2020年3月12日 静岡家族旅行 二日目 日本平 → シャボテン公園 → 大室山
静岡家族旅行二日目。
寸又峡から山を降って、日本平を目指します。
富士山を眺めたら、一気に伊豆まで下りてシャボテン公園を見学し、熱海に取ったお宿へ!
静岡県を横断する強硬スケジュールです。
日本平 夢テラス 2018年11月3日開業したあたらしい施設
2018年の8月21日に日本平を訪れたときに、工事中だった日本平夢テラス。
訪れた3ヵ月後が開業だったので、ちょっと悔しかったんですよね。
なので、ここにも立ち寄ろうと思いまして、シャボテン公園の途中にあるので立ち寄ってきました。
どうでもいいことなんだけど、静岡県の人は「夢」というワードが好きなのかな。
夢の吊り橋からの夢テラスですよ。
夢テラスからの眺望は最高!なんだけど
富士山と駿河湾が一望できる夢テラス。
夏に来たときは雲が多くて富士山をまともに見られなかったので、今度こそは見れるだろうとウッキウキで到着しました。
天気は青空の広がる良い天気!
夏と比べて湿度も低く景色を味わうには最高の気候じゃないですか。
私が初めて富士山をまともに見たのが、多分、小学校の卒業旅行と称して、小学校の仲間と河口湖に行った時だと思います。
子供だけで初めて旅をしました。
ユースホステルという、安宿に小学生だけで泊まって、記憶が曖昧になってきたけど、あのときみた富士山の大きさは今でも覚えてます。
情報の中の富士山と、実際に目の当たりにする富士山とのギャップ。
これを自分の子供たちにも味わってほしくて、富士山の見える静岡県に夏に行ったんですよね。
そしたら曇ってて見えなくてがっかりしたんですが、夏の富士山は、印象がちょっと違うからまぁいいかと割り切っていました。
また来ようと。
ようやくその日が来たよ、富士山!
お分かりいただけただろうか。
ピンポイントで雲がかかっているのである。
わかりやすいように拡大してみてみましょう。
この日は雲の流れが写真の矢印の通り左から右へ吹いていました。
加えて雲の動きがすこぶる悪い。
流れたところで余計に雲が増えるだけだと予想できる状況。
絶望しかありませんでした。
またか、また見れないのか、富士山よ。
静岡県にいたらそこら中から富士山が見えるようなイメージがありますが、そうでもないんですよね。
静岡県内でも案外みえないのが富士山。
ゆえに富士山がキレイに見れるスポットに来たというのに!
望遠レンズにレンズ交換する気力をなくしたので、広角レンズでしか撮影できませんでした。
日本平からの眺望を楽しめる夢テラス
富士山にかける意気込みを伝えたくて順番が前後しますが、夢テラスの紹介をします。
日本平(にほんだいら)というこの場所は標高307メートルと小高い山にありまして、富士山の正面にあり、近くに三保の松原があり、ロープウェイから久能山東照宮にも行けるナイスな観光スポットです。
その日本平に四方を展望できる回廊としてできたのが夢テラス。
設計は開催が危ぶまれている東京オリンピックの新国立競技場を設計した「隈研吾氏」によるものです。
開業して1年ちょっとなので新しい施設でキレイでした。
静岡の良い景色が360°楽しめる
富士山に雲がかかってましたが、眺望は最高のロケーションです。
回廊というくらいなのでぐるりと回れまして、静岡の色々な景色を楽しめます。
八角形になっていて、それぞれのポイントでどんな景色が見れるのかの看板なんかもついていました。
ここは徳川家康のお墓のある久能山へ続くロープウェイ乗り場のある方面です。
海と山のある良い景色ですね。広角レンズなので駐車場なども入ってますが。
▼2018年に訪れた日本平と久能山の記事はこちらにございます
こんな感じで夢テラスを楽しんでから、伊豆にあるシャボテン公園に向かいました。
シャボテン公園に到着!
車を走らせて、一気に伊豆に到着しました。
走行距離112km、2時間くらいかかりましたが シャボテン公園に到着!
シャボテンってのはサボテンのことなんですけどね、シャボテンって言い方いいですよね。
創業当時、サボテンの言い方がシャボテンとも言われていたそうで、その名残からシャボテン公園という名称になっているとのこと。
サボテンと鳥たちが放し飼いにされていて、カビパラが温泉に浸かっていることと、38歳になったハシビロコウのビルがいることで有名な公園です。
写真正面に見える台形の山は「大室山」です。
一番の目的!バードパラダイス
放し飼いにされたハシビロコウのビルに会えるということでウキウキしてたんですけどね、お部屋にこもって出てきてくれませんでした。
富士山に続いてまたもや空振り!
こればっかりはしょうがないですね。
残念だけどまた会える日を楽しみにしたいと思います。
ついてすぐにここに入って、帰り際にもう一度来たんですが、やっぱり会えずじまいでした。
大きな網でできた空間を歩いて鳥を見学できるおもしろい施設になっています。
バードパラダイスに入ってすぐにツルが普通に歩いていました。
びっくりしますよね。
※鳥は好きなんですが名前とかあんまり興味がなくて調べてません
ものすごい至近距離で鳥の写真を撮影できます。
いや~、掛川花鳥園もよかったけどシャボテン公園もいいです!
白いクジャクとケージの向こうに普通のクジャクがいます。
あとで出てきますがこのシャボテン公園の中で一番自由なのはたぶん、クジャクです。
赤いフラミンゴもすぐ近くを歩いてます。
油断したら殺られる距離ですよ。
フラミンゴはなんでこんなに目が小さいんだろうな。
鳥類はいろんなやつがいてほんとにあきません。
みんな同じような体制で同じ方向を向いてますね。
アイドルユニットか。
こんな感じで、バードパラダイスを一通り楽しんで、ビルに会えなかった残念な気持ちを抱きつつ、次のステージへ進みましょう。
気になる存在 ピラミッドの中に突入!
バードパラダイスを後にして、次のエリアに向かう途中、クジャクが施設内の道を堂々と歩いていました。
自由にあふれている優しい世界ですね。
そんなクジャクを横目に見つつ、次のエリアに行きましょう。
シャボテン公園の中にピラミッドがいくつか設置されてまして、それが気になってました。
このピラミッドは温室になっていまして、サボテンが栽培されています。
これは地下道で園内にあるいくつかのピラミッドとつながっています。
ピラミッドごとに国が設定されていまして、その国にあるサボテンが栽培されていました。
サボテンもね、鳥に負けずにいろんな種類があるんですよね。
小さいのから大きいの、丸いのや長いのなどなど。
私、個性的なものがどうやら好きみたいで、サボテンも好きになりました。
温室の間の地下道にも動物がいたり、なにかが展示されていたりしておりました。
掛川花鳥園とは違うカラーリングのオニオオハシがおりました。
最初は置物かと思ったんですが、ちゃんと生きてました。
フクロウが入り口にいたり、飽きさせない工夫がされていますね。
足がリードでつながれていたので、自由に飛び回ることはできないようです。
先っぽにピンクの花が咲いているとげとげのサボテン。
なんか嫌なことでもあったのかい、と聞きたくなるほどのうねりを見せるサボテン。
とんがることをやめた優しいサボテン。
綿毛のようなものを見にまとってますね。
タケノコみたいな生え方してるサボテンかどうか定かでないものもありました。
サボテンと一言に言ってもその種類はたくさんあるので、サボテンなんでしょうね。たぶん。
こんな感じで、冠になっているシャボテンもしっかり楽しみました。
サボテンの販売もしてるんですよね。
鉢植えになってるやつとか、地面にはえてるのをハシでつまんでお会計に持っていたりして購入できます。
プニプニ感が素晴らしいこの子が欲しくなったんですけどね。
育ててあげられる自信がなかったのでやめておきました。
人間の子供くらいに勝手に育ってくれればいいんだけどね。
カピバラの露天風呂もあります
カピバラというでかいネズミが露天風呂に入ってます。
個人的にそんなにかわいいと思ってないので、さらっとみて終わりました。
かわいいですかね?
コビトカバのほうがよっぽどかわいいぞ。
ここにはいないけど。
これは温泉なのかとか、おっさんみたいだな、とかどうでもいいことを考えながら写真を撮っていると、ギャーギャーうるさい声が響きます。
声の主はコンゴウインコたち
たえずでかい声でギャーギャーわめいています。
ド派手なカラーリングで圧倒的な存在感があるのに、そんなに大きな声をださなくてもいいのにと思いますよね。
なんでこんなにカラーリングが豊富なんでしょうね。
艶やかで鮮やかな羽をまとって空を飛び回るコンゴウインコ。
同じ種で固まってて、飛んだりしてなかったんですが、コンゴウインコたちも放し飼いでかわれているそうです。
コンゴウインコの向かいにはペンギンがいました。
鳥以外の動物もまとめて紹介
鳥ばっかり紹介してるので、鳥しかいないのかと思われそうですが、鳥以外の動物もいます。
鳥のほうが多い気はしますが。
なんとかマーモセットだったかなぁ。
ちょっと覚えてませんが舌をぺろっとだしたところをうまいこと撮れました。
カンガルーとかワラビーとかいるところもありました。
柵とかなくていいところですよね。
自由なクジャクはラマの中にも侵入
ラマのいるエリアをみてたら、クジャクがその中に侵入してましたよ。
クジャクを見つめるラマ。
ラマもいい顔してるよな。
こんな感じでシャボテン公園を存分に堪能しました。
静岡って動物にやさしいよね。
チェックインまでまだちょっと余裕があったので、向かいにある大室山に行くことにしました。
台形の形をした大室山のいい景色!
大室山は2018年に訪れたんですよ。
そんときは霧がひどくて景色がイマイチ楽しめなかったので、今度こそ!
▼残念な大室山の景色はこちら
山頂まではリフトで登ります
シャボテン公園のすぐ近くに大室山がありまして、シャボテン公園の半券を見せるとリフト券の割引購入ができます。
晴れてれば伊豆半島からの絶景が楽しめるよい景勝地です。
写真右下にあるのがシャボテン公園です。
大室山は正面から見ると台形の形をしていて、上から見ると丸い形をしてます。
その外周が約1km。
真ん中がポコッとへっこんでまして、そこでなぜかアーチェリーが楽しめます。
なんでアーチェリーなんだろうと、一昨年も思った気がします。
ほんとここから見る景色は気持ちが良かったです。
風がめちゃくちゃ吹いてて、冷たくて寒かったんですけどね。
こんな感じで伊豆半島を楽しんだ後、熱海にとった大江戸温泉物語 水曜亭に向かいました。
ほんと静岡っていいところだよなぁ。
海も山もあって、花鳥園や動物園もいっぱいあるし、城も温泉もある。
老後を静岡で過ごしたいなぁと思いました。
3日目の箱根に続きます!