音の変化は?
フィット感が増したせいか重低音の迫力が増しました。
ソニーのトリプルコンフォートイヤーピースの時も感じたんですが、耳の穴にフィットさせると重低音の響きが増すんですかね。
フィット感の高いイヤーピースほど重低音に対する影響が大きいです。
特徴的なのがイヤーピースの穴の大きさ。
イヤホン自体の音のでるところが丸見えです。
耳垢がたまりやすい気がするので、これが気になる方は耳垢ガード付きのタイプを選ぶのをオススメします。
音を出す部分の遮蔽物がないのでこの辺も音の迫力を増している要因なのかもしれませんね。
以前から感じていたんですが、私の耳の穴は右のほうが大きいみたいです。
右が若干緩く感じるんですよね。
完全に個人差のあるところですが。
気になるコンプライの耐久性はこれから
コンプライのレビューを見ているとぽろぽろとウレタンがはがれて壊れていくというをよく見ますが、購入直後なのでまだまだピンピンしています。
3つあるので消耗品と割り切って使っていきたいと思います。
コンプライのイヤーピースと合わせて使っているSONY ワイヤレスイヤホンWI-1000X
記事中で紹介しているソニーのBluetoothイヤホン WI-1000Xのレビューはこちら。
ノイズキャンセル搭載のワイヤレスイヤホンは日常の騒音を軽減してくれて、音楽や映画や動画に没頭できる満足度の高い逸品です。