ゴールデンウィークに千葉県にある房総村に行ってきました。
2017年4月29日に千葉県にある房総村に行きました。名前だけ聞くと千葉県の房総半島にある村に行ったかのように聞こえますが、房総村という観光施設に行きました。
ゴールデンウィークも始まってどこかに家族を連れてお出かけしないと行けないわけですが、メジャーなところは人が一杯いてあまり行きたくないし、日帰りの予定なのであまり遠出もできないのと、高速は混んでそうなので下道で行けてまだいったことのないところを探したら千葉県立房総のむらになりました。
千葉県立房総のむら基本情報
住所:千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
茨城県との県境の近くにあります。少し行くと牛久大仏やあみアウトレットなどもあります。
料金は大人は300円、高校生・大学生は150円、中学生以下は無料で入れます。
房総のむらは歴史を学べて色々体験できる観光施設です
子供に行き先を告げると「郊外学習で行くところだ」という回答が返ってきてどうしようかと思ったんですが、私は行ったことないし今更ほかのところを探すのも面倒だったので決行!この校外学習で訪れるというのがこの施設の特徴を端的に表している気がしますね。
昔の日本の風景が残っているという点が個人的には決め手でした。こんな感じの写真が撮れました。
日光江戸村ほどではないですが、街並みは多分江戸時代あたりの街並みを再現しています。公式サイトを見たんですが、再現している年代については明記がなかったのであれですが、千葉県の佐原などの古い町並みを参考にしているとのこと。ちなみに従業員の方は普通に現代の恰好をしています。
モノクロにするとこんな感じで雰囲気がでます。歩いている人は現代なのでそこがおしい。
この通りは商家の街並みを再現しているそうで、それぞれのお店でそれぞれの体験が楽しめます。
お菓子屋さんでは最中を作れたり、畳屋ではミニ畳を作れたり、紙屋では紙ろうそくを作れたりと。お金はかかりますが300円~500円くらいのところが多かったです。なにも体験しなかったんですが。
商家の街並みの先に武家屋敷と農家の家があります
商家の街並みを過ぎて少し歩くとなんか吊るされているものを発見。え、わら人形じゃないか、あれ。
なんでこんなものがと思っていたら。
綱吊りという行事だそうで、災いを避ける災い除けだそうです。
商家の街並みを過ぎて少し歩くと農家と武家屋敷があります。
農家の前には茶畑や農作物が植えられている畑がありました。
こういう展示されている農家の家ってすごい大きくて江戸時代の農家の家がこんな風なのかと思いますが、実際は農家じゃなくて庄屋の家なんですよね。多分。こんなにでかい家に住んでみたいですな。
少し歩くと武家の家
少し歩くと武家の家があります。こちらは門があります。
武家屋敷の中にある離れで茶道体験ができます。衣装に着替えて記念撮影などもやっていました。
こどもの日が近かったから鯉のぼりがありました
結構広い園内をいろいろ歩き回っていると、開けたところに出ました。そこに大きな鯉のぼりが青空の中泳いでおりました。
おそらく、こどもの日が近かったので鯉のぼりが吊るされているのであろうかと思いますが、大きい鯉のぼりはいいですね。家じゃこんなの飾れないよ。というか庭ないし。
江戸時代だけじゃなく、竪穴式住居や埴輪の展示もありました
江戸時代的な街並み以外にも房総のむらには見どころがありまして、竪穴式住居やはにわなどの展示もされています。
この竪穴式住居は遺跡ではなく、再現して作られたもので、中に入ることもできるのですが、タイミング悪く、中を燻しているときで中に入ることができませんでした。
竪穴式住居は2つあるんですが、もうひとつは残念な姿になっていてこちらも入れず。
ほかには水車小屋や古墳などがあります。
この施設のいいところは中に入って見れることですね。水車が回って歯車が動いて杵が打ち下ろされるのずーっと見てました。ピタゴラスイッチ的な面白さがありますよね。歯車がかみ合って動く動作。
こんな感じで昔の風景や体験が楽しめる房総のむら。江戸村よりこじんまりとしていますが、その分コストパフォーマンスに優れいていて、広い園内を歩いて回ると結構楽しめます。
そんなに混雑していないのも良いですよね。
のんびりと昔の日本を感じたいという人にはオススメの観光スポットですね。車で来るとそんなに遠くないところにあみアウトレットや牛久大仏、古い町並みが残る、伊能忠敬の生家がある佐原などもありますので、丸一日かけても楽しめますよ、この近辺で。