SOUNDPEATSの旗艦モデルの兄弟機 Opera03 完全ワイヤレスイヤホンレビュー
SOUNDPEATSのノイズキャンセル搭載の完全ワイヤレスイヤホン「Opera-03」のレビュー記事です。
こちらもSOUNDPEATSさんから商品提供をいただいております
Opera-03の特徴はフラッグシップモデルであるOpera-05とほぼほぼ同一デザイン、同一スペックとなっており、相違点は、ドライバユニットの数と、カラーリングの違い、そして価格がOpera-05より安い点です。
Opera-03とOpera-05のカラーリングの違い
カラーリングの違いについてですが、Opera-05はイエローゴールドのカラーリングですが、Opera-05はローズゴールドとなっています。
Opera-03のカラーリングはピンクがかったゴールドになっています。
ピンクがかったローズゴールドはキレイですよね。
こちらはOpera-05 イエローゴールド
こちらはOpera-05のゴールドイエローです。
Opera03の同梱物一式
Opera03にはイヤホン本体、充電ケース、USB-TypeCのケーブル、イヤーチップ3種(S/M/L,Mサイズが本体に装着済み)、取り扱い説明書がついています。
必要なものはすべてそろっているので、すぐに使えます!
Opera-03のドライバユニットについて Opera-05との比較
フラッグシップモデルのOpera-05との違いであるドライバユニットの数ですが、Opera-03は2基のドライバユニットを備えています。
Opera-05と同様に12mmのダイナミックドライバー×1と、バランスド・アーマチュア(BA型)ドライバー×1基。
備わっているドライバの種類は同様なのですが、バランスド・アーマチュア(BA型)ドライバー×1基と、Opera-05に比べて1つ少なくなっています。
ドライバユニットの数が減る影響は?
大きな違いはありません。
と、言いたいところなのですが、ちょっと違いを感じます。
Opera-05とOpera-03との比較での違いですが、音の透明感というか奥行というか、明瞭度というか、そういった点で若干の違いがあります。
バランスド・アーマチュア(BA型)ドライバーの数が1つ少ないという物理的な違いがあり、そこに違いがなければこのモデルの存在理由がないわけなので、違いはあるということですね。
Opera-03の最大のメリット 安い
最上位モデルのOpera-05と比較して音が若干劣るのは、ある意味当然で必然なわけですが、その代わりにOpera-03にはコストメリットがあります。
バランスド・アーマチュア(BA型)ドライバーというユニットは高価なユニットなので、それが1つ減ることで、3,000円の価格差が生まれます。
Opera-05の一般販売予定価格は13,999円
Opera-03の一般販売予定価格は10,999円
この3,000円の価格差は結構大きいですよね。
Opera-05とOpera-03の選択理由は「価格をとるか」「音質を取るか」この2択です!
コストメリットが大きい
- 3,000円の価格差を大きいととるか小さいととるか
そこの価値観で選ぶのが吉
Opera-03も良音
Opera-03の音が悪いかのような書き方になってしまっていますが、これはOpera-05との比較での話です。
Opera-03単体で音を聞く分には十分に満足できる音質に仕上がっています。
比較しないと違いはわかりませんからね。
冷静に考えて2基のドライバユニットを搭載しているハイブリッドモデルです。
その他の仕様はフラッグシップモデルと同等なので、ある意味すごいオトクなんですよね。
迫力ある重低音バランスの良い調整
12mmのダイナミックドライバーが鳴らす重低音は迫力十分で、バランスド・アーマチュアドライバーの明瞭度は、前モデルの「Capsule3 Pro」や「Mini Pro HS」よりも優れています。
SOUNDPEATSの音作りの最大の特徴であると、私が勝手に思っている「音のバランス」は秀逸で、聞いてて心地よいです。
ハイレゾ対応&LDACコーデック対応
Opera03もOpera-05同様、LDACコーデックに対応しています。
LDACコーデックというのはソニーが開発した高音質なコーデックです。
さらに日本オーディオ協会によるハイレゾ認証取得済みで、ハイレゾ音源にも対応。
