照明付きシーリングファン「CIRCLIGHT EZシリーズ」
空調をコントロールするうえで、一番効率のよい設置場所って天井だと思います。
天井の中で一番効率よい場所というと、照明器具が設置されていますよね。
なので、照明とサーキュレーターが一緒になれば非常に効率的なわけです。
そんなグッドアイデアな商品を購入しました!
LED照明で省電力も実現している超便利アイテム
商品写真をみるだけで、どんな装置か一目でわかる納得のアイテム、「CIRCULIGHTシリーズ」。
照明器具の蛍光管って大体丸型になっています。
真ん中のデッドスペースにサーキュレーター付けたら便利じゃね?ってドウシシャの誰かが言ったんでしょうね、きっと。ナイスアイデアです!
照明はLEDライト 約33Wの省電力設計
照明とサーキュレーターが一体化したこちらの商品ですが、肝心の照明器具としての能力を確認します。
私が購入したのが6畳用の「型番:DCC-SW06ECA」という商品になります。
※末尾のAはAmazonの販売用と思われます。
部屋も6畳の寝室に取り付けていますが、明るさはまったく問題なく利用できます。
使っていて暗いと感じることはありません。
明るさを示す数字でいうと3600lm(ルーメン)となります。
サーキュレーターもエアコンと違って、電気代もほとんど気にならない程度の金額です。
それぞれ個別の金額を算出すると、
サーキュレーター:0.403円
LED:1.023円
1kWhあたり31円として、1時間当たりの電気代、となります。
明るさと色味が調整できる
こちらのサーキュライト EZシリーズは明るさを7段階で調整できます。
また、色味を電球色から昼光色に5段階で調整できます。
今までは、ただの蛍光灯の光だったので、昼光色しか選べなかったのですが、寝室ということもあり、オレンジの電球色にすると落ち着いた気分になれます。
リラックスしたいときなどは、この電球色にして光量を控えめにすると、落ち着いた気分になれます。
常夜灯の機能もあり、タイマーもセットできる
我が家では寝るときは常夜灯を付けて寝ているのですが、この商品には通常の照明器具にはついている豆電球がありません。
常夜灯なかったら困るなぁと思っていましたがしっかりついています。
常夜灯は2段階の明るさで設定できます。
ライトの一部がオレンジに優しく灯ります。
サーキュレーターの機能について
照明器具としての充分な能力を説明したので、一番の目玉機能のサーキュレーター機能についてご紹介していきます。
風力は0(なし)~7までの8段階で調整ができます。
モーターもDCモータのため、ACモーターと比較して、静音性に優れ、消費電力が少ないという特長があります。
角度と回転が選べる
サーキュライトのよいところで、サーキュレーターの角度調整と、回転機能がついています。
角度は水平、12度、18度の3段階で調整可能です。
水平の場合は、真下に風が送られるので、あまり使わない角度ですが、水平のままサーキュレーターを稼働させることもできます。
12度というと控えめに聞こえますが、そこそこの角度がついています。
18度にすると部屋全体に風を送りたいときに使います。
夏の寝るときはこの18度にして回転を選択して家族3人に風を送って過ごしています。
洗濯物の部屋干しの際にも活躍
室内の空気の流れを作る以外にも、部屋干しするときにも使えます。
部屋干しするときは、空気の流れを作ることで早く乾かすことができますし、湿気を一か所にとどめず循環させることが可能です。
サーキュレーターの稼働音について
照明にサーキュレーターがついて便利なのはわかりますが、寝るときに利用するサーキュレーターとしての静音性はどうなのかが気になりますよね。
1~2で設定すると、音はほぼ気にならないレベルです。
もちろん、風量も弱いです。
3~4にすると、音は聞こえますが、そこまで気にならないレベルです。
寝苦しい夜などは3~4にして使っていますが、睡眠の妨げになるような音はしません。
5~7になると、風量も力強くなりますが、その分音も大きくなります。
このへんの風量は、睡眠時ではなく、日常で強い風を欲している時に利用するレベルですね。
全てをつかさどるリモコンについて
多機能な照明器具になるので、リモコンも色々ボタンがついています。
ボタン数は多いですが、直感的にわかるので使いやすいです。
いわゆる日本的な多ボタンなリモコンになっているのですが、個人的にはワンタッチで全てをコントロールできるこちらの方式の方が便利だと思います。
全てがここに詰まっているので、なくすと何もできなくなりますね。
照明用のリモコン操作方法
リモコンの操作エリアは照明とサーキュレーターで分割されており、それぞれを簡単に調節できます。
説明する必要もないほどわかりやすいですが、それぞれのボタンに機能が割り振られているので、簡単に操作可能です。
お気に入りボタンは使ったことがないのですが、自分の好みの照明設定をここに割り当てることが可能です。
サーキュレーター用のリモコン操作方法
続いてサーキュレーターのリモコン部分です。
風量調整は1~7のボタンがあるので、こちらもワンタッチで好きな風量に変更できます。
おやすみタイマーもあるので、入眠時間に併せてサーキュレーターをOFFにすることも可能です。
ここで特筆すべき事項としては、サーキュレーターの逆回転ボタン。
夏だけじゃなく冬にも使える!
