ロリポップのハイスピードプランレビュー!
このサイトはロリポップのレンタルサーバーを利用しています。
最初はライトプランから始まりまして、その後、スタンダードプランに変更し、2020年1月からハイスピードプランに変更しました!
変更した理由は、プラン名が示す通り、表示速度の高速化に期待してハイスピードプランに変更してました。
プラン変更から約半年。いろいろと思うところが出てきたのでレビューしたいと思います。

ロリポップサーバーのスペック比較
ハイスピードプランはロリポップのレンタルプランの中で、一番コスパが良いプランになりました。
まずは主要スペックと料金の比較をしてみましょう。
プラン | エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 100円 | 250円 | 500円 | 500円 | 2000円 |
容量 | 20GB | 100GB | 150GB | 250GB | 1024GB |
DB | なし | 1個 | 50個 | 無制限 | 無制限 |
転送量(日) | 50GB | 100GB | 150GB | 200GB | 400GB |
PHP | CGI | CGI | CGI モジュール | Light Speed | Light Speed |
電話サポート | なし | なし | あり | あり | あり |
※月額料金は複数月契約時の最安値を表記しています
ロリポップのスペックがパワーアップしました
2020年8月にロリポップがお値段据え置き&価格改定で安くなったのに、サーバーのスペックがUPしました。
具体的に言うと、ほぼすべてのサーバー容量が大幅に増えました。プランによっては2倍!
さらにサーバーのCPUのコア数が1.5倍~2.6倍に増強され、全てのプランでストレージがHDDからSSDに変更されました。 さらにデーターベースの数も大幅にUPしてます。
ロリポップ爆速宣言と銘を打って表示速度の改善に本気で取り組んでいますね。
レンタルサーバーの覇権を取り来てます。
ロリポップ使っててよかった!
ロリポップのオススメのプランはどれだ! → ハイスピードプラン
この爆速宣言の前までは、スタンダードプランがバランスが良くてイチオシだったんですが、今回のパワーアップでハイスピードプランがかなり魅力的なプランになりました。
ロリポップ自体もこのプランをイチオシしてて、価格のバランスをぶっ壊して、このプランへの誘導をしてるほどです。
だって、スペックが明らかにハイスピードプランの方が、優れているのに、最安値の月額料金はスタンダードプランと同額の500円~なんですよ。
「ハイスピードプラン高いから」という選ばない理由をつぶしに来てますよ。

ロリポップの本気を見た
ただ、ハイスピードプランを月額500円で利用できるのは36ヵ月契約時の月額料金というワケありではあるんですが、どうせ長く使うサーバーなので、複数月契約に抵抗のない方はハイスピードプラン一択です。
各プランの契約月毎の月額料金比較
長期契約の優遇制度がロリポップのレンタルサーバーにはあります。
ハイスピードプラン以外は6ヵ月の契約で最安値で利用可能です。
ハイスピードプランはもう少し細かく割安プランが用意されています。
契約期間 | エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード |
---|---|---|---|---|
1~3ヵ月 | 100円 | 300円 | 600円 | 1,000円 |
6ヵ月 | 100円 | 250円 | 500円 | 750円 |
12ヵ月 | ||||
24ヵ月 | 630円 | |||
36ヵ月 | 500円 |
爆速宣言以前のハイスピードプランの最安値は1000円だったんですよね。
それが1ヵ月の利用料金が1000円になり、長期契約になるほどどんどん割引率が上がって、36ヵ月契約になるとスタンダードプランと同額になると。
ハイスピードプランの表示速度は速いのか?
率直に言うと、体感速度は速くなりました。
お、早くなった、と感じるくらいのページ遷移時の切り替わりが早いです。
ただし、はい、ただしが付きます。
但し、たまに安定感にかけるときがありました。
最高速度は速いんだけど、たまーに安定しないで、遅くなる時がちょいちょいあるんですよねぇ。
それが気になってロリポップに問合せしたら、エラーが発生していたということがありました。
ロリポップ エラー発生時の質疑応答の内容
こちらからの質問は、先述した通り、表示速度が早いときは早いのだが、スタンダードプランよりも遅く感じるときがあるんですが、なぜでしょうか?といった内容で質問しました。
回答が以下の通りでした。
ご質問いただいた内容につきましては、確認したところ該当時刻でロリポップ!アクセラレーターを提供しているサーバーにて一時的な障害が発生していたことが原因でございました。
本障害により、お客様にはご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。
現在は解消されているかと存じますが、再発した場合には一時的にロリポップ!アクセラレーターを無効にしていただけますようお願いいたします。
アクセラレーターというのは、サーバー側でキャッシュ(一時記憶)を持たせることで、表示速度をより早くおこなえるようにする仕組みです。
これを切っちゃうと表示速度が遅くなりそうなので、そのまま様子見をしていたところ、最近は結構安定してきたかなと思います。
サイト内リンクのページ遷移の速度が速くなった
ハイスピードプランにしてからサイト内リンクをクリックして、ページ遷移するときに「パッ」と切り替わるのが気持ちいいです。
早いときは本当に早いと感じます。
Google PageSpeed Toolsのスコア変動について
ハイスピードプランを導入した理由の1つがGoogleのサーチコンソールで計測されるスピードスコアの改善というのがありました。
約1ヵ月経過後の結果はどうなったかというと以下の通り。

サーチコンソール スピードテスト結果
モバイルに関してはほぼ変化なし。。
PCに関して改善はみられたかなぁと思います。
導入直後に速度が低下しているように見られると思うですが、その期間が上記のお問合せをした期間になります。
アクセラレーターにエラーがあったということで、イマイチ効果が感じられなかったんですが、その後、高速の緑のラインが増えていったと。
Googleの広告(AdSense)が足を引っ張ってるような気がしています。
ここの改善方法がイマイチわからんのですよね。
広告の遅延読み込みなどでほぼ良好になりました
ハイスピードプランに変更して、CLS対策や表示速度の高速化などを行い、サーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」はほぼ良好になりました!

