ATGOIN Bluetoothイヤホンレビュー
ATGOINさんからブルートゥースイヤホンの商品提供をいただきました。ありがとうございます。レビュー依頼をいただくことが増えてきて非常にうれしく思います。が、BluetoothイヤホンだとSONYのWI-1000Xという3万円もするイヤホンを愛用しているので、ちょっと躊躇しました。
めちゃくちゃ気に入っているブルートゥースイヤホンがあって、どうしたってそれと比較してしまうわけですよ。なので、商品提供をいただく際に、正直に感想を書きますが大丈夫でしょうかと確認をさせていただきました。(偉そうに)
期待を大きく上回る高音質に驚きました 重低音の響きが良い
ATGOINのBluetoothイヤホンの売価は2018年5月9日現在のAmazonの価格だとセール特価で2,630円、通常価格が3,280円の商品です。Bluetoothイヤホンの売れ筋の価格帯で、メーカーがしのぎを削っている激戦区ですね。
商品を早速取り出して再生して、まず思ったのが「あれ、結構音いいぞ」という感想。低価格帯のイヤホンはこもった音だったり、重低音が弱かったりするんですが、ATGOINのイヤホンは大きな不満もなく、中低音のヌケもいいです。
特に、重低音の響きが良く、音に迫力があります。3,000円台のBluetoothイヤホンは本当に数多く種類があるので、コストパフォーマンスが一番良い商品が集まっているんじゃないですかね。
ひも付きのイヤホンを買う理由がなくなった気がします
私が初めてBluetoothイヤホンを買ったのが2016年12月11日で1年と5か月弱くらい経ちました。電車内や街を歩いている人の多くはワイヤレスイヤホンを使用していますね。一回でもBluetoothイヤホンを使ったことがある人なら誰もが思うことだと思うんですが、ひも付きのイヤホンはもう使えないと。
使用中の快適さはもちろん、持ち運びの時の紐をクルクルと何かに巻き付ける面倒もなければ、断線のリスクもかなり軽減されて、音楽はもちろん、通話にも使える(私は使っていませんが)便利さがありますからね。
Bluetoothイヤホンの弱点といえば、充電しなければ使えないという点がありますが、最近は大きさは変わらず電池もちがどんどん伸びています。初めて買ったTatronicsのBluetoothイヤホンの時は、連続使用時間が約6時間だったわけですが、ATGOINのブルートゥースイヤホンは約8時間の連続再生が可能と、130%も電池もちが良くなっています。
充電方法も携帯電話と同じUSBのマイクロTypeBでアンドロイドユーザーにはおなじみのUSBです。最近のケータイ電話はType Cの充電が増えてきましたけどね。
Bluetoothイヤホンの選び方 音の違い
Bluetoothイヤホンの見た目や形、機能や価格はどのメーカーも大きな違いは無くなってきました。価格での競争は激化している気がしますが。じゃあ、何で選ぶべきかと言えば、音の違いで選ぶのが良いのではないかと思います。
私はBluetoothイヤホンを今回のATGOINを入れて4つ聞き比べてきました。このブログでレビューしている4つなんですが、それぞれ音に特徴と違いがあります。
TaotronicsのTT-BH-07は良くも悪くも特徴のないフラットの聞き心地で、TT-BH-16は中音のヌケが少し悪く若干こもったような音でした。
SONYのWI-1000Xは高価格帯ということもあって、高音質で文句のない音。これが一番音がいい、というか良くないと困る。だってか価格が10倍違うから。
ATGOINのイヤホンは重低音の響きが良く、中音も高音も良く響きます。重低音が強めな音が好きな人にはこれがオススメです。
音と言えばイヤホン本体だけでなく、イヤーチップのサイズと品質で印象が結構変わるんですが、ATGOINのイヤホンはイヤーチップがS/M/Lの三種類とフィットクリップが3サイズ、呼び方がわからない丸っこいやつが3サイズ用意されています。
これだけサイズがあれば、耳に合わないということもなかろうかと思います。
付属のイヤーチップで聞いてたんですが、特に不満もなく聞けました。薄手のシリコン製のイヤーチップなんですが、フィット感も良いです。重低音の響きが良く聞こえる要因の一つにこのイヤーチップがあるのかもしれません。
リモコン部分は少し大きめ
ATGOINのイヤホンは右耳側にリモコンがついています。縦長なリモコンでプラスチック製できています。手元にあるTatronicsのTT-BH-16と比べると少し縦に長いですが、使用中は気にならないので、特に問題はありません。
ボタンも3つとスタンダードな仕様になっています。音量調節の+、-ボタンと再生用の▲ボタン。曲送りは+、-ボタンの長押しで行います。
電源のON/OFFは真ん中ボタンの長押しです。
ケーブルは絡みにくい、きし麺タイプの平べったいケーブルです。個人的にこっちの形が好きです。根拠ないですがこっちのほうが丈夫そうなんですよね。
マグネットでくっつけてぶらつかない
イヤホン部分の平らな箇所はマグネットでお互いがくっつきます。マグネットタイプはオススメです。耳から外した時に首を通してマグネットでくっつけておけば、そう易々と落としたりすることもないですから。
ATGOINのイヤホンは結構、磁力が強めです。ピタッとくっつくのでよっぽどのことがない限り自然に離れることはないです。くっつくときにパチッと音がしてくっつきます。
見た目も金属感があって高級感があります。プラスチックっぽい外見よりもこういった金属感があるほうがカッコいいですよね。
Bluetoothイヤホンの弱点 電波干渉と音飛び
Bluetoothイヤホンを使う上で誰もが体験するであろう、電波干渉と思われる音飛びがあります。音飛びに関してはスマホで音楽を聴いていると、電波が途切れるように音飛びするパターンと、スマホ側の問題で音飛びするパターンの2種類があります。
はっきりとどちらかが原因なのかを判別するのは難しいのですが、音飛び、というか再生が瞬断を繰り返して止まることがちょいちょいあります。これはイヤホンの品質とはさほど関係がないと思われます。
使ったことのあるBluetoothイヤホン3種類全部で瞬断は起きていますので、これはそういうもんだと割り切って使うのが一番良いのではないかと。
音飛びが起きるパターンとして、スマホを手にもっていじったあとに、ポケットにしまう瞬間や、朝のラッシュ時間帯の人の多いホームでの移動中などに良く起きます。逆にジッとしてるときはほぼ起きないですね。電車に座っているときや、喫茶店で使っているときなど。
オカルトというかおまじない的な感じですが、音飛びが起きた際にリモコン部を手で持つと改善させることが良くあります。電波は目に見えないので原因がつかみづらいですが、大体数秒したら改善されるのでとくに何もしないでいいですけどね。
ATGOIN Bluetoothイヤホンレビュー まとめ
最近は色々なメーカーからBluetoothイヤホンが発売され、電池持ちも長くなり、価格も安い。しかも音もいい。2000円~3000円台のレンジが特に激戦区なので、初めてのBluetoothイヤホンを探している方にはこの価格帯がオススメです。
体験したことがない人は確実に買ってよかったと思える商品です。
各メーカーから発売されているので、何を選べば良いか迷ってしまうと思うんですが、今回の紹介しているATGOIN社のBluetoothイヤホンは重低音の響きが良く、音のバランスが良いイヤホンを探している方にはオススメです!