この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとは思えないほど、音質へのこだわりを感じます。
専用アプリでイコライザーの細かい設定も可能
SOUDEPEATSには専用アプリがあり、アプリを使えばイコライザから設定変更も可能です。
音楽のジャンルに併せたプリセットも豊富にあります。
バッテリーケース
Opera-03のバッテリーケースはイヤホン本体と同様、「ローズゴールド」があしらわれた美しいデザインになっています。
ケースを開けたときちょっと大き目のイヤリングが入っているかのようなたたずまいですよね。
実際に耳に装着するので、ある意味、イヤリング、いやリングじゃないか。
アクセサリといってもいいんじゃないかと思ったりします。
USB-TypeCで充電可能
ケース前面にあるUSB Type-Cを挿すことで充電が可能です。
再生時間は最大33時間のロングバッテリー
イヤホン本体のバッテリーとケースのバッテリーの合計再生時間が最大33時間と十分なバッテリー容量を備えています。
イヤホン単体では最大9時間の再生時間
イヤホン単体の再生時間は最大で9時間、ANC(アクティブ・ノイズ・キャンセル)を使用時でも約7時間の再生時間を備えています。
10分の充電で1時間の利用が可能
また、不意なバッテリー切れでも10分間の充電時間があれば、1時間の使用が可能な急速充電も備えています。
ノイズキャンセルもしっかり搭載
ワイヤレスイヤホンの外せない機能として、ノイズキャンセルですよね。
これがあるとないとでは満足度に天と地ほど違いが生まれます。
雑音を感じないリスニング環境が簡単に手に入る
音楽を聴くのに適した環境というのは、言わずもがな、静かな環境なわけですが、無音状態を作るのってほぼ不可能だと思うんですよね。
日常には様々な雑音がありまして、換気扇の音や、外で遊ぶ子供の声や、自動車の音など。
そういったノイズを消し去って、音楽を聴くのに適した環境を作り出してくれるのがノイズキャンセルです。
モード切替で外音取り込みも可能
ノイズキャンセルは非常にありがたいシステムですが、電車の中でアナウンスを聞いておきたいときや、イヤホンを外すほどじゃないけど外の音を気にしないといけない状況があります。
そんな時に役立つのが外音取り込み機能です。
イヤホンの左側を1.5秒タップすると、ANC → パススルー(外音取り込み) → ノーマルモード とモードが切り替わります。
操作方法
ワイヤレスイヤホンのサイドのゴールドの部分をタップすることで操作を行います。
SOUNDPEATSの他のイヤホンと同じ操作方法で利用できます。
用途 | 操作方法 |
---|---|
電源ON | イヤホンを1.5秒ロングタップ |
電源OFF | イヤホンを10秒ロングタップ |
再生/一時停止 | イヤホン素早く2回タップ(左右どちらでもOK) |
曲送り | 右側のイヤホンを1.5秒ロングタップ |
モード変更 | 左側のイヤホンを1.5秒ロングタップ |
音量UP | 右側のイヤホン1回タップ |
音量DOWN | 左側のイヤホン1回タップ |
Siri/Google起動 | 右側のイヤホンを素早く3回タップ |
電話を受ける/切る | イヤホン素早く2回タップ(左右どちらでもOK) |
着信拒否 | 着信中、イヤホンを1.5秒ロングタップ |
通話切替 | 通話中、イヤホンを2秒ロングタップ |
よく使うのは、音量操作と、モード切替なので、とりあえずその2つを覚えておけば基本大丈夫です。
SOUNDPEATSのOpera-03のまとめ
Opera-05という最上位モデルがあるので、どうしても比較になってしまいますが、Opera-03もいい音を聞かせてくれます。
ノイズキャンセル搭載、ドライバユニットを2基搭載し、LDACコーデック対応&ハイレゾ対応のハイスペックな完全ワイヤレスイヤホンが、実売価格1万円以下で購入できるのは非常に魅力的ですよね。
SOUNDPEATS Opera03
- デュアルドライバユニット!
- 高級感あふれるデザイン!
- 音にクセがなくいい音で聞ける!
- 長時間の稼働時間&急速充電あり!
- ノイズキャンセルももちろん搭載!
コスパ優先ならOpera-03一択!
個人的にオススメなのは最上位モデルのOpera-05なんですが(やっぱり音がいい)、Opera-05はちと高いなぁという方にはこちらのOpera-03がオススメ。
違いが明確で逆に選びやすいのがいいですね。