静岡県 家族旅行四日目 静岡白糸の滝とまかいの牧場
静岡県 家族旅行四日目。最終日のスケジュールは以下の通りです。富士山の近くに戻り、白糸の滝を見物し、まかいの牧場により帰宅予定。
静岡県の西側まで攻めたのですが、本日帰宅のため東へ向かいます。
浜名湖から一路富士山麓を目指して白糸の滝へ
静岡家族旅行もいよいよ最終日の四日目となりました。浜名湖周辺にも観光スポットは色々あるんですが、千葉に帰らねばならないので帰路の途中にある観光スポットを中心にめぐります。
ちなみに浜名湖周辺の一番有名な観光地と言えば、おそらく「うなぎぱい工場」ではないかと思います。ものつくりの現場は見てて面白いんですが、今回はなし。
というわけで「白糸の滝」へ向かいます。
白糸の滝は長野県にもあるけど今回は静岡県の白糸の滝
「白糸の滝」でググったときに似て異なる写真が引っかかって、混乱したんですが、長野県にも「白糸の滝」があるんですね。というか、割とよくある名称な気がするので、小さい滝を含めたら日本全国にありそうな気もしますが、今回は静岡県の白糸の滝です。
浜名湖から約2時間くらいかけて滝を目指します。2日目、3日目と晴天に恵まれていたのですが、本日は雨の予報。朝から曇り空でした。
グーグルナビに従って目的に到着。駐車場が人がいなくて、お金は入れてってね。という牧歌的な駐車場です。
若いころだったらお金も入れずに止めていたかもしれませんが、大人になり「お金を払う」ということの意味と意義を理解しているのでちゃんと払います。(当たり前だけどね)
お金を払うことが「マイナス」としからとらえられないのは若いから。払ったお金が巡り巡ってどこかに還元されていると考えれば、払ったお金にも払い甲斐があるってもんです。
駐車場から徒歩5分ほど。ほどなくして滝に遭遇。
滝を見に行くときの「音」によるワクワク感が好きです。ごー、とか、ざー、という音が聞こえるけど、まだ滝が見えないというあの瞬間。いいですよね。
白糸の滝は横に広く岸壁から水があふれだしているような滝でした。
白糸の滝は駐車場からすぐに見れるので、ハイキングとかそういうのいいからさっさと滝だけ見せてよ、という方には全力でオススメできる観光スポットです。
滝を見るところもちゃんと整備されていて柵もあります。川沿いに降りることもできるので、楽しかったです。
そして、白糸の滝から少し歩いたところに「音止めの滝」という別の滝があります。
この音止めの滝の名称の理由が結構ふざけていて、ああそうなんだ、という感じなんですが。
「その昔、曾我兄弟が父の仇の工藤祐経(くどうすけつね)を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名が残されています。 」ですって。
そんなわけないだろ、滝の説明がされている看板にツッコミたくなりますが、神話の類なんでしょうがないですね。もう少しマシなシナリオ考えられなかったのか曽我兄弟よ。とも思いますが。
こんな感じで白糸の滝を堪能し、次の目的である「まかいの牧場」へ向かいます。
まかいの牧場は馬飼野さんちの牧場で魔界の牧場ではない
魔界の牧場という中二病ならずとも反応してしまう牧場。白糸の滝から車で5分とほど近いところにある観光牧場です。見出しにも書いてありますが、「馬飼野」という名字のかたの牧場でまかいの牧場というそうです。昔から馬、飼ってたんでしょうね。
晴れていれば富士山麓の素敵な景色が望める美しい牧場なんだと思うんですが、今日は午後から雨模様。富士山はおろか、周りの景色も曇りとモヤがかかってイマイチ楽しめない風景。
富士山の近くに来たのに、静岡県に来たのに、まともにきれいな富士山を一度も見れないで終わった瞬間です。夏だから、子供たちの脳内にあるいわゆる「富士山」と夏の富士山は別物なので、見えたとしてもギャップがあったかもな。雪のあるなしでイメージだいぶ変わりますよね。
牧場についたら乳しぼりの体験が締め切りギリギリで楽しめそうだったのでそちらに向かいました。
無料で体験できる乳しぼり。たくさんの子供たちが楽しんでいました。私はカメラマンなので参加せず。
子供の写真もとりながら、乳を絞られる牛の表情などを撮影していました。心なしか眉間にしわ寄ってますね。
色んな人に乳首を絞られたらそりゃ眉間にしわの一つも寄りますわな。心中お察しいたします。
色々なアクティビティが楽しめるまかいの牧場 晴れてたらな
牧場の広い施設内でアスレチックやハンモックに揺られたり、スポーツ吹き矢など色々なアクティブティがあるのですが、雨がすげー降ってきて何もできずに帰りました。
雨は厳しいね。傘を片手に場内ぐるっとお散歩して終了ですよ。
ヤギ小屋みたいな厩舎内を巡るくらいしかできなくてね。それでも楽しかったですが、晴れていて、富士山に初雪が観測されて、道には雪が降っていないくらいにまた来たいと思いました。
観光牧場に行くの結構好きなんですよね。子供が小さいころに連れて行って、子供が動物におびえるところを見たり、小動物と戯れているのを眺めたり、牧草を食んでいる馬を見たりするのが好きです。
さっきまで戯れていた羊を思いながら、ジンギスカンと称して羊肉を食べるのも嫌いじゃないです。
もう一回このまかいの牧場には来なければならないと思いながら、帰路につきました。
静岡県三泊四日の旅 振り返り
三泊四日もかけた割にはまだまだいけてない観光地が色々残っているのが静岡県。大井川鐵道のSLや寸又峡の夢の吊橋など、今回訪れた場所以外にもいろいろと観光地は残っているので、また訪れたいと思っています。
個人的に一番良かったのは「さわやかのハンバーグ」これほどいい意味で期待を裏切られたものはないです。ついこの間、ちょっと高級そうな洋食屋さんでハンバーグを食べたんですが、さわやかのハンバーグのほうがおいしいと思いました。一緒に食べた職場の人にもさわやかのハンバーグを食べたことがある人がいて、感想を聞いたら「さわやかのハンバーグ」のほうがおいしいと。
ちなみにさわやかのハンバーグを食べたことのない人にとってはおいしいハンバーグだったそうです。私は「さわやかのハンバーグのほうがおいしいハンバーグ」、という感想でした。
ハンバーグに対する新しい価値基準を作り上げ、しかも容易に超えることのできない「さわやかのハンバーグ」。
これを味わうことができたことにありがたみを今となっても感じます。
この静岡家族旅行から帰ってきて、数日後、静岡県出身の「さくらももこ」さんが逝去されました。ちょうど子供の自由研究でマンホールの柄について研究する、という地味なことをやっていて、静岡県にさくらももこさんが書いたフタがあるらしいよ、といって軽く探したんですが見つかりませんでした。
多分、多くの人が感じていると思うんですが、会ったこともないのにすごく身近な人が亡くなってしまったような、不思議な感覚ですよね。これが「愛されていた」ということなのかな。
静岡県は千葉県からそこそこの距離で、隣の愛知県までいくと遠いところというイメージのある県です。超がんばれば日帰りでも行けなくない距離。
富士山という世界遺産があって、富士山は火山だから温泉も豊富。で、天下を取った徳川家康の最後の城もあり、海もあるし、焼津のマグロ、駿河湾の桜エビ、静岡茶など食べ物にもスキがない都道府県。いい県ですね、静岡県。
来年かどうかは分かりませんが、また近いうちにお邪魔します。
2020年3月に再び静岡県に行きました
予告通り、2年後に再び静岡旅行に行きました!