サーチコンソール ウェブに関する主な指標 改善!
サーバースペックや処理速度に足を引っ張られている、という印象はないです。
早くて快適で満足しています!
スタンダードプランとハイスピードプランの比較
スタンダードプランとハイスピードプランの両方を試してみた感想を述べたいと思います。
ハイスピードプランという名称が、速度改善に対してものすごい期待感を抱かせるプラン名称になっているので、サーチコンソールのスコアも大幅改善するのではと思いがちですが、そこまで多大な影響はなかった、というのが正直な感想です。
これは、こっちが勝手に抱いた幻想で、実際に体感速度でも、グーグルのスピードテストでもスコアは改善しているので、早くなっているのは事実ですね。
期待が大きすぎて、それに比べると思ったほど早くなるわけじゃなかったと。
繰り返しますが、当然、スタンダードプランよりも表示速度は速いです。

ハイスピードプランとスタンダードプランの比較
ストレージがスタンダードプランの場合HDDだったんですが、リニューアルでSSDにパワーアップしました。
サーバーソフトウェアがApacheかLiteSpeedかの違いはまだあります。
ここがハイスピードプランの強みですね。
ハイスピードプランのスペックは最上位プランのエンタープライズプランと同一環境というのが嬉しいところ。
エンタープライズプランとの違い容量と転送量が大きな違いです。(他にもあります)
CPUの性能については明記されていないんですが、ここもハイスピードプランの方が良いものだと思います。
月額料金の最安値はどちらも500円~
ロリポップのリニューアルで月額料金の最安値はどちらも500円になりました。
あとは複数月の契約をできるかできないかの覚悟があるかないかで選んでください。
一番の悪手は、ハイスピードプランを単月契約して、月額1000円で借りてしまうことだと思います。
3年サイト運用を続ける自信がない場合は、最低でも割引が発生する6ヵ月→750円で契約するのが良いかと思います。
だって、同じ値段でもっと良いものを借りれるならそっち借りたほうがいいじゃないですか。
私だったら単月契約したら、すごく後悔しそうです。損したと。
ハイスピードプランにすれば表示速度は早くなるのか
ハイスピードプランにすれば表示速度が速くなるのかと言えば、スタンダードプランと比較すれば早くなりますが、そもそものサイトの作りがスピード化されていないとそのメリットはあまり感じられないと思います。
画像の軽量化や、HTMLやCSS、ジャバスクリプトの軽量化、CSSのインライン化など、サーバースペックに関係ないところはどのサーバーを使っても変わりないので。
表示高速化のできることを全部やって、それ以上に表示速度を上げたい、という方にはハイスピードプランがオススメ。
私がやった表示速度の高速は以下のページでご覧いただけます。
プランのダウングレードはできない
ロリポップのサーバーは、プランアップは簡単にできますが、プランダウンは基本的にできません。
スタンダードプラン → ハイスピードプランへの変更はクリック1つで可能です。
ハイスピードプラン → スタンダードプランへの変更はサーバー契約を解除して、改めてスタンダードプランの契約をする、という面倒な手順が必要になりますので、ご注意ください。
ロリポップ ハイスピードプランはこんな人にオススメ
通常の運用で表示速度の高速化もできていて、今以上に表示速度をUPしたいという人ですね。
スタンダードプランでできることは大体終わっていて、サーバー側のスペックアップでないと速度改善が望めない、という人向けのプランです。
あとはアクセス過多で、転送制限がかかるような人気サイトの方。(うらやましい)
まだまだ表示速度改善の余地があって、アクセスもそこまで多くなく、月額費用が負担に感じる方にはスタンダードプランのほうがオススメです。
月額500円でここまで使えるのは本当にコスパがいいプランです。スタンダードプラン!
2020年8月ロリポップ 全プランリニューアル記念初期費用無料キャンペーン
ロリポップは2020年8月5日(水)10:00〜2020年12月31日(木)23:59限定で、初期費用が無料になるキャンペーンを実施しています。
しかも、全プランでストレージ(ハードディスク)をSSDにバージョンアップというリニューアルを実施していますので、料金そのままでスペックがアップしました!
さらに、ハイスピードプランは永年初期費用が無料で、月額料金が500円~と価格変更が入り、ハイスピードプランの導入ハードルがかなり引き下がりました!
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fuchi
WEBクリエイター / 個人事業主
40歳 / ♂ / 鳥好き
WEB制作とWEBマーケティングをやってきました。
PHPとMysqlを使って面白いことをやりたいと模索中です。
ロリポップのレンタルサーバーを使っています
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