2018年8月 夏の家族旅行で静岡県に行きました 旅行計画編
毎年、8月のお盆の1週間後に休みを取って家族旅行に行くようにしています。私が子供のころ、うちの親が私にしてくれていたことは、自分の子供にもしてあげたい、という思いから毎年続けています。
うちの会社は夏季休業というものがなく、有給を使って好きな時に休んでいいよ、というシステムなので、割高なお盆を外して旅行に行っています。
毎年、どこに行こうかと思案を巡らせるんですけど、今年は静岡県に行くことにしました。なぜ、静岡なのかというと。
深い理由はないんですけどね、日本人なら誰でも「家康」のことを考える瞬間があるじゃないですか、徳川の。私も日本人なので徳川家康のことを考えていた時に、そういえば晩年は「駿府城」にいたんだよなぁ。駿府城と言えば、静岡県だなと。
それがきっかけで駿府城の事を調べると、城はないけど、駿府城公園はあると。そこから静岡県の観光スポットを色々と調べていくうちに、色々見どころがあるなとなりまして、静岡県に決定しました。
ちなみに徳川家康の小説で、「影武者 徳川家康」という時代小説があるんですが、面白いのでオススメです。隆慶一郎さんの時代小説はほんと面白い。漫画の原作になるくらいですから、読みやすくてオススメです。この小説を読んでいなかったら、静岡に行っていなかったかもしれませんな。
静岡には「バナナワニ園」がある
もうひとつ、静岡を選んだ理由は「バナナワニ園」であります。
この頭にこびりついて離れないインパクトのあるネーミングの観光スポット。この名称を初めて知ったのが、記憶が確かなら小学校の4年生くらい。「なばな君」というクラスメイトがおりまして、その苗字からバナナをもじったあだ名というか、悪口を言われたりするわけですよね、小学生くらいだと。その悪口の中で誰かがバナナワニ園というパワーワードを口にしたのを聞いたのがきっかけで知りました。
当時はインターネットなんてない時代ですから、そういう「園」があるらしい、ということだけがインプットされて早30年。ついに訪れる日がやってきました。
シャボテン公園という愛らしいネーミングのテーマパークとどちらに行くか悩んだんですが、バナナワニ園を目の前にして通り過ぎるという勇気は私にはなく、今回は「バナナワニ園」に行くことにしました。
夏の旅行と言えば「城」です
冒頭で述べた通り、駿府城は行くとして、静岡には他にも、浜松城、掛川城などのお城があります。我が家の旅行には城がつきものなのでそれを組み込みつつ、子供達にも楽しめる旅程を考えます。
一言で城と言っても色々なお城があるんですよ。駿府城のようにいわゆる城は存在せず、門や石垣などの城跡が残っているお城や、城跡に新しく城を再建した再建天守(復元天守)と呼ばれる城。
再建天守はコンクリートで作られていて、中にはエレベータなんかも設置されている場合もあり、正直ちょっと残念な気持ちになる城です。(個人の感想です)
昔ながらの現存天守と言われる城は日本全国に12城のみ。死ぬまでに全部巡りたいと思っております。
現存天守の代表格は白鷺城の通り名で知られる「姫路城」。行ったことはないんですが、最近白く塗りなおした日本の国宝です。関東近郊にある現存天守と言えば長野県にある「松本城」ですね。あれはいい城だった。
ちなみにこのサイトに「日本の名城クリック」というお城の名前と写真からどの都道府県にその城があるのか、というクイズもありますからよかったらやってみてください。
夏と言えば海 思い出の白浜へ
静岡といえば伊豆で伊豆と言えば、白浜。白浜の海は20歳くらいの時に一度行ったことがあり、想いでの地とも呼ぶべき場所です。なので白浜の海を組み込みました。
私の記憶の中の白浜の海は白い砂浜に透明度の高い水面。すんごい綺麗だったという記憶があります。それが想いで補正なのか実際にきれいなのかもう一度見に行こうと思い、白浜の海をチョイス。
食べるもの大事 ご当地グルメも充実の静岡
さらに、静岡と言えば絶対に外せないグルメがあるわけです。浜名湖名物の「ウナギ」ではなく、浜松餃子でもなく、富士宮焼きそばでもない、「さわやかのハンバーグ」
静岡に行くからにはコイツを食べないわけにはいかんな、と。行列がすごいのと、地元で有名なハンバーグチェーン店です。ゆってもハンバーグだからそこまで大差はないだろうと思いながら、さわやかも食事に組み込みました。
自然に作られる景勝地と牧場
静岡と言えば富士山。世界遺産にも登録された富士山。富士山に登るつもりはないんですが、せっかくなので富士山の近くにも行きたいとおもいました。富士山の近くに「まかいの牧場」というインパクトの強い観光牧場があります。小学生の息子がいる我が家にはピッタリです。
また、まかいの牧場の近くには「白糸の滝」と呼ばれる滝もあります。
静岡の景勝地として名をはせた「三保の松原」があります。江戸時代の浮世絵師「葛飾北斎」が描いた富嶽三十六景のひとつ第二十二景に描かれた風景を見たいと思います。
旅の計画と旅のしおりの作成
静岡は縦にも横にも長いのでいろいろな所に景勝地が点在しています。というわけで3泊4日かけてこれらの観光名所を巡る計画を立てました。
これらを調べながらルートを作り、宿泊施設を予約しました。出来上がったルートは以下の通り。
スタート地点は首都高速道路の会社にしてます。流石に自宅の所在地をさらすことはできないもんで。
こんな感じのルートが出来上がりました。
しおりを作って家族に共有する
旅のスケジュールって計画が重要なんですよ。加えて訪れる施設の事前情報を共有しておくことで、その観光地のありがたみがわかるとともに、「次はどこいくの?」という質問をされなくなります。作るのは大変ではあるんですが、効率的に旅を楽しむために、旅のしおりがあると便利なんです。
しかも私は一応、WEBクリエイターじゃないですか。その名に恥じないクオリティが求められるわけです。だもんで、イラストレーター(Adobeの印刷物を作成するソフト、絵描きさんじゃない)使って、会社のレーザープリンターで作りました。
しおりの作成も今年で2年目なんですが、これを作るとタイムスケジュールに無理がないか、どこに何があるのかが把握できるので本当に便利です。
こんな感じで年に一度の夏の家族旅行計画を立てました。遊びは全力でやったほうが楽しいので、精一杯楽しむ方法を考えます。偉そうなことを言うと、「家族サービス」という言葉がありますが、私の場合、自分が行きたいところを中心に考えるので、家族サービスという意識はそんなに持ち合わせていません。(ないわけじゃない)
誰かのために何かをするよりも、自分が一番楽しむ、という気持ちを優先する人間なもので。結果としてそれで家族が楽しめるので誰にとっても一番いい結果になると信じております。
そんなわけで次から静岡旅行の詳細をお伝えさせていただきます!