逆回転ボタンを押すと、サーキュレーターの風向きが逆方向になります。
これはどういうことか言いますと、夏は送風方向で使うことで、扇風機のように使います。
冬になったら、下にたまった冷気を吸い上げて、室内の冷気を上部にたまっている暖気と撹拌させることが可能です。
まだ買ったばかりで効果のほどは実感していないんですが、この機能に期待しております。
サーキュライト EZシリーズの設置方法
EZシリーズ以前の古いタイプだと、器具の重量が重たく、設置が困難なタイプだったのですが、最近のモデルは重量が約1.6kgと軽量に改良されています。
そのため、通常の照明器具と同様の引っかけシーリングに取り付けるだけの簡単設置が可能になっています。
本体の厚みがあるので、通常の照明器具より若干とりつけづらさはありましたが、一人で設置はできました。
重量もそこまで重くないので問題ありません。1.5Lのペットボトルくらいの重さです。
シーリングを引っかけて、カバーをくるくる回して完了。
なので、取付難易度は簡単です。
手順をわかりやすく説明するために、同梱の注意書きを紹介します。
赤背景で注意書きが書かれていますが、普通にちゃんと取り付ければ問題ありません。
続いて取り外し方法です。
取り外しの注意点はリリースボタンを押して、シーリングを外すという点になります。
実際に取り外して感じたことは、リリースボタンの位置が見ずらいので、どこにあるかを認識する必要があります。
ボタンを押したら、ひねって外すだけなので、さほど難しくはありません。
ボタンの存在だけ忘れなければ問題なし。
サーキュライトのおしいところ
こんなかんじで、照明とサーキュレーターが一体となったサーキュライトのある生活を楽しんでいます。
照明器具としてもシーリングファンとしても非常に満足度の高い商品です!
欠点というほどでもないんですが、ここがこうならなぁ、という点をピックアップしておきます。
常夜灯の位置変更ができない
常夜灯の光る位置が固定で、好きなところを光らせることができるといいなぁと思いました。
というのも、常夜灯の位置が部屋の奥側が光っていて、部屋の入り口付近がちょっと暗かったんですね。
これが逆側を光らす設定があれば良かったのですが、ないので、一度取り外して、引掛けシーリングの取付位置180度回転して取り付けなおしをしました。
サーキュライト自体を回転させたことで、私の悩みは解決したのですが、そういう機能があったら良かったのに、と思いました。
リモコンの操作音が消せない
これは、家族が寝ているときに操作するとリモコンの操作音が「ピッ」となるので、ちょっと気を使います。
風量を変更したいときなどに、音が鳴るのは気になるので、消音機能があるといいなと思います。
電球の交換ができない
サーキュライトはLED照明の差替えができないので、電気が切れたら本体ごと買い替える必要がありそうです。
LEDの寿命が40,000時間くらいとすると、1日8時間使っても13年くらいは持つ計算なので、気にする必要はない気もしますが、電球部分だけ交換できると精神的にいいですよね。
回転範囲の指定がしたい
360度回転して送風できるのはそれは嬉しいのですが、自分一人だけ使っているときだと、180度とか90度の範囲で折り返してくれると嬉しいなと思います。
自分の送風範囲から外れると、また回ってくるのを待つ必要があるので。
まぁ、そんなに気にはならないんですけどね。
今後の更なる進化に期待したい
私がピックアップした改善点は多分、そのうち改善されると思います。
AI技術が進化すれば、おのずとこのへんの不都合はより改善されていくと思いますし。
ちなみに、誰もが考える音声操作の新機種は最近発売されました。
音声操作はより直感的に操作できそうでいいですよね。
サーキュライトのラインナップ紹介
私が購入したサーキュライト以外にも色々なシリーズがラインナップされているのでご紹介しておきます。
人感センサーつきソケットタイプ
トイレや脱衣場などの利用にピッタリの人感センサー付きでソケットタイプのサーキュライトです。
ひっかけシーリングではなくソケットタイプで利用できるので、利用シーンによって使い分けることが可能です。
リビング用12畳対応の首振りサーキュライト
私の購入した6畳用の2倍の広さに対応している12畳タイプの首振りサーキュライトです。
寝室用に購入して、良かったらリビングにも設置しようかと考えているのですが、お値段がなかなかなのでまだ購入していません。
もうちっとお安いと購入したいところです。
リーズナブルな旧型タイプ
これ在庫限りで終了になると思いますが、旧型のサーキュライトが非常にリーズナブルなお値段で販売されています。
サーキュライト レビューのまとめ
照明とサーキュレーターが一体になったサーキュライトですが、非常に満足度の高い商品になっています。
操作も簡単、風もいい感じで吹いてくれます。
LED照明になって、電気代も節約できて、色味も選択できるようになりますし、タイマーも使えるので、照明器具自体のバージョンアップもできました。
サーキュライトのメリット
- 照明とサーキュレーターが一体
- 一番効率的な場所にサーキュレーターが設置できる
- 工具不要で簡単に取り付け可能!
- 夏・冬どちらも使える
- 電気代も節約できるLED照明
空調をより効率的に、シンプルに解決できるサーキュライトシリーズ、オススメです!