COMPLY(コンプライ)T-200 Lサイズ イヤーピースレビュー
初めてコンプライのイヤーチップを購入したのが2017年11月。
3個入りのTS-200 というアジアンフィットのイヤーチップを購入しました。
低反発のポリウレタン素材でぐにゃっとつぶして使うイヤーチップ。
フィット感が良く音質向上に一役買ってくれるイヤーチップとして人気の高い商品です。
そこから約8ヵ月経過した2018年7月に新しくT-200 スタンダードタイプのイヤーチップを購入しました。
購入したきっかけはイヤーチップが疲弊したことです。
コンプライのイヤーチップは使っていくとぽろぽろとウレタンがはがれていくというレビューを見たことがあったのですが、私の場合はそんなにウレタンがはがれる、ということはなく、新品の状態の時には、ウレタンの周りにテカテカのコーティングがされています。
それが無くなっていき、耳のフィット感が失われるという疲弊状態になりました。
私の耳は右耳の穴が大きいようで、右耳のイヤーチップが抜けやすくなってしまい、それがきっかけで取り換えるという流れでした。
この素材は湿度や水気に弱いみたいで、冬のほうが持ちが良かったです。
温度によってウレタンの柔らかさが変わってくる商品なので、夏よりも冬のほうが持ちがいいと思います。
湿度も夏のほうが高いですしね。
コンプライのイヤーピース T-200を選んだ理由
今まで使っていたアジアンフィットと呼ばれるTS-200の使用感は問題なく、同じものを購入しても良かったのですが、ほかの形を使ってみたかったのでT-200のほうにしました。
加えて、TS-200の時はMサイズを購入しましたが今回は1サイズ大きいLサイズにしました。
あとちょっと安かったから。こっちのほうが。
ぐにゅっとつぶして耳にいれる、という使い方をするので、サイズは大きくても耳に入りさいすれば大き目のサイズのほうがいいんじゃないかと思い、1サイズUPしてLサイズへ変更。
パッケージに記載されているT-200のスペックはこんな感じ。
スタンダードというポジションなのできっと平均的なスペックになっているんでしょうかね。
気になってTS-200のスペックをみてみました。
なんかすべてにおいてTS-200に負けている…。
カタログスペックなんて気休めみたいなもんですからね。あまり深く気にしないでおきましょう。
コンプライのイヤーチップ T-200とTS-200の比較
コンプライのTS-200とT-200の違いは形が違うだけであとは同じ材質でできています。
T-200はスタンダードと呼ばれ、台形状になっています。
TS-200はアジアンフィットという名称で楕円形になっております。
ネーミングから察するにアジアン人の耳は耳道が窪んでいるんですかね。
楕円形がアジアンフィットということで。
コンプライ T-200(スタンダート)のLサイズの装着感について
初めて耳に入れた感触はTS-200との差はあまり感じませんでした。
Lサイズでも大きいという感じはなくちょうどいい感じ。
スペック上の脱落防止はTS-200のほうがメーターが多いので、アジアンフィットのほうが若干大きい作りなのかもしれません。
このLサイズでも大きさの違いを感じなかったので。
逆説的に言うとT-200のほうは少し小さく感じる作りなのかも。
実際に使ってみたところ、耳の中で一番引っかかる箇所がアジアンフィットよりも後ろにあります。
形の違いからくる装着感でしょうね。個人的にはアジアンフィットよりも好みの装着感です。
次買うときはT-200にしようと思います。
耳の穴の形によるものなんですかね、この好みは。
ただ、そこまで大きな違いがあるかと言われるとそんなに変わらない気もします。
コンプライのイヤーチップの耐久性はどうなんだ
SONYのBluetoothイヤホン WI-1000Xにつけて使っていますが、3個で8か月も持てば十分長持ちしてくれたと思います。
壊れないイヤーチップだと交換のタイミングが分からないじゃないですか。
絶対、定期的に交換したほうがいいと思うんですよ。衛生的に。
耳の穴に差し込んで使うものが1年も交換しないで使い続けると思うとちょっと怖いです。
イヤホンはむき出しで持ち運びするじゃないですか。耳垢も付くし。
そういった意味では交換時期がなんとなく察することができるコンプライはいいと個人的には思います。
コンプライのイヤーチップを長持ちさせるコツ
コンプライのイヤーピースの大敵は湿度と水気です。
雨の日は雨に当たらないように気を付けたほうがいいですね。
湿度に関しては日本にいる以上ある程度は仕方ないかと思います。
夏場は持ちが悪いと割り切って使うしかないかなぁと。
コンプライの保存容器はプラスチックの密封できる容器に入っています。
いかに水気と湿度を嫌っているかが良くわかりますね。
開けるのにちょっと力がいるくらいに密閉されています。
コンプライのイヤーチップが音が良いといわれている理由
コンプライのイヤーチップに変えると音が良くなります。
いろいろとイヤーチップを変えてきましたが今はコンプライに落ち着いています。
一番大きいのは耳の穴にしっかりフィットすることで得られる遮音性の高さと、耳穴の隙間が埋まることで良く響く音です。
特に違いを感じるのが重低音。
ここの伝わりが違うんですね。
しっかりと奥まで差し込んで聞くと音の迫力が変わってくるんですよ。
コンプライに限らずしっかり奥まで押し込んで聞くと重低音が変わるんですが、フィット感が良いコンプライはそれが顕著に出ています。
加えて音を伝える穴が大きいんです。
これも良音に一役買っているのではなかろうかと思います。
穴が大きいので耳垢が気になる方向けに耳垢ガードタイプが発売されているほどです。
型番に「x」がついている商品は耳垢ガード付きのイヤーチップになっています。
当然ながらお値段は少しあがります。
コンプライ イヤーチップ T-200 レビューまとめ
形による大きな違いはなく、サイズ変更でもさほど違いを感じませんでした。
但し、個人の感想としてはTS-200(アジアンフィット)よりも今回購入したT-200(スタンダード)のほうが耳へのフィット感は若干良く感じました。
Amazonの売価は日々変動するので一概に言えませんが、T-200(スタンダード)のほうが若干価格が安いです。
なので初めてコンプライのイヤーチップを試してみたい、という人はこちらのスタンダードから始めてみるのも良いかと思います。
色々とイヤーチップを試してきましたが、耳にしっかりフィットするイヤーチップほど重低音に与える影響が大きく感じます。
また、耳穴をしっかりふさぐことで遮音性が向上し、音が良く聞こえるという効果が実感できます。
少しでもいい音で音楽を聴きたい方にはコンプライのイヤーチップがオススメです!
▼元々使っていたアジアンフィットタイプのTS-200のレビューはこちら
私が愛用しているSONYのブルートゥースイヤホン WI-1000Xはオススメです
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私はBOSEと迷ってSONYにしましたが、これは高いけど満足度も非常に高い逸